【曲目】When Your Lover Has Gone / I Stayed Too Long At The Fair / If I Could Be With You One Hour Tonight / My Ideal / It Looks Like Rain In Cherry Blossom Lane / It's Easy To Remember // Moon Song / Heart And Soul / If You Were There / My Silent Love / I Remember You / I'll See You In My Dreams【Arranger】Nelson Riddle
ブライトな希望に満ちあふれていたアメリカを象徴するような、溌剌としたコーラスを聴かせる三人姉妹。彼女たちの絶頂期のアルバムです。タイトル曲が聴き手を誘うのは、1920年代や30年代のポピュラー名曲や映画たち(この時代から見た“Good old days”)。さりげなくも完璧なハーモニーで楽しく聴かせてくれます。.
Columbia Special Products規格での60年代末リイシュー(オリジナルリリースは1962年)。
「Peel Me A Grape」を初めて歌った彼女。
ソングライターとしてのデイヴ・フリッシュバーグの曲を初めて採り上げたのは彼女なんだそうです。曲は「Peel Me A Grape」。フレッド・カーリンのユニークなビッグバンドアレンジで歌っています。エコーやビブラートを抑えた歌い方が、そのカーリンやピアニストのジョー・サイがアレンジするサウンドと相まって、不思議な魅力となって残ります。.
いきなりファンキーなエレキベースの音で幕を開ける70年作。同時代的なポップ・ナンバーを取り上げた現役感バリバリのアルバムです。強力なファンキー・ナンバーにアレンジされた「Dock Of The Bay」には強い自我を持って時代を生き抜いてきた彼女らしさが、「I Think It's Gonna Rain Today」には荒涼とした心の景色が広がります。.
収録曲・データ
【曲目】My Heart Sings / Don’t Explain / Can I Change My Mind? / Lean On Me / The Dock Of The Bay / A Natural Woman // Every Day People / Please Send Me Someone To Love / Spinning Wheel / Living Is Dying Without You / I Think It’s Gonna Rain Today
60年代半ばのポップムードと洗練性に富んだ傑作。ボブ・ドロウ、トミー・ウォルフ、サイ・コールマンをはじめジャズ界の“わかってる”作家陣の書き下ろし新曲を用意。スー・レイニーのImperial三部作にも通じるポップ感覚が素晴らしいです。ラストナンバー「Hold Your Head High」はランディ・ニューマンとジャッキー・デシャノンの共作曲。夏の日差しにくらっとした瞬間を思わすソフトボッサ「There Is No Right Way」もまぶしくて。.
収録曲・データ
【曲目】Wonderful Life / There Are Days When I Don’t Think Of You At All / There Is No Right Way / Goin ToCalifornia / Is It Over Bab? / I’ve Never Been Anythng // Sometime Ago / Nothing Like You / Here I Go Again / Mad At The World / This Life We’ve Led / Hold Your Head High
【曲目】Don't Think Twice / Baltimore Oriole / I've Got Just About Everything / The Message / The Crawdad Song // Better Than Anything / But For Now / Tis Autumn / Baby, You Should Know It / Lazy Afternoon
J's・ウィズ・ジェイミーがレーベルを移籍して改名、ジェイミー&J・シルヴィア・シンガーズとしてのセカンド。「It's Not Unusual」収録のファーストにまったく引けを取らない素晴らしい内容です。とりあえず、ハイ・スピードな展開にエレキまで飛び出す「Hold On Tight」でノックアウト! 「Who Am I」や「You’ve Got Your Troubles」の飛翔感も最高! 「What The World Needs Now」もスウィートで素敵なワルツに。アレンジはドン・コスタです。.
収録曲・データ
【曲目】Hold On Tight / Goin' Out of My Head / Secret Love / I've Grown Accustomed To Her Face / What the World Needs Now / The Inch Worm // You've Got Your Troubles / Sweetness / What Now? / Dear Heart / Who Am I? / Sleep Away
ぐっとソウルっぽさを増した69年のアルバム。「By The Time I Get To Phoenix」などではシルキーなストリングスでバラードに仕立てるなど、ジャズシンガーらしいムーディーなアプローチも共存。それがまた現代の耳にはスリルにもなってます。ファンキーな「Got It Together」を作曲しているチャールズ・W・レイニーって、あの名ベーシスト、チャック・レイニーのことなんですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Son Of A Preacher man / By The I Get To Phoenix / Mr.Walker It’s All Over / I made You This Way / Almost Persuaded // Got It Together / Make The World Go Away / Husbands And Wives / Little Green Apples / Trouble In Mind /
ジャジーで“跳ね”の効いたサウンドにKOされてください。一曲目「Teach Me Tonight」! ロックビートと言ってもさしつかえないソリッドなグルーヴをいなせなムードと抜群の歌唱力で渡り歩く! そんな自由な色気にクラクラです。全部で3枚の傑作を残したCapitol時代を締めくくるかっこいい1枚。この後、彼女は渡英。イギリスでもしっかりとしたキャリアを築きます。.
収録曲・データ
【曲目】Teach Me Tonight / Just A Dream / There! I’ve Said It Again / The Moment Of Truth / Lovin’ Is Livin’ / I Still Get Jealous // Put Your Arms Around Me, Honey / I Wanna Be Loved / Do It Again / Love Is An Old Maid’s Dream
1930年生まれの女優兼シンガー。甘やかなアルトヴォイスで、四季折々をしっとり歌った愛の歌のアルバムです。また、このアルバムの成功の一因はフランク・デヴォルの壮麗なオーケストレーション。音で景色を描き出し、歌う彼女をそれぞれの主人公にしてくれます。「It Might As Well Be Spring(春の如く)」など、季節を歌いこんだ曲って本当に良いものが多いですね。.
タイトル通り、ソフトロックの時代に敏感に対応した「変化」を見せたふたり。瑞々しいソフトポップスを本作でも披露してくれています。ジャズ的な深みを加えたジョン・セバスチャン「Didn't Want To Have To Do It」やスキャットで押し通すビートルズ「Norwegian Wood」のカヴァーが素晴らしい。知る人ぞ知るラニー・シンクレアのカヴァーも素敵です。ちなみに、ジャケ裏にある推薦文はロジャニコのアルバムと同じ人(ジョニー・マグナス)です。.
収録曲・データ
【曲目】Dedicated To Love / Yesterday / Didn’t Want To Have To Do It / In My Life / Bye Bye / Counting // Changes / And I Love Her / The Word / Norwegian Wood / Can’t Buy My Love
指揮/アレンジは旦那様のロイ・バッドというイギリス・レコーディング盤です。冒頭のファンキー「True Love」でビックリ! さすが6ヶ国語をあやつる才女。70年代でもチャレンジ精神は健在です。4ビートからシティポップへと変化し、「雨に唄えば」も織り込む「Laughter In The Rain」はロイ・バッドのアレンジともども最高! そして猛烈なスピードで駆け抜けるビッグバンド版「Feelin' Groovy」へ! 才人による手抜きの無い音作りと天才的な歌が一致した傑作です!.
元ハイローズのジーン・ピュアリングが結成したバカテク&キュートなコーラスグループ。アルバムはどれも素敵ですが、コール・ポーターやロジャース&ハートらのスタンダードナンバーを歌ったアルバム。実は意外とそこに焦点を絞った作品はなかったかも。16ビートにアレンジされた「Falling In Love With Love」に参りました! タイトル曲や「Mountain Greenary」などスピーディーなナンバーでも一糸乱れぬスキャット&ハーモニーを披露!.
収録曲・データ
【曲目】Easy To Love / Where Or When / Close Enough For Love / Mountain Greenery / Lullaby Of Birdland // Falling In Love With Love / Nina Never Knew / Bass-Ically Speaking / Willow Weep For Me
ケニー・ランキンの名曲「Haven't We Met」のメル・トーメ・ヴァージョンを収録しているアルバムがこれ。もとから彼のために書かれたのではないか?と思われるほどの仕上がり。どこかで耳にしているメロディが、メルの声にかかると見事にヒップなジャズになる。そんな驚きに満ちた作品。ロバート・マージーのアレンジしたストリングスのきらびやかさよ! これはもうオトナのためのソフトロックでしょ!.
収録曲・データ
【曲目】I’ve Got You Under My Skin / That’s All / What Is There To Say? / Do I Love You Because / You’re Beautiful? / The Folks That Live On The Hill / Isn’t It A Pity // Ho-Ba-La-La / P.S. I Love You / The Nearness Of You / My Romance / The Second Time Around / Haven’t We Met
米国ポップ・エンタメ界を代表するおしどり夫婦。「Two On The Asile〜通路側席の二人」のタイトル曲通り、ミュージカルや映画からのナンバーを歌います。劇場でお会いしましょう、みたいな。アレンジは、彼らを若い頃から見守り続けているドン・コスタ。このコンビネーションにハズシ無しです! 「A Lot Of Livin'」の華やかさ「It's Love」のジャズ感覚など素敵! 晴れやかなイーディと甘やかなスティーヴの声の相性が、ホントいいんですよ。.
収録曲・データ
【曲目】Two On The Aisle / Til There Was You / Make Someone Happy / The Party’s Over / If Ever I Should Leave You / Namely You // A Lot Of Livin’ / Language Of Love / It’s Love / Til Tomorrow / Just My Luck / Put On A Happy Face
1962年に「Love Letters」をヒットさせた彼女(ジュリー・ロンドンで有名ですが、チャートに上がったのは彼女のほう)。その後もアルバムを重ね、ここでもソウルフルにスイングしたヴォーカルを聴かせます。ディオンヌ・ワーウィックもカヴァーした「You Can Have Him」がグルーヴィー・ゴスペル。.
まずはジャケットをご覧ください。超かわいい! このとき彼は6歳。TV番組「Jack In The Box」で有名になったご褒美に企画されたアルバムです。アル・キャップスによるプロデュース&アレンジのハッピー&ファンキーなサウンド。あどけなさすぎる歌声に思わずホロリ。タイトル曲や「Candy Man」はホント名曲。「Eenie-Meenie-Minee-Moe」もアッパー! 微笑ましい限り。アルバムはこれ一枚きり。開くと思わずキュンとしてしまうセンチな表情の写真がのぞきます。.