ブラックパンサー党の指導者のひとりで、収監中に脱獄をしようとして射殺された人物がジョージ・ジャクソン。当時アメリカを騒がせたその事件の、わずか3ヶ月後にリリースされたディランのシングル。プロテスト的な姿勢をひさびさに表明した曲でした。2ヴァージョンを両面に収録。.
George Jackson (Big Band Version).
George Jackson (Acoustic Version).ヴァージニア州に70年代初頭だけ存在した幻のインディレーベルに残された女性フォーキーの逸品。録音はナッシュヴィルとリッチモンド。若き日のジョニ・ミッチェルを彷彿とさせる澄んだ声とアシッドなヴィブラートが共存した唯一無二の魅力です。自作曲以外にもティム・ハーディン「If I Were A Carpenter」やトラディショナル「Greensleeves」など。エレン・マキルウェインみたいなファンキーなバンドサウンドの「Closer」にも驚きました! もちろんレアです!.
Closer.
Greensleeves.
If I Were A Carpenter.ヤングブラッズの中心人物。セカンドソロです。ソフトなフォーク調で始まってフォーキーなボッサインスト、そしてコーダではカントリーワルツと表情を変えるタイトル曲は、彼の自由な音楽性の本質を物語っているよう。さわやかさのなかに冒険心がある。そんなところが気になるのです。.
Song For Juli.
ジャンバラヤ.
Morning Sun.Shelterレーベルでの傑作「In God We Trust」に人気の面でこそ劣りますが、内容は文句なし。サウンド面ではややザックリした感触が後退していますが、その分、曲の良さ、歌心が前面に出てきています。彼がすぐれたソングライターであることを実感できる印象は、本作でもまったく変わりなしです。.
She's A Friend Of Mine.
Look What The Years Have Done.
The Train Don’t Stop Here No More.テキサス出身のデルバート・マクリントンとグレン・クラークがLAで結成したデュオ。期待を裏切らないセカンド作です。スワンプサウンドで有名ですが、素朴なSSWのような雰囲気の曲もあってなかなか多岐に渡った音づくり。ざっくりと男臭く胸の内を語ります。前作に比べ少し洗練も。とはいえ大地に染み込むような大らかな音楽は不変。それが彼らの醍醐味です。.
Oh My.
Too Much.
Sidewalk Diploma.長いあいだにわたってウッドストックSSWの大名盤として語り継がれている作品。名曲「The Brand New Tennessee Waltz」「Biloxi」など、寒い夜に似合う人肌サウンド。もちろん見開きジャケットです。4面とも彼の同じ顔というアートワークが地味ながら挑発的。アルバムを聴きながら順に顔を眺めてゆくと、最後にはその表情の意味が違って感じられたり……。.
The Brand New Tennessee Waltz.
Biloxi.
Snow.もともとお互いにソロとして成功する以前の69年4月に録音されていたセカンドアルバム。若き二人の音楽へのひたむきな情熱とずぶずぶの南部指向が結実した傑作です。本作が未発表になったことでマーク・ベノは一時期、音楽活動からリタイア。レオン・ラッセルはソロ・デビューへの道を進みました。それがこのアルバムに光を当てたのだから皮肉なものです。.
Tryin' To Stay Live.
Lady In Waiting.
Learn Now To Boogie.アメリカン・ミュージックへの憧れを、いかにも英国的なフィルターを通しながら独自のものとして消化した英国SSWの大傑作セカンド・アルバム。なんだかプリAOR的な雰囲気も出てきて、たまんないんですよ! B面2曲目のメロウな「Heaven Knows」から痛快にスイングするタイトル曲「Sunny Side Of The Streets」への流れがたまらなく素晴らしいのです。優しい日の光の中で聴きたい傑作!.
Heaven Knows.
Sunny Side Of The Street.
Give All You’ve Got To Give.ウディ・ガスリー〜初期のボブ・ディランの流れを汲むフォーキーなSSWの77年作。何物にも左右されない落ち着いた風情が魅力です。ガスリー・ナンバーもカヴァー。草原の道すがら、小犬の頭を撫でてる裏ジャケにこの作品の持つ“味”が表れています。フォーキーで人懐っこいサウンドと彼の中に潜むトゲの重なり合いを、名匠ニック・ヴェネットが絶妙にプロデュース。.
Blue Ridge Mountain Skyline.
Will You Miss Me When I’m Gone.
Carolina Soldier Boy.NYイタロ・シーンの産んだ名作。ジェイク・ジェイコブス、ゲイリー・ボナーらと伝説のグループ、マジシャンズを結成してデビュー。60年代後半からは名ソングライター・チーム、ゴードン&ボナーとして活動。本作はセカンド・ソロで、ジャック・ニッチェのプロデュース。甘くて切ないブルーアイドSSWアルバム。アメリカではソウルの棚に入っていることもありますよ。しゃがれ声で歌われる男泣きのバラードがとにかく素晴らしい出来! 翌年にジャケを変更して再発されますが、こちらがオリジナル!.
Caught In Another Way With Love.
I'm Comin' Down With A Thrill.
Soul Sneekers.1971年の名作「Stories」の印象が日本では強すぎて、他のアルバムがわりと無視されている感じですよね。変わらぬ歌心の良さ、もっと知ってほしい。そして、バリー・ゴールドバーグがプロデュースしたこのアルバム、ジェシ・エド・デイヴィスとデヴィッド・リンドレーという日本人気の高いギタリスト2人が参加! ジェシ・エドのあの音、あのプレイが随所でちゃんと聴けるので注目してください。.
Tom’s Song.
I Feel Bad.
She’s Got You.70年代初頭に2枚のアルバムをリリースしたクリスチャン系シンガー・ソングライター。彼のギター弾き語りだけで通したファーストアルバムです。ティム・バックリーの若き日にも通じるヴォーカルにまずかなりの魅力。そして曲もよいです。経験な信仰がもたらす無私の祈りでありながら、彼自身の音楽家としての個性がどうしようもなく前に出てしまうという、レリジャスフォークの最良のかたちです。.
The Boxer.
Thunderin’.
Have You Heard The Wind?.Tiger Lilyからリリースしたエクストラゴドナリー・バンド名義のアルバムは激(×10000)レア。60年代にはゴードン&ボナーのコンビでソングライターとして活動したアラン・ゴードン。彼のその幻のアルバム収録曲で、シングルはなぜかRCAからのリリースでした。アレンジはチャーリー・カレロ。ニューヨーカーらしいディスコタッチの晴れやかなナンバー。メロディの良さがキラリ。.
Step Up To The Mike.デビューは1981年。自主レーベルからのリリースで、カリフォルニアのフォークシーンで淡々と活動を続けていた人です。これがセカンドで、こちらも同じ自分のレーベルから。4年が経過しても流行にいっさいまどわされない音楽性は変わらず。気の合う音楽仲間たちとグッドタイミーに自分の好きな歌を歌ってます。ちょっとジャズ&ジャイヴ味があるのもいいですね。.
Don’t Worry, Be Happy!.
My Moment Will Come.
Clyde Hayes.生前のラストアルバム「Look At The Fool」からのシングルカット。コーラスとハンドクラップがあるのでポップだという判断だったのでしょうね。彼のアルバムでもっともファンキーで、捨て鉢な人生のしめくくりとしてはあまりにかっこいい曲じゃないですか! レア!.
Wanda Lu.ポール・マッカートニー直系のポップ・センスと、ジョン・レノン的な繊細さを兼ね備えた才人。70年代後半に大ブレイクしますが、ハンブルバムズとスティーラーズ・ホイールの間に発表されたファースト・ソロは、まさに珠玉という言葉がふさわしいSSWアルバムです。パワーポップとパブロックの隙間に咲いたこの花、けれん味もなく、素敵です。.
Mr. Universe .
Make You, Break You.
New Street Blues.ハル・パーマーは生涯を音楽を通じた教育に捧げたシンガー・ソングライター。そんな真面目くさいのは聴いてられないとスルーする前に、タイトル曲「Homemade Band」を聴いてほしいです。このマイルドなファンキーさ! 日本人好みじゃないですか? アレンジもいい。ジャケット通り、子どもたちに自分で(プリミティヴな)バンドを組ませるためのレコードです。キッズもときどきコーラスに加わりますよ。.
Homemade Band.
Stick Dance.
Old MacDonald.Bearsvilleに2枚のアルバムを残す女性シンガー・ソングライター。ブルージーな持ち味があって、ボニー・レイットやロリー・ブロックの系譜ですね。全編でポール・バターフィールドが印象的なハーモニカで助演するなど、ガーリー・スワンプとして上質な内容。あと5年早くデビューしていたら、きっともっとその筋のファンに評価されていたはずです。プロデュースはジョン・サイモン。.
Believe It So.
Covered Up In Aces.
Sunset Harvest Moon.ロビー・ロバートソンがプロデュースしたファーストアルバムの印象が強すぎてこのセカンドを陰に隠しているのがもったいないと思います。エイモス・ギャレット全面参加、トッド・ラングレンのプロデュース3曲を含む本作。彼の等身大な呼吸にもっと近づいたような気にさせてくれる身近さを持った内容です。トッド・アレンジの「Silly Heart」めちゃポップでいい曲です。.
Silly Heart.
Glory To The Day.
Isn’t That So?.在籍していたブレッドを経てのち、自身のソロ・キャリアを確立させたサード・アルバム。プロデュースもアレンジも自身で行なっています。大人なのに甘酸っぱい、デヴィッド・ゲイツならではの持ち味を存分に発揮、ポップでデリケートなメロディ・センスがここにきて全面開花。もちろん映画「グッバイガール」のエンディング・シーンに用いられて大ヒットした涙のタイトル・ナンバー(あのラストシーン、よかったですよね)は冒頭に収録。.
Goodbye Girl.
Took The Last Train.
Lorilee.珠玉のアルバム「Bags And Things」からのシングルカット。スティーヴ・バリのプロデュース、ジミー・ハスケルがストリングスアレンジ。作曲はもちろんランバート&ポッターのコンビ。自らダンヒル・サウンドのお手本を示したようないい曲。のちにライチャス・ブラザーズがとりあげてます。.
Dream On.大ヒット曲という以上にジェームス・テイラーの生き方そのものを表しているドラマチックな重要曲。全米3位まで上昇。きわめて控えめなプレイながら、この曲でのラス・カンケルのドラミングは高く評価されています。.
Fire And Rain.
Anywhere Like Heaven.彼女のシンガー・ソングライターとしての側面を引き出したアルバムのタイトル曲。「私はもうすっかりおとなになったのよ」とやさしく問いかけるウォームなラブソングです。モノラルミックスはDJ盤のみ。.
Your Baby Is A Lady .ラリー・マークスはバーバンク人脈のプロデューサーですが、ソングライターとしてもロジャー・ニコルスのとりあげた「Love Song, Love Song」の作者であるなど定評があります。彼がA&Mでリリースしたソロ・アーティストとしてのシングル。バーバンク風の香りが高いフォーキーなナンバーです。.
L.A. Break Down.オハイオ州シンシナティ出身のCCMデュオ。これがセカンド。繊細さと透明感をたたえた音作りと、祈りの境地に深く沈む混むようなヴォーカルとハーモニーが、以前からアシッドフォーク的にも評価されていました。アコースティックな質感を重視したバンドサウンドは日本人リスナー向けでもあります。.
Come Back, Come Back.
Yeshua, Hope Of Israel.
Comfort Ye My People.60年代のボストン暮らしから転じて、LAに居を移してすぐにパラマウントから傑作アルバムが今も人気の高いファースト・ソロ「John Herald」をParamountからリリース。その5年後にサンフランシスコのスモールレーベルから発表した本作です。きままな雰囲気、ペーソスあふれる声、そして無邪気に音楽を楽しむ姿にやられます。Paramount盤が好きなら、本作でも彼の変わらぬ魅力に酔えるはず。.
Slightly Blind.
Happy Sunny Side Of The Life.
Wiggle Worm Wiggle.「若くて気分屋」という名前の男性デュオ。といっても彼らの本名なのですが。渋さの中に粋な感覚が垣間見える良質のブリティッシュ・スワンプです。ミック・ムーディはこの後、ヘビメタ路線のバンドで活躍するのですが、それをまったく予想もさせない人間味あふれるサウンドです。ロニー・レインのファンにも推薦。.
I’ll Be Back.
Someone Else’s Door.
Too Young To Feel This Way.NY州サラトガ・スプリングのコーヒーハウス、カフェ・レナに出入りするうち、自身も歌い始めたのが60年代末。デュオ編成による地元ツアー、ユタ・フィリップスの助演などを経て、ソロデビューしたアルバムがこちら。おおらかな音楽を繰り広げています。ちょっとビターな隠し味も男の粋。界隈のミュージシャンと活発な交流があった人で、レコードショップを経営していたこともあるとか。味のある歌声です。.
Wasted Rose.
Church And Paydays.
For The Love Of Pete.NY青春系SSWとしてデビューしたのが1982年。このサードアルバムはT・ボーン・バーネットのプロデュース。この時期、彼はNY在住だった佐野元春さんとも交流がありました。A-2「Yvonne」にはNRBQのジョーイ・スパンピナートとトム・アルドリーノが参加。エイティーズ的なドンシャリサウンドではありますが、パワーポップファンのハートを直撃する良メロのるつぼです。「Like A Vague Memory」はライブでもよく歌われてました。.
Yvonne.
Blues Is King.
Like A Vague Memory.“オーストラリアのシド・バレット”といわれ、90年代オルタナ・シーンに再発見されたピップ・プラウドは、ダニエル・ジョンストンをはじめとする80s/90sロウファイ音楽の先駆的作家であり、独創性の高さからフォロワーも成立しなかったアウトサイダー。幻の1stアルバムを含む60年代音源と70年代の秘蔵音源をコンパイルし、世界で初めて英詩を掲載した新旧リスナー双方の必聴盤!.