ネルソン・リドルの華麗なアレンジをバックに歌った穏やかスイング盤。「Falling In Love With Love」のような曲の大胆なアレンジに両者の個性が見事に表れていますね。柔らかさの中に芯の強さを秘めた彼女の歌声は素晴らしいし、フレージングにも独自の個性が出来上がってます。いちばんジャズっぽいかも。すべての良い条件が揃った幸福な1枚。.
シカゴからNYにやってきたダニー・ハサウェイをメンバーを迎えて制作したアレサのニューソウル路線での傑作。リズムの跳ねが16ビートになっているバカラック「April Fools」やデルフォニクス「Didn't I (Blow Your Mind This Time)」の素晴らしいカヴァー・ヴァージョンが新しい風を運んでいます。また、「Rock Steady」や「Day Dreaming」など彼女の自作曲が4曲あって、アレサのソングライターとしての実力も思い知らされます。.
「Friends In Love」が一時AORファンの間ですごく人気でしたが、だったらこちらもぜひ。デヴィッド・フォスターを筆頭に、クリス・クリスチャン、ロビー・パットン、ブルース・ロバーツ、デヴィッド・ラスリーら西海岸AORシーンを代表するライター陣が佳曲を提供しています。ディオンヌのAORはどれもよいです。なんといっても、あの「It’s The Falling In Love」のディオンヌ版!.
いにしえのジャズの都カンザスシティで活動した女性ジャズシンガー。東洋系のピアニスト、マイク・ニンの率いるクインテット(レーベルも彼の主宰)を従えての颯爽とした歌いっぷり。「Twisted」やボブ・ドロウの「Better Than Anything」など、頭の回転の速い女性によく似合う歌がうまい。でも、親しみの持てる感じ。裏ジャケの写真からもそんな彼女の佇まいがわかります。.
【曲目】I Believe In Dreams / I’ll Buy That Dream / My Ship / All I Do Is Dream Of You / When I Grow Too Old To Dream / We’ll Love Again // I Have Dreamed / Periwinkle Blue / Someday I’ll Find You / You Stepped Out Of A Dream / Oh What A Beautiful Dream / Time To Say Goodnight
【曲目】 I’m In The Mood For Love / Come Rain Or Come Shine / When I Fall In Love / You Better Go now / Don’t Blame Me / Sophisticated Lady // Lucky Day / Just One Of Those Things / My Heart Sings / The Lady Is A Tramp / I Cried For You / I Want To Be Happy
アメリカの50〜60年代を代表する美女シンガー。容姿端麗なだけでなく歌声のキュートさ、スイング感も素晴らしいのです。本作はジミー・ハスケルのアレンジで、ジャズソングを気持ち良く歌った爽快盤。すかっとしたビッグバンド・サウンドで歌う「This Could Be The Start Of Something」が伝える気分、まさにそれは新しい季節です!.
収録曲・データ
【曲目】This Could Be The Start Of Something / Ain’t Misbehavin’ / A Lot Of Livin’ To Do / Just In Time / The Lady Is A Tramp / I Get A Kick Out Of You // It’s All Right With Me / When My Sugar Walks Down The Street / Something’s Gotta Give / Day In - Day Out / Cheek To Cheek / I’m Shooting High
ランバート・ヘンドリックス&ロスから脱退し、ソロ活動を経て渡英した彼女がイギリスで録音したアルバム。ふくよかさとシャープさを兼ね備えたビッグバンド・アレンジがいかにもイギリスっぽい感じ。よく知られたスタンダードを採り上げています。「A Lot Of Livin' To Do」「I'm Gonna Go Fishin'」など、ランバート・ヘンドリックス&ロス時代のオキャンなノリを持った曲も。.
【曲目】Witchcraft / I’ll Never Be Free / The Lady Sings The Blues / Come Rain Or Come Shine / When Sunny Gets Blue / How Little We Know // I Hear The Music Now / Baltimore Oriole / Just In Time / Like A Woman / Skyscraper Blues / You Don’t Know What Love Is
レナ・ホーンとミシェル・ルグランのコラボレーション。コーネル・デュプリー、グラディ・テイトといった一流のジャズ・ミュージシャンがサポートがサウンドの肝です。「I Will Wait For You」でうねりまくるフェンダーベースにはオドロキですね。音もすごくいい! ウォームで洒落っ気のあるファンキーなジャズ・ヴォーカル・アルバムです。.
63年リリースのセカンド・アルバム。スケールの大きな歌唱力で一気にスターダムに上り詰めていった時期の作品です。専属アレンジャーのピーター・マッツが提供した「Gottta Move」そして最高の60sスイング「Lover, Come Back To Me」などが、彼女ならではのバネの効いた表現力で収められています。.
【曲目】People Will Say We’re In Love / Don’t Blame Me / Get Out Of My Life / I’ve Got You Under My Skin / Four / Lady With A Painted Smile // Moonlight Serenade / The Last Moment / I Know That You Know / From An Ancient Proverb / The Lady’s In Love With You / Visit Me
スウェーデン出身のジャズシンガー。ビル・エヴァンスと共演した「Waltz For Debby」のあまりに美しい歌声で知られています。本作はサド&メル・オーケストラをフィンランドに迎えて録音した1枚。ブロッサム・ディアリーの「Long Daddy Green」や同郷のラルス・ガリンの曲を採り上げて、気持ちよく歌っています。アメリカでのリリースは少ないのが残念です。.
パーカッションに導かれ幽玄に幕開けする「All Or Nothing At All」の冷ややかな空気が、このアルバムを物語っています。独特のヴィブラートがかかった彼女の声が、フルートやギターをアクセントにしただけのシンプルなジャズコンボの演奏とともに、空気を震わせます。余白の美を深く感じる傑作。.
収録曲・データ
All Or Nothing At All / Let Me Love You / I Love You Much / I’ll Never Smile Again / I’ll Remember April / You Always Hurt The One You Love / The End Of A Love Affair // Mad About Him, Sad Without Him, How Can I Be Glad Without Him Blues / That Ole Devil Called Love / Undecided / You Don’t Know What Love Is / I’ve Found A New Baby / I’ve Found A New Baby
「Steve Allen Presents」とあります。この時期でアレンの推薦と言えば、マーティン・デニーのジャケを飾る美女として知られるサンディ・ワーナーの唯一のソロもそうでしたね。こちらのキャロル嬢は声にキュートな魅力があって歌がうまいうえにピアノも達者。バックのコンボもシンプルかつユニークなのはアレン仕込みでしょう。「Bell, Rock And Candle」のスピード感にゾクッ! これがセカンド。ミュージシャンとしてのセンスのよさを感じます。.
「Latin Ala Lee」に続く、ペギー・リーのラテン・ポップ・アルバム! 前回はギタリスト、ジャック・マーシャルのアレンジでしたが、今回はバックを務めるのはピアニスト、ジョー・ハーネルのグループ。ブラスへのアプローチの違いも見えて面白いですね。リズムも強調されていてかっこいいです。前後をひっくり返したジャケにも拍手!!.
ひとりルビー&ザ・ロマンティックスというか、独特のメロウな歌声でミディアムテンポのポップソウル名曲(「Hello Stranger」)などを残した彼女。自身も優れたソングライターなのですが、このアルバムでは全曲他人の曲。シルキーなボサノヴァやマイルドなポップスが詰まってます。ゴフィン&キング作「Don't Forget About Me」にキュンとします。.
収録曲・データ
【曲目】 It’s Magic / The Shadow Of Your Smile / Let It Be Me / Quiet Nights / Since I Feel For You / Don’t Forget About Me // I Only Miss Him When I Think Of Him / Yesterday / He’s So Bad / A Taste Of Honey / Sorrow / Who Can I Turn To ( When Nobody Needs Me )
カナダはケベック地方出身のシンガー。透明感あるシティサウンドを聴かせます。スティーヴ・イートン、スティーヴン・ビショップ、デヴィッド・ポメランツらという気になる作家陣。脇を固めるのはマックス・ベネット、ウィルトン・フェルダー、ジョー・サンプル、リー・リトナーら。ポメランツ作のキャッチーな「Ain't Time Enough」や、ジョニ・ミッチェル「Blue」からの「All I Want」のソフトAORなカヴァーがいいですねえ。.
収録曲・データ
【曲目】All I Want / Higher Mountain / Wrong Side Of Paradise / Ain't Time Enough / Trying To Say Goodbye / Every Little Thing // Take Me Away / Soldier Of Fortune / It All Comes Back To You / Crazy About You / At Every End, There's A Beginning