もともとはジェリー・ロスの後押しでデビューしたブルーアイドソウルグループ。2枚あるアルバムは何故かどちらも「The Mob」というグループ名のみ。本作が4年ぶりのセカンドにしてラスト。プロデュースはボーンズ・ハウ。デビュー当時よりもぐっとメロウ度ファンク度ともに増した音になってます。ネッド・ドヒニーの「Get It Up For Love」やバリー・マン作「When You Get Right Down To It」などカヴァーも最高。.
Get It Up For Love.
When You Get Right Down To It.
I Can’t Stop This Love Song.アル・カーシャのアレンジ、ボブ・クリューのプロデュース。スクールボーイズ&ガールズな雰囲気満点のコーラスが弾けるティーンエイジポップ! ファズが効いてるアレンジはガレージっぽいですね。最高にハッピーな気分になれます。シングルオンリーのグループですよ。.
(When She Wants Good lovin') My baby Comes To Me.
This Must Be The Place.なんだこの怒濤の盛り上がりは! ボブ・クリューが手掛けたサイケデリックなコーラスポップ。ストリングスにタンバリン、各種パーカッションにバンジョーまで絡んだサウンドは東海岸バーバンクサウンド? それでいて、フォー・シーズンス以来の伝統を受け継いだファルセットコーラスでめちゃくちゃに盛り上がってしまう展開。この異常なノリに腰を抜かしました! B面はグルーミーなソフトサイケで、これもすごいです。.
She Ain’t Lovin’ You.
Here Today , Gone Tomorrow.ブライアン・エプスタインのマネジメントでデビュー。その縁でヒットしたアルバム・タイトル曲にはビートルズからポールとジョージが参加しています。基本はディランのカヴァーを中心にした清楚なフォークロック。女性がひとり参加していて、さりげなく友情の香りがするところが愛おしく思えます。US盤のジャケはモノクロ写真のものがほとんどで、カラー写真を使ったものは割と珍しいです。.
You’ve Got To Hide Your Love Away.
Blood Red River.
Blowin’ In The Wind.元ハード。そして70年代後半、ライブ盤「Frampton Comes Alive」で全世界を席巻した彼が、事実上のセカンドソロとしてリリースしたアルバム。バンド名義になっています。当時まだフランプトンは23歳。若い情熱を巧みなソングライティングで表現しています。キーボードで参加しているのは、のちにイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズのメンバーになるミッキー・ギャラガー。彼の音色、とてもよいです。.
All Night Long.
Don’t Fade Away.
Do You Feel Like We Do.タートルズのコンセプチュアルなポップ大傑作! 曲ごとに違うバンドに扮し、サーフ、サイケ、カントリー、ロックンロール、ハワイアン、エキゾチカなど、ありとあらゆるスタイルで繰り広げる一大ポップ絵巻! そんな手の込んだ遊び精神から傑作シングル「Elenore」やサーフ名曲「Surfer Dan」などが生まれてます。音楽で遊ぶということの意味と価値を思い知らされる作品です。.
Surfer Dan.
Elenore.
You Showed Me.デレク&ザ・ドミノスのメンバーだった彼がダンヒルに残したスワンプ・ロックの名作です。事実上、ドミノスのサウンドの中核を成していた彼の魅力的な声が、全開になっています。また、豪毅なスワンプだけでなく、「A Game Called Life」のような、じわりとミスティックな作風でも、その才能の奥深さを感じさせてくれます。.
Where There's A Will There's A Way.
A Game Called Life.
The Scenery Has Slowly Changed.後期バーズにベーシストとして加入するスキップ・バッティン。マニアの方はご存じと思いますが、彼はそれ以前にソロアーティストとして、またはデュオやバンドの一員として数多くのシングルを残しています。Grooveレーベルに残したシングルは2枚。のちの渋いイメージからは想像もつかないキャッチーなグッドタイムポップ。マニア向けの逸品ながら、良い曲です。.
What’s Mine Is Mine.
Ten Feet Tall.キーボード3人の6人編成時代のユートピアのライヴ。ポップ世界ポップとプログレ的なハイテクニックが交差するサウンド。ファーストアルバムの勢いそのままの質の高い楽曲が収録されています。ムーヴのカヴァー「Do Ya」はここに収録。今もライヴでの大人気曲「Just One Victory」収録です。.
Just One Victory.
The Wheel.
Do Ya.ボー・ブラメルズがワーナーと契約してバーバンクサウンド化する前のサンフランシスコ時代のベスト盤です。この時代も「Laugh Laugh」「Just A Little」などヒット曲をすでに出していた彼ら。ソングライターとしてのロン・エリオットの才能も切れ味があって、これはこれでひとつの完成形だったという印象です。疑似ステレオ盤。.
Laugh Laugh.
You Tell Me Why.
Just A Little.全英5位/全米7位の大ヒットとなったトロッグス流ソフトロック。リーダー、レグ・プレスリーのソングライターとしての魅力を伝える曲ですね。シンプルな反復+バロックなアレンジがキャッチーで、ほのかに漂う不良性もあって。若い頃のアレックス・チルトンも影響受けたと思います。90年代にはウェット・ウェット・ウェットがカヴァー!.
Love Is All Around.
When Will The Rain Come.ノートン・バッファロー、マリア・マルダーらをシンガーに迎えたノスタルジックプロジェクト。ロックンロール/オールディーズ、ブルースも含む内容は、アメリカ音楽史的ともいえるでしょうね。マリアは「Back In My Dreams」を彼女らしいレイジーさで歌ってます。ハル・ウィルナーの一連のトリビュート作品にも近い印象。丁寧な作りのブックレット付き。.
Back In My Dreams.
Long About Midnight.
Misterioso.タイトル曲のイントロ、90年代にはよく聴きました。サバービア周辺でロックが紹介され始めた頃に採り上げられた一枚です。めぐりめぐって今聴くと、また新鮮な気がしません? カナダはトロント出身のファンキーなブラスロック・バンド。A-1「Love Of A Woman」のイントロもかっこいいです。時代をひとまわりしてもういっぺんトライしてみましょう。.
One Fine Morning.
Love Of A Woman.
Show Me The Way.ロックンロール狂にしてポップスオタクでもあるという資質を活かしてパブロック・シーンの兄貴分として存在感を見せたデイヴ・エドモンズ。これがサードアルバムで、Swan Song第1作。ニック・ロウらを迎えた記念すべき作品で、事実上、ロックパイル体制での初作品でもあります。ニック・ロウがのちに自分でも再演する「I Knew The Bride」の初演はここに収録!.
I Knew The Bride.
Back To Schooldays.
Here Comes The Weekend.70年代初めにカヤナス&ピケット名義でのアルバムも出していた才人ソングライター・コンビが中心となって結成されたセイラーのファースト・アルバム。日本のムーンライダーズなどにも多大な影響をあたえたモダンポップ感覚は、すでにここから全開です。ハードロックやプログレの時代に彼らがつきつけたヒップなダンディズム!.
Traffic Jam.
Blue Desert.
Josephine Baker.タートルズの未発表曲3曲と、彼ら流のサーフ名曲「Surfer Dan」をカップリングした4曲入り12インチEP。いかにもピクチャーディスクみたいに見えるジャケットですが、じつはただ円形の紙が入ってるだけというイタズラがRhinoらしさ! 70年代後半のこのレーベルの遊び心が感じ取れます。そしてタートルズの未発表曲、ソフトサイケでかなりいいんです!.
The Last Thing I Remember, The First Thing I Knew.
To See The Sun.
Surfer Dan.初期マリアンヌ・フェイスフルでは比較的ガールポップ指数が高いシングルです。チャートでは全米最高89位(イギリスではチャートインせず)と奮いませんでしたが、サードアルバムのタイトル曲として記憶している方も多いのでは。B面はアルバム未収録曲で、メランコリックなバロックポップ。.
Go Away From My World.
Oh Look Around You.ブライアン・プールを前面に出したブリティッシュR&Bを展開していた時代(65年)のアルバムです。この後、ブライアンが脱退し、残されたメンバーがトレメローズとしてヒットを連発することになります。しかし、その前もガッツあふれるサウンドで最高ですよ。「I Want Candy」「You Can’t Sit Down」などカヴァーもいいし、プールのオリジナルにも「Love Me Baby」など捨てがたい曲あり。ちなみにこのアルバム、65年発売時は「Brian Poole Is Here」というタイトルでしたが、この67年発売盤では「The Tremeloes Are Here」に変更。それも時代の流れですね。.
I Want Candy.
Love Me Baby.
You Can’t Sit Down.アフリカのアルバムといえば、ザ・バンドの「Music From Big Pink」が発売になってまだ間もない時点で、堂々と完全パロディなジャケ(見開きの内側まで)でリリースされた問題作でしたよね。LA周辺の黒人ヒッピーたちが集まったアフロでルーズなセッション・プロジェクトだったはず。オリジナルはOdeレーベルで1968年リリースでしたが、おそらくアフリカ回帰型ファンクの盛り上がりでリイシューになったのでしょう。クールでじわっと熱くてスピリチュアルで、とてもいいのです。.
Here I Stand.
Widow.ブルース・スプリングスティーンのバックバンド(E・ストリート・バンド)でキーボードを長年務めていたデヴィッド・サンシャスの初リーダー作。ビリー・コブハムのプロデュースによるインスト作品で、これはもうフュージョンというよりプログレの領域かも。トリオによる演奏は終始テクニカルでエネルギー充満です。.
East India.
Crystal Image.
One Time.アルビノに生まれつきながら、黒人音楽への愛を兄弟ともに追求したウィンター・ブラザーズ。ブルースにずぶずぶのギタリストな兄ジョニーと、ブルーアイドソウル/AOR的なセンスも持つマルチな弟エドガーと、ふたりの個性の違いもおもしろいのです。そんな兄弟の共演ライヴ盤。全曲愛すべきR&Bのカヴァーで、がきんちょみたいな気持ちでやってる姿が愛おしいです。「ふられた気持ち」のカヴァーも最高。.
Harlem Shuffle.
You’ve Lost That Lovin’ Feelin’.
Mercy, Mercy.オズモンズの最年少坊やだったダニーが成長し、アイドルとしてデビューした妹マリーとデュオ活動を開始。これがアメリカでバカ受けしました。70年代はオズモンズ本体よりも彼らのほうが人気だったんです。確かにオールディーズやポップスをほどよくとりいれ、ティーンの気持ちをつかむハーモニーもうまくて、マイク・カーブのスタッフィングによるアレンジも上質。そりゃ好きになるはずです。.
I’m Leaving It (All) Up To You.
A Day Late And A Dollar Short.
True Love.元ブリンズリー・シュウォーツ。80年代にドイツでリリースされたアルバムです。簡易なシンセサイザーを主体とした多重録音サウンドにちょっと面食らいますが、糧のブルーアイドソウル/ポップス作家としての魅力を引き出しているともいえます。.
Little Lost Lamb.
Cheap Hearts Hurt.
That Girl.マイアミを拠点にスペイン語圏で活動したラテンファンクバンドの傑作セカンド! サンタナなどの成功を受けて強化されたバンドグルーヴは、ほぼ自主制作ということもあって、何の制約もなくおおらかに広がります。歌ものには狂おしいエネルギーとサイケデリアなメロウさがたっぷり。ジミヘン、サンタナ、ウォー、クルアンビンなどにも通じるさまざまなアイデアが混然一体としたサウンドは唯一無二! ウルトラレアです。.
Chaucha.
Esta Melodia.
Juntos.ブリージーなファンキーグルーヴ「So Much Pain」最高! ヴェトナム戦争末期のアメリカの沈んだ気分を省みて、もう一度新たなスタートを、という精神で結成されたバンドです。メンバー構成は白人2人黒人2人。ハーモニーが気持ちいいし、曲がいいですね。.
So Much Pain.
Free.
Fresh Start.モンキーズのソングライティング・チーム、ボイス&ハートのトミー・ボイスのソロ・アルバム。え? この時期はボイス&ハートとしてやってませんでしたっけ? それもそのはず。本作は彼がポップシンガーを志していた1961〜63年にRCAでリリースしたシングル集なんですから。それでもほとんどが自作。自分の道を探すべく若さを武器に頑張ってます。.
Oh! You Beautiful Doll.
I'll Remember Carol.
Sweet Little Baby I Care.デトロイト出身のブルーアイドソウル・グループ。InvictusのサブレーベルHot Waxでアルバムデビュー。70年にヒットした「Westbound #9」でその名を知られています。こちらがセカンドにしてラスト・リリース。バー演奏で鍛えられた技術を注ぎ込んだ熱気あるファンキーロックが彼らの持ち味。もう1曲ヒットが出ていたら違う未来があったかも。.
Stop The World.
I’m Not My Brother’s Keeper.
Ding Need Dong.「吟遊詩人ノリス」を名乗る謎のシンガー(正体は1940年代から活動する黒人シンガー、ノリス・メイハムズ)による自主制作ノヴェルティ・シングル。ベトナム帰還兵の本音をコミカルに歌にしたA面よりも、B面のインディー・サーフロックがサーフマニアに受けて珍品として取引されています。アメリカの草の根レコードの広がりってすごいなと思います。.
I Am Back From Vietnam.
Mr. Guitar Man I Know You Can.チカーノ&ちんぴらテイスト全開のテックスメックス・ロッカーの雄! ルーツミュージックとしての魅力はしっかり押さえながらも、彼が推すのは若いエネルギーとフットワークの軽さ。スカっぽく疾走する「Dinero」みたいな曲が象徴的。アメリカを離れてフランスのNew Roseからリリースした5作目です。.
Dinero.
Put Me In Jail.
Manana.楽器や歌の練習のためにレコードに合わせて演奏する、その目的に特化して、あるパートをマイナスして制作されたのがアメリカのMusic Minus Oneシリーズ。60年代からさまざまな用途で無数のレコードが作られていますが、こちらはビートルズ4人のソロ作品で歌いたい人のため。片チャンネルにリードヴォーカル、片チャンネルにコーラスを割り振って、両方の目的に使えます。4人のソロ曲を歌い演奏しているミュージシャンたちはまったく不明!.
Listen To What The Man Said.
Jet.
Whatever Gets You Thru The Night.