マーヴィン・ゲイとタミー・テレルのデュエットシングルとしてはこれが最後のリリース(タミーの逝去のため)。すでに脳腫瘍が進行していた彼女の代わりにヴァレリー・シンプソンが歌ったという説を来日時にヴァレリーがは否定していましたね。タミーは困難な状況でも歌ったと。それを聞くとさらに胸が熱くなります。全米56位。.
The Onion Song.楽しそうなメンバーの写真が印象的ですね! 元スライ&ザ・ファミリー・ストーン。元祖チョッパーベースで有名なラリー・グラハム。パーラメントよりも爽快。このグループの持ち味、忘れられるのはもったいないです。通算4作目。女性マルチプレイヤーのゲイル・”ベビー・フェイス”・マルドロウをメンバーに加え、よりポップなタッチになりました。.
Love (Covers A Multitude Of Sin).
Mirror.
I Got A Reason.ローラ・ニーロが「Gonna Take A Miracle」で彼らの「The Wind」(12歳のときに聴いたんですって)を採り上げたことで知られるデトロイトの伝説的ドゥワップ・グループ。スモーキー・ロビンソンも若い頃のノーランのファルセットに憧れたんだとか。モータウンの源流にあったデトロイトソウル。ガソリンスタンドのガレージでレコーディングしていたという噂も!.
Harriette,It's You.
Village Of Love.
Ali Coochie.ミック・ジャガーにも大きな影響を与えたといわれる歌いっぷり。そしてソングライターとしてのセンス。60年代R&Bシーンにおける大きな才能だった人物です。大ヒット曲が少なかったのが残念ですが、残した音源には妥協のない彼のソウルが刻まれています。A面はサザンソウルバラード、B面はかっこいいR&Bです。.
You Put Something On Me.
Iron Out The Rough Spots.60年代初頭のブリルビルディング産の名曲の多くは黒人シンガーに歌われて映える曲が多かったんですよね。ソングライターたちのハートにR&B愛があった証明だとも思います。こちらジーン・マクダニエルズもそうしたナンバーをいくつも歌ったシンガー(のちの名プロデューサー、ユージン・マクダニエルズですよ)。キャロル・キング&ジェリー・ゴフィン作の名曲です。.
Point Of No Return.
Warmer Than A Whisper.60年代のシカゴでトップを張ったわけではないけれど、忘れがたいノーザンソウルをシングル中心に残した2グループ。エスクワイアズもマーヴェロウズもシングル中心にまとめてもらえるのはありがたいです。前者は「Get On Up」、後者は「I Do」が代表曲! インプレッションズなどシカゴソウルの良い部分の影響を受け継いだ名曲多し!.
Get On Up.
I Do.
My Heart.ダイアナ・ロス在籍時としてはかなり後期のシングル。彼女たちにしては珍しくはっきりとメッセージ性をはらんだファンクナンバーです。ソングライターたちはこの曲にダグラス・サークの映画「悲しみは空の彼方に」から着想を得たそうです。つまり人種問題への意識がしっかりあったのです。.
I’m Livin’ In Shame.
I’m So Glad I Got Somebody .シカゴからNYにやってきたダニー・ハサウェイをメンバーを迎えて制作したアレサのニューソウル路線での傑作。リズムの跳ねが16ビートになっているバカラック「April Fools」やデルフォニクス「Didn't I (Blow Your Mind This Time)」の素晴らしいカヴァー・ヴァージョンが新しい風を運んでいます。また、「Rock Steady」や「Day Dreaming」など彼女の自作曲が4曲あって、アレサのソングライターとしての実力も思い知らされます。.
April Fools.
Didn't I (Blow Your Mind This Time).
Day Dreaming.バリー・ホワイトのアーリーワークスとしても知られる最高のノーザンソウルガールポップ! 黒人ガールシンガー、フェリス・テイラーはシングルのみを数枚リリースしていますが、この曲はシュープリームス(ダイアナ・ロス)そっくりでビックリ! でもメロディ、アレンジともに素敵なクリスマス&冬ソウルですよ。B面はインストで、これぞバリーのお仕事の原点といったテイストであります。.
It May Be Winter Outside.
Winter Again.60年代後半、すこしずつアーティストとしての自覚を芽生えさせてゆく直前のスティーヴィー。少年時代の魅力を持つ感じさせる最後期のシングルともいえるでしょうね。全米チャートでは最高9位。B面はアルバム未収録曲で、レイ・チャールズ・スタイルのソウルバラードです。モノラルミックス。.
Shoo-Be-Doo-Be, Doo-Da-Day.
Why Don’t You Lead Me To Love.「恋の雨音」に続いてリリースされたシングルで、こちらも心にせつなく響くガーリーソウルの傑作! シングルとしてはヒットしませんでしたが、楽曲のクオリティはさすがバリー・ホワイト! ぜひ7インチで!.
Is It Really True Boy - Is It Really Me.
Another Chance.傑作ノーザンソウル「Expressway (To Your Heart)」を収録したデビュー作。移民出身の少年たちが結成したニュー・ジャージー版ヤング・ラスカルズとでも言いましょうか。テクニックはまだまだ青くて未熟ですが、徹頭徹尾大好きな音楽に打ち込むガレージ・ソウル。日本のR&B系GSや?&ザ・ミステリアンズにも似たいなたい愛おしさ、あります! .
Expressway.
Too Many Fish In The Sea...Shake.
Hey GYP.70年代以降のスティーヴィーがあまりにすごいので、60年代のシングルは大ヒット以外はあまり振り返られなくなってしまう傾向にあります。この曲も全米12位となかなかのスマッシュヒットですし、ノーザンソウル的な盛り上がりがあるんですけどね。ベスト盤以外には収録されていません。ぜひこの機会に心に留めましょう!.
I’m Wondering .
Every Time I See You I Go Wild.74年リリース「Rags To Rufus」〜79年の「Masterjam」までは彼らの絶頂期。R&Bチャートでは首位を独走し、ポップチャートにもクロスオーヴァー。人種混成ファンクバンドとしてのRufusをチャカがすばらしいヴォーカルで牽引。大ヒットこそ生まれてませんが、タフなファンクもメロウなナンバーも充実!.
At Midnight.
Close The Door.
Better Days.1964年の大ヒット「It’s In His Kiss (Shoop Shoop Song)」で知られる黒人ポップ/ソウル・ガール。本作は68年に発売されたVee Jay時代の編集盤(63〜66年のシングル曲集)とのことですが、ジェリー・バトラーとのデュエット曲も含んでいます。ノーザンポップな「Hands Off」思いがけずスインギーな「June Night」ナイスカヴァーな「Hound Dog」など好曲多数!.
Hands Off.
Hound Dog.
June Night.サンレモ音楽祭とは何の関係も無く、デトロイト交響楽団のストリングス・メンバーがモータウン傘下のGordyからリリースしたモッド感覚のインストアルバム。つまり、モータウン・サウンドのストリングスを担ったプレイヤーたちのアルバムです。「Downtown」や「Ol'man River」など、タイトで楽しいナンバーが続きます。音の粒立ちはまさにモータウンらしさです! 1968年にGordyから再発されますが、このRic-Tic盤がレアなオリジナル! モノラルの大迫力!.
Hungry Of Love.
Downtown.
I’m Satisfied.60年代から活動するポップソウル・デュオ(女性シンガーのピーチズは3代目)。70年代後半からディスコ路線に進みますが、いちばんの大ヒットはバラード「Reunited」でした。その勢いに乗っていた時代のアルバム。BPM早め&爽快なディスコがばっちり詰まってますし、メロウなミディアムもいいんです。そっち方面が好きな人は「Put It There」を!.
Put It There.
Howzabout Some Love.
Love Lift.元モーメンツのメンバーが、名前を変えて組んだ80s仕様のスウィートソウルグループ。前作に収録されていた「Special Lady」があまりにも有名ですが、このセカンドもスウィートソウルの醍醐味を存分に味わえる作品です。中でもストリングスがバックで「夏の日の恋」のメロディを奏でる「I’ll Remember You With Love」は、清涼感をたたえた美曲!.
I’ll Remember You With Love.
Each Time Is Like The First Time.
Shoestrings.元モーメンツのメンバーが、名前を変えて組んだ80s仕様のスウィートソウル・グループ。これで4作目。時流を意識しつつも自分たちの持ち味である甘さは絶対にキープ。自ら作曲もプロデュースもできるチームだからこその統一感なのです。レベルの高い楽曲が続いて最高です。.
If We Open Up.
Love Minus One.
Gambled On Your Love.シカゴソウルの大ベテラングループ、デルズ。彼らも80年代のデジタルサウンドとは無縁でいられないというわけで、このアルバムでは大胆に打ち込みを導入。しかし、長年熱いハーモニーを培ってきた彼らのソウルは、そのなかでも魅力の置き場所を見出します。名バラード「Hold On」からダンサー「Don’t Want Nobody」への展開にしびれました!.
Love On.
Holdin’ On.
Don’t Want Nobody.ウォーのハーモニカ奏者リー・オスカーのメロウフレイヴァー満点盤。B面で現れるヴォーカルナンバーが素晴らしく、「Sing Song」の心地よさはAORやハワイもののファンにもオススメしたいもの。ホルヘ・サンタナのパンティージャケ盤が好きな人にはおすすめ! 陽光を感じる多幸感あふれるハッピーファンク「Feelin Happy」でどうぞ踊ってください!.
Sing Song.
Feelin Happy.
Before The Rain.元モーメンツ。解散したわけではなく、レーベルを移籍して心機一転というわけです。70年代を通じ良質のスウィートソウルを送り出し続けた彼らが、さらに一段上のクオリティへ。タイトル曲「Stay」は新たな門出を飾るにふさわしい大ヒットとなりました。最高の内容です。.
Stay.
Good Ole’ Days.
Midnight Lady.シルヴィアのレーベルTurboからデビューしたディスコファンク・グループ。キーボードを担当し、全曲を作曲したビリー・ジョーンズがグループの中心です。両方にお互いの血が流れているんだということを表現したジャケなのでしょう。メロウな「The Love Song」や夕暮れ感濃厚なインスト「Brother Love」はチェックしておきましょう。ラテンソウル+ブギーな「We Love To Party」もよろしく!.
The Love Song.
Brother Love.
We Love To Party.黒人詩人にして映画監督、60年代後半に表面化したブラックパワーの支援者として大きな影響力を持つ文化人であったメルヴィン・ヴァン・ピーブルス。混沌とした70年代前半のアメリカ社会の写し絵のような作品をリリースし続けた彼の、70年代最終作(次作は20年後)。ブラックミュージカルのようであり、ぶっとんだポエトリーであり、ストリートに根付いたピープルズファンクであり。.
Rufus & Ruby.
I Remember.
My Pal Johnny.グッドタイミーソウル名曲「Groovy Situation」収録。ノーザンソウルとポップスの中間を良い意味で絶妙に突いた名アルバムです。間奏の口笛に思わずグッときてしまう「Simply Call It Love」スキャットも舞う「Hey, Little Angel」レイ・チャールズの名曲を見事によみがえらせた「Hallelujah, I Love Her So」と、歌の上手さと良いアレンジが理想的なバランスで続きます。.
Groovy Situation.
Simply Call It Love.
Hey, Little Girl.Philadelphia International所属時代のリリースとしてはもっともブルージーな方向に向かった1枚ですが、ポール・デイヴィス「I Go Crazy」の良カヴァーが入っています。これはAORファンも要注意。「ふられた気持ち」のドラマチックなカヴァーもあり。全編を通じて夜更に聴きたいムードです。.
I Go Crazy.
Cottage For Sale.
You’ve Lost That Lovin’ Feelin’.フィフス・ディメンション的なコーラスを主体としたヤングゴスペルグループ、ザ・ディザイプルズを率いて活動してきた彼のファーストソロ。グループでもすべての作詞作曲とアレンジを手がける天才ぶりでしたし、ここでもメロディセンスや構成力を存分に発揮。なによりソフトながら説得力のあるヴォーカルもいいのです。A-1「You Ain’t Livin’」から圧倒されます。.
In Rememberance.
Lord, You’ve Been Good To Me.
You Ain’t Livin’.元モーメンツ。70年代末に改名してからもヒットを出し、モーメンツ時代よりも大きな成功を手にした彼ら。時代への順応力も高いのです。デジタルサウンドを自分たちのものとし、80年代型のスウィートソウルを確立した名作です。タイトル曲、本当に最高です。808の音が愛おしいです。.
Take It To The Limit.
(Baby) Let’s Make Love Tonight.
Waiting For Dawn.ご存知マイケル・ジャクソンのお兄さん。そしてマイケルより早くジャクソン5から独立し、ソロ活動を始めます。本作はスティーヴィー・ワンダーとの共同プロデュース。オーシャンメロウなフィーリングがすばらしいスティーヴィーの提供曲「Where Are You Now」が白眉です。ディスコソウル時代に対応した長尺曲もあり、全7曲。いい曲多いです。.
Where Are You Now.
You’re Supposed To Keep Your Love For Me.
Feelin’ Free.ひとりルビー&ザ・ロマンティックスというか、独特のメロウな歌声でミディアムテンポのポップソウル名曲(「Hello Stranger」)などを残した彼女。自身も優れたソングライターなのですが、このアルバムでは全曲他人の曲。シルキーなボサノヴァやマイルドなポップスが詰まってます。ゴフィン&キング作「Don't Forget About Me」にキュンとします。.
It’s Magic.
Don’t Forget About Me.
He’s So Bad.