ナット・キング・コールの愛娘。グラミー歌手として押しも押されぬポピュラー/ジャズ・シンガーの大御所ですが、デビュー当時はシティ・ソウル的な魅力を前面に出していました。晴れやかな人気曲「Mr. Melody」収録のセカンドアルバムです。プロデュースとソングライティングの両面で大きな貢献を果たしているのは、チャック・ジャクソンとマーヴィン・ヤンシー。「Mr. Melody」のアレンジはリチャード・エヴァンス!.
Mr. Melody.
Can We Get Together Again.
Hard To Get Along.R&B/ジャズの両面で60年代からのキャリアを誇るベテランシンガーのルー・ロウルズのフィリー詣。ギャンブル&ハフ作の「You’ll Never Find Another Love Like Mine」が全米2位の大ヒットとなり、見事にこの路線は成功しました。踊りまくるファンキーさとはまた違った大人の表現がたまりません。.
You’ll Never Find Another Love Like Mine.
From Now On.
This Song Will Last Forever.ファミリー・ソウル・グループ、シルヴァースの人気者フォスター、78年のソロ・アルバムです。73年のヒット「Misdemeanor」では、まだ子供らしさ全開でしたが、それから5年経って、彼も立派なティーンになりました。とはいえ、まだ声変わりしきってはいない少年ヴォイスが、いたいけで切ないソウルを伝えてくれます。一家の音楽的支柱レオン・シルヴァースのソングライティングも冴え渡ってます!.
Knocking At Your Door.
Don’t Let Me Go For Someone Else.
Happy.70年代スイートソウル・グループの名門パースエイダーズ。これが4作目です。リードシンガーは力強く、バックの演奏は東海岸マナーで、そしてコーラスは甘く。彼らの持ち味は70年代半ばを迎えても変わらないです。オリジナルジャケットはちょっとセクシーすぎたのか、こちらは翌年の差し替えジャケットです。.
It’s Love.
I Need Love.
Hey Sister.1968年リリースの傑作「Back On Top」のリイシューです。ジョージ・カーのプロデュース、リチャード・ティーのアレンジ。歌良し、曲良し、グルーヴ良し。60年代ノーザンソウルの魅力を集約したような一枚です。何故か擬似ライヴ形式になっており、曲の合間に歓声が入りますが、そのウソっぽさも含めて多幸感があります。最高の「I'm So Glad I Found You」の前には、どんな気持ちも晴れますよ!.
I’m So Glad I Found You.
Just Another Guy.
Look Over Your Shoulder.デビューはジャズ畑だった彼女を、見事にソウルシンガーとして世に問うた傑作。タイトル曲は大ヒットし、Invictusレーベルがもっとも快調だった時代を支えました。サンプリングソースとして有名になった「Unhooked Generation」など、ロックなエッセンスが作品全体にエッジを効かせているのも魅力的。手掛けたのはホランド=ドジャー=ホランド・プロダクション! .
Band Of Gold.
Unhooked Generation.
Deeper And Deeper.記念すべきデビュー盤。プロデュースはシカゴソウルの後見人カール・デイヴィスと、彼女の旦那さんであるユージン・レコード。「The Look Of Love」などのバカラック・ナンバーもロマンチックで良いのですが、やはり旦那様が曲作りにも絡んだポップなノーザンソウルが最高。ヴィブラフォンとブラスが切なく揺れる「I've Got You Baby」隠れ名曲ですね。.
I've Got You Baby.
The Look Of Love.
Love Makes A Woman.ダイアナ・ロス脱退後のシュープリームスも、実はいいんです。彼女の代わりに加入したジーン・テレルの爽やかでソウルフルな歌声(歌もうまい!)が、ふくよかな感触をサウンドに与えているのです。ローラ・ニーロのカヴァー「Time And Love」のうれしさといったらないです! ブリージーな春色ソウル。.
Time And Love.
Here Comes The Sunrise.
Johnny Raven.モータウン系列の V.I.P.レーベルに唯一のアルバムを残すガール・リードのソウル・コーラス・グループ。タイトル曲「Darling Baby」を聴けばすぐにわかる、その愛すべき本質はルビー&ザ・ロマンティックスやサファイアズを彷彿とさせる珠玉のミッドテンポ・グルーヴ! モータウン・ファミリーのヒット曲も採り上げていて楽しいのですが、サンドラ・エドワーズ嬢の歌の可憐さは、やっぱり揺れるシャッフルビートで光るように思います。胸がキュンとなる恋人ソウル満載!.
Darling Baby.
Heaven Must Have Sent You.
Put Yourself In My Place.マイゼル兄弟(スカイハイ・プロダクション)が手がけたディスコソウル名盤! フリーソウルクラシック「I Love You」をはじめ、きらめきに満ちたダンス・ナンバーが詰まっています。近年のディスコブギーの再評価で彼女たちの評価も上昇。プレイヤーとしてもギター、ベースが超うまいんです。.
I Love You.
Let’s Begin.
Do It Good.ナット・キング・コールの愛娘がソウル/ディスコクイーンとしてデビューしたというニュースは音楽界をにぎわせました。快調なキャリアを歩みだした彼女のサードアルバム。彼女の魅力が明るく解き放たれています。「I’ve Got Love On My Mind」が全米5位の大ヒット。アルバムも最高8位まで上昇し、ソウル期の彼女の最大の成功作となりました。.
I’ve Got Love On My Mind.
Party Lights.
I Can’t Breakaway.スティーヴィー・ワンダーのバックから独立し、一躍スターとなったデニース・ウィリアムスと、ポップヴォーカルの超大物ジョニー・マティスのデュエット盤。マーヴィン&ダイアナのような効果を狙った作風で、マティスにとってもモダンなソウルマーケットにアピールする効果がありました。いい曲ばっかり歌ってます。「Just The Way You Are」にはスティーヴィーがハーモニカで参加。.
You’re All I Need To Get By.
Ready Or Not.
Just The Way You Are.ニューオリンズR&Bの重要人物ですが、アラン・トゥーサンやデイヴ・バーソロミューとは別流で自分の音楽を確立した人です。なんといってもあの「ダンス天国」のオリジネイターですしね。彼の快進撃が始まるのは、このinstantレーベルから。所属第一弾シングルです!.
A Very True Story.
Packin’ Up.60年代には「Knock On Wood」のヒットを持つエディ・フロイド。70年代に放ったシングルオンリーです。サザンソウルスタイルのファンクで、確かな演奏力を従えた溜めのあるグルーヴが最高! B面はサザンソウルファン直撃のクライングバラード。.
Yum Yum Yum (I Want Some).
Tears Of Joy.60年代にBack Beat、 Duke、Peacock、Sure-Shotといった武骨なR&Bレーベルに残されたかっこいいソウルシンガーたちのシングル曲を集めたコンピレーション。イギリス編集なのでノーザンソウル的に解釈できる曲も多いですね。でも基本にあるのは酒場のジュークジョイントが似合いそうなムード。もう一杯ショットをおかわりしたくなるソウルです。.
If I Ever Needed Love.
Teacher Of Love.
Gimme Back (My Love).実力派のシカゴソウル・グループであり、名プロデューサー、チャールズ・ステップニーがもっともアレンジのアイデアを注いだ存在でもあった彼ら。ドラマチックなソウルバラードのこの曲もイントロからの展開がちょっと普通では考えられない斬新さ!.
Long Lonely Nights.
A Little Undrstanding.アラン・トゥーサンは「尊敬しているミュージシャンは?」という質問に、プロフェッサー・ロングヘアと3回続けて答えたそうです。とにかくそれくらいニューオリンズのR&Bに大きく深い影響を与えた巨人。彼が1949〜57年までに残した貴重なSP音源を集めたアルバムです。ニューオリンズのバックビートが生まれる瞬間がわかります。生唾ゴックン!.
Mardi Gras In New Orleans.
Professor Longhair’s Boogie.
Bye Bye Baby.フィリーソウルのサウンドを支えた職人ミュージシャンたちのユニット、MFSBの通算5作目。4作目まではフィリーソウルが世界を平和にする的なメッセージとユニバーサルな愛を掲げていましたが、ここでは夏をテーマにメロウディスコ主体に。女性コーラスもさらに効果的に使われています。陽炎が立ちそうなほど暑い日にもOKな音像!.
Picnic In The Park.
Plenty Good Lovin’.
Summertime And I’m Feelin’ Mellow.この翌年、Columbiaに移籍して生まれる起死回生の大ヒットが、あの「Best Of My Love」。彼女たちが長年所属したStaxでのラストアルバムである本作にも、じつはサニーでウォームなハーモニーの魅力はすでに花開いているのです。軽やかながらきちんとしたソウルの実力を感じさせる彼女たち。見過ごされがちな傑作です。.
Shouting Out Love.
I Really Miss You.
Innocent.ビリー・フォードとリリー・ブライアントの黒人男女デュオ。ミッキー&シルヴィアやシャーリー&リーのフォロワーといった感じのおきゃんでかわいいR&B。作曲には若きボブ・クリューが関わっています。その縁なのか、のちに「Lucky Ladybug」フォー・シーズンズもカヴァーしてますね。.
Lucky Ladybug.
I Promise You.セカンドアルバム「My Prescription」収録曲ですが、シングルできくと音から伝わる集中力がやっぱりすごいなと感じます。ウーマックのシャウトの鋭さ、ベースラインのぐいぐいくる動き、音像がモノラルでごちゃっとなってるのが、逆にかっこいいのです!.
It’s Gonna Rain.
Thank You.フォー・トップスが、レフト・バンクのあのバロックテイストのヒット曲をカヴァー! 果たして相性はどうなのかと思いましたが、これがばっちりモータウン流にはまってます。チャートでも最高14位となかなかの好成績。B面はアルバム未収録曲です。こちらも晴れやかなモータウンファンク。.
Walk Away Renee.
Your Love Is Wonderful.70年代のフィリー期も人気が高いですが、60年代後半はデヴィッド・アクセルロッド&H.B.バーナムのプロダクションで、ソウル/ジャズ/ポピュラーを高いレベルで結びつける作品を多くリリースしていました。ヒットシングル「Down Here On The Ground」や「Baby I Could Be So Good At Lovin’ You」あたりにその成果は顕著。朗読(ブレイクビーツ!)などを含むB面の組曲的な構成は、1968年という動乱の時代を反映している気がします。.
Down Here On The Ground.
Baby I Could Be So Good At Lovin’ You.
Life Time Monologue.ルー・ロウルズなど、ジャズとポップとソウルの中間をいく先輩シンガーたちの後を追うようにデビュー。これがサードアルバムです。H・B・バーナムのアレンジは十分にソウルフル。さりげなくファンキーな「By The Time I Get To Phoenix」、オーティスへの敬意を表して歌う「Sitting On The Dock Of The Bay」など素晴らしいです。.
By The Time I Get To Phoenix.
Sitting On The Dock Of The Bay.
The Son Of Hickory Holler’s Tramp.メンフィスソウルの最重要部分を担ったHiサウンドの中心人物。収録曲「Soul Serenade」が全米23位まで上がるヒットになったため、翌年、タイトルを差し替えて再リリースされますが、オリジナルはこちら。彼の60年代のリーダー作の中でも、もっともファンキー&モッドなテイストの強い1枚です。Staxサウンドを意識しつつ、エコー感を極端に抑えたタイトなリズム・セクションで独自のグルーヴ感を作り出していきます。.
Soul Finger.
Papa’s Got A Brand New Bag.
Pearl Time.Staxでのセカンドアルバム。「Hold On, I’m Comin’」で一躍Staxの稼ぎ頭となった彼ら。まさにアルバムタイトルはこのデュオの魅力をひとことで表した言葉ですよね。「僕のベイビーに何か?」の邦題でも知られる「When Something Is Wrong With My Baby」や「Soothe Me」「You Got Me Hummin’」といったR&Bヒットがこの時期も生まれています。実力充実期の1枚。.
When Something Is Wrong With My Baby.
You Got Me Hummin’.
Use Me.アレサとクインシー。ありそうでそれまで無かった組み合わせの実現でした。しかも西海岸のスタジオでの録音。すでに貫禄の領域に入ってきた時代ですが、自分にチャレンジを課し続ける姿勢には頭が下がります。メロウな「Mister Spain」「That's The Way I Feel About Cha」と続くB面の流れが圧巻。高速ジャイヴな「Moody's Mood」も最高ですよ。.
That's The Way I Feel About Cha.
Moody's Mood.
Hey Now Hey ( The Other Side Of The Sky ).あのディー・ディー・シャープです。フィリーソウルの立役者コンビギャンブル&ハフのケニー・ギャンブルと結婚したことにより、この長い名前になりました。この名義でもリリースを重ねた彼女ですが、本作では旦那さんの色はやや後退。ジェリー・バトラー、デクスター・ワンゼルらが主要プロデューサーとなり、よりコンテンポラリーな方向性になっていますが、フィリーの伝統はしっかり意識されています。.
Let’s Get This Party Started.
Everyday Affair.
See You Later.フィリーの重鎮として円熟の境地に差し掛かりかけた時期ですが、ここからもちゃんと全米4位のメジャー・ヒット「Used To Be My Girl」が生まれています。しっとりとした聴かせどころと、ディスコ対応もバッチリの現役生。70年代後半にも彼らの黄金時代があったこと覚えておいてほしいです。.
Use To Be My Girl.
This Time Baby.
Cry Together.1980年代を迎えて社会もフィリーソウルも新たな方向に向かうべき。そんな思いがタイトル曲には込められているように思います。フィリーソウルの屋台骨を支えてきた彼らとギャンブル&ハフによる、フィリーの伝統を踏まえつつ発信した新時代へのステートメント。.
To Prove I Love You.
You’re The Girl Of My Dreams (Sho Nuff Real).
The Year 2000.