アル・コーン・アレンジのビッグバンドでダイナミックに、スイートに歌いまくった傑作。「The Song Is You」「A Lot Of Livin' To Do」を筆頭に、グルーヴィーなナンバーが揃ってます。とにかくこの時期のグレコは絶好調で、曲のテンポが落ちようがスイングを止めない勢いがありますね。「Hallelujah I Love Her So」かっこいい〜!.
Hallelujah I Love Her So.
The Song Is You.
A Lot Of Livin' To Do.ビング・クロスビー72歳の年にイギリスでレコーディングした一枚。軽やかにスイングした「I Love To Dance Like They Used To Dance」、ジョニー・マーサーとのデュエットが楽しい「Good Companions」など、ヒップな洒落っ気満点の傑作。丁寧で気品あるオケはイギリスのアレンジャー、ピート・ムーアによるもの。この時代のアメリカではすでに作られる機会のなかった上品でヒップなアルバムです。見開きジャケには人生を振り返る写真がたくさん!.
I Love To Dance Like They Used To Dance.
Good Companions.
Breezin’ Along With The Breeze.グラディス・ナイト&ザ・ピップスのヒット曲「夜汽車よジョージアへ」の作者。ポップ・カントリー的なイメージですが、ちゃんと聴き返すとビックリ。ニック・デカロがたいてい弦をアレンジしていますし、デヴィッド・フォスター、マイケル・オマーティアン、ラリー・カールトンらメンバーも最強。さらにA-1「Misty Mississippi Morning」みたいなセンシティヴで最高泣ける曲もいっぱい! 「Living With A Shadow」も素晴らしい。.
Misty Mississippi Morning.
Living With A Shadow.
Being Alone.シナトラのブロードウェイ名曲集。スタンダード化した名曲だけでなく、60年代半ばのヒット・ミュージカルからもセレクトされているのが、円熟だけでなく新鮮さも求めるシナトラらしさだなと感じます。思いがけず早足でスイングする「Hello, Dolly!」ではサッチモへのリスペクトも織り込まれていて素敵。裏ジャケにはプロデューサーのソニー・バークがシナトラについて語る一問一答形式のインタビューも掲載。.
Hello, Dolly!.
Luck Be A Lady.
Without A Song.オーストラリア出身のシティボーイ系シンガー。本作は米国での2作目。ビージーズ「Fanny」や、バリー・マニロウ「涙色の微笑(Can’t Smile Without You)」など他人のカヴァーと自作曲が半々づつのレパートリー構成。いい曲があれば偏見なくとりあげます。ちょっと甘酸っぱいメロディを歌わせると、微妙な切なさを巧く表現してくれてるのです。70年代のニール・セダカやフィル・コディあたりが好きな方にはたまらないはず。.
Fanny.
Can’t Smile Without You.
Daydreamer.アニタ・カーとの共同作業で世界的な大ヒットとなった「海」シリーズとリンクした67年のアルバム。コンセプトは、ヨーロッパの楽曲、もしくはヨーロッパ的旅情を持つオリジナル曲で固めるというものです。アニタ・カーが書いた「海」のテーマメロディを繰り返し用いながら「The Ever Constant Sea」や「海」からの朗読をセルフ・カヴァーしており、もう一つの「海」としても楽しめます。アレンジはアニタ・カー。とてもロマンチックな内容です。.
The Ever Constant Sea.
Like A Child.
Baby Be My Love.4チャンネルステレオ盤。60年代を通じてMOR界の大スターであったジョニー・マティス。同じような立場だったアンディ・ウィリアムスが、70年代に入ってさすがにリリースを減らす中、マティスは着実に作品を重ねます。シルキーな声で同時代の名曲をカヴァーしてゆくのですから、一度好きになったら、あの声であの曲を聴いてみたいという欲求が絶えなくなったのでしょうね。タイトル曲や「Summer Breeze」「Don’t Let Me Be Lonely Tonight」など珠玉の選曲の好内容盤です。.
Me And Mrs. Jones.
Summer Breeze.
Don’t Let Me Be Lonely Tonight.ネルソン・アマラルは、1913年サンパウロに生まれ、ボサノヴァ以前にアメリカにわたって活動していたシンガーでバンドリーダー。1950年代半ばに彼がレコーディングしたブラジル名曲集です。シンプルな編成のラテンコンボをバックに心地よい歌声を聴かせてくれます。いろんなジャケットやタイトルで何度か再発された盤で、こちらはおそらく擬似ステレオ加工盤。.
Brazil.
Currupaco.
Ba Tu Ca Da.どことなくニューオリンズっぽさいリズムとユーモアを感じる、ルーディなノリのR&B。ソロキャリアはもとより、モーリス・ホワイトと共作をよくしていたこともあり、あのアース・ウィンド&ファイヤーのオリジナル・メンバーにもなった人です。.
Ain’t That Lovin’ You Baby.
I’ll Come Runnin’.弱った心にやさしく語りかけるような歌は、やはり天下一品! ベン・E・キング、1966年のスマッシュヒット(全米35位)です。後輩であるオーティス・レディングからの影響もなんとなく感じますね。.
I Swear By Stars Above.
Get In A Hurry.デューク・エリントンの寵愛も受けたディープな声の持ち主。黒人ジャズ界のレジェンドのひとりである彼が、アイザック・ヘイズのプロデュースでポップなレパートリーに挑戦。安っぽい企画ではありません。きちんと仕立てられた意識の高いグルーヴを刻む「My Cherie Amour」を聴けばわかります。リズムセクションはバーケイズ。タイトル曲も素晴らしいアレンジです。.
My Cherie Amour.
Stormy.
I Wanna Be Your Baby.セッション・ギタリストとしてレッキングクルー仕事に関わりながら、シンガーとしての活路も模索していた若きグレン・キャンベル。これが彼にとって2枚目のヴォーカル・アルバムです。ここからのポップヒットは出ていませんが、タイトル曲はカントリーチャートでは18位まで上昇。男のせつなさを歌わせて光る個性はすでに出色。「恋はフェニックス」での全米大ブレイクまでもう少しです。.
Summer, Winter, Spring And Fall.
Faith.
Together Again.60年代モダンハワイアンを代表する大スター。全米チャート8位まで上昇し自身の代名詞ともなった大ヒットシングル「タイニー・バブルス」を筆頭にしたベストアルバムです。あまりに大物すぎて現代ではちゃんと聴かれていないかも。ハワイ生まれのポピュラーソングをきちんと世界に伝えた重要な存在ですし、かっこいい大穴曲も結構あるんです。.
Tiny Bubbles.
I’ll Remember You.
E Lei Ka Lei Lei.ニューポート・フォークフェスにも出演経験がある黒人シンガー。初期はフォーキーなスタイルでしたが、徐々にキャリアを多彩に広げてゆきます。このアルバムは「今の作曲家たち」というタイトルでロック/フォークロック世代の作家たちの楽曲をとりあげています。ビートルズ「In My Life」など選曲の妙もあるのですが、アーティ・バトラー、ジミー・ワイズナーのアレンジが素晴らしく、どの曲もハッとさせられます。.
In My Life.
If I Were A Carpenter.
The Times They Are A-Changin’.ワイキキのロイヤル・ハワイアン・ホテルでのライヴの模様を収録。客席と一緒に口ずさむなど、演奏を楽しむ会場の模様を織り込んだライヴ盤です。アルフレッド・アパカの後継者を志し、本土での音楽経験も豊富な彼が、エンターテイメント要素をたっぷり盛り込んでハワイアン〜ポピュラ−を歌います。.
Lovely Hula Hands.
Aloha “O” Kauai.
Luau Feet.出だしの「Tonight」から歯止め無しで突っ走るB面の流れにおひねり飛ばしたくなるライヴ盤! イギリスからやってきたショウビズ系男性ポップ・シンガー。「I Feel A Song Coming On」「Unchain My Heart」、つんのめりそうにグルーヴするビッグバンド相手に、堂々と歌い倒します。ポップ・ヴォーカルの伝統に添いつつ、60年代も半ばゆえにリズム感覚はタイト。.
Tonight.
Unchain My Heart.
I Feel A Song Coming On.カンツォーネから生まれた人気曲「I (Who Have Nothing) 」は全英16位/全米14位とヒットした彼の代表曲のひとつ。人気絶頂中に発表された作品で、彼の熱いソウルが全面的に展開されています。そんななかで、ロッド・マキューン作詞作曲の「Love's Been Good To Me」やバカラックのナンバーがとても繊細な味わいを添えています。やっぱり歌がうまいんです、胸を打つんです。.
What The World Needs Now.
I (Who Have Nothing).
Love's Been Good To Me.20世紀のアメリカを象徴する歌声。ビング・クロスビーが自らのデビューから初期キャリアを、自身の語りで回顧しながらつづった音楽自叙伝アルバムです。バディ・コール・トリオのシンプルなバックで歌うビングが若々しい!(若い頃の曲を歌ってるからというのもあるでしょうが)彼の歌をいつもよりずっとカジュアルに感じます。.
Muddy Water.
Mississippi Mud.
Please.うるわしい声と精悍なマスクはナット・キング・コールやジョニー・マティスに続くと期待されていたでしょう。しかし、ジェシ・ベルヴィンはこの翌年、自動車事故により27d歳で短い生涯を終えます。正式に残したアルバムは2枚のみ。本作が、若い希望をふくらませていたデビュー作です。.
Secret Love.
Ol’ Man River.
Witchcraft.モート・ガーソン、リンカーン・マヨーガ、アニタ・カー、トミー・モーガンをそれぞれアレンジに迎え、自作やジャック・ブレルの曲に英詞を付けた曲を歌います。リンカーン・マヨーガと共作の「Before The Monkeys Came」の不思議なポップさに引きこまれます。知れば知るほどこの人の歌声の深みにはまってゆきそうです。.
Before The Monkeys Came.
The Hurtin'.
Loneliness In Crowds.ファンキーなギターリフからはじまる「Can She Do It Like She Dances」が最高のパシフィック・ファンク。ジミー・ディーはグアム島で活動したシンガーで、あの島のAOR的な世界観をほぼひとりで体現したと言っていいでしょう。リゾートならではの開放的で適度に下世話なムードと70年代から80年代に切り替わるサウンドが絶妙に交錯してます。アルバムは数枚確認されてますが、これがAORファンにはいちばんのおすすめです。.
Can She Do It Like She Dances.
Good-Bye Yesterday’s Heartaches.
Stay The Night.まろやかな歌声と隠し持ったジャズフィーリングで1960年前後に人気を博した男性シンガー。このアルバムではビロードのような歌声の魅力を存分に味あわせてくれるミドルテンポ〜バラード集。「There’s A Small Hotel」あたりでのひそやかなスイング感、やっぱり素敵ですね。そして「Blue Velvet」。引き込まれます。.
There’s A Small Hotel.
Blue Velvet.
Misty.トニー・ベネットの1960年代録音から名唱を集めたコンピレーション。70年代に入っても広い支持を集め続けていたトニーの魅力をコンパクトに伝える内容です。ピアノトリオをバックにしても、オーケストラを従えても自在に歌を伝え、大きなスケールの存在であり続けた天性の歌手でした。ジャケのポートレートもよいです。.
Just In Time.
Don’t Get Around Much Anymore.
Stella By Starlight.ミネアポリスの名門スタジオ”Studio 80”産。いかにも良さげなSSW風を期待させるジャケ。……しかし、針を落としてビックリ。これは電子オルガンキーボードを弾きながらクルーナー風の声で歌う主人公ジェームス・ストリリッチを中心にしたハコバン風ラウンジ・アルバムなのでした。どうやらこれがセカンド。ギタリストのボブ・ルーパーが提供したオリジナル曲はフラワーな雰囲気に適度な陰りがあっていいです。.
Something Beautiful.
Suzi Liju Plave Oci.
Tie A Yellow Ribbon Round The Old Oak Tree.SOLD OUT
デス・オコーナーはイギリスのポピュラー・シンガーで、日本はおろかアメリカでもほとんど知られていない、純英国的な存在。世界に打って出たトム・ジョーンズやエンゲルベルト・フンパーディングよりも、いかにも紅茶が似合いそうな英国紳士な雰囲気なんですよね。この69年作ではボサノヴァやバカラック などポップなレパートリーも増えています。このノーブルな感覚もなかなかよいものです。.
What The World Needs Now Is Love.
Quiet Nights Of Quiet Stars.
Don’t Let Tonight Ever End.デビュー直後はジョニー・マティスの後追い的なジェントルでスウィートなポピュラー路線でしたが、この時期からソウル的な側面が見え始めます。オーティス・レディングなどに影響されていたんでしょうね。じっくりと胸を打つソウルバラードです。.
Let’s Move And Groove (Together).
Understanding.東ドイツ圏で活動した男性シンガーにして俳優、作家。いわゆる文化人ですね。彼がジャズ・ミュージシャンのギュンター・フィッシャーをコラボレーターに迎え、ジャズロック(ソフトロック的なアレンジともいえます)を歌ったアルバムです。西側の文化が制限されていた環境でも、彼らのアンテナは同時代のポップスやロックに向いていたことがわかります。.
Du sagtest leider nur “Gut Nacht”.
Gestern war der Ball.
Hor auf!.「男が女を愛するとき」を大ヒットさせたパーシー・スレッジがその勢いで、今度はプレスリーの名曲をカヴァー。あの甲高いハイトーンは控えめで、タイトル通りの「優しい」歌唱が印象的です。全米チャートでは40位まで上昇。.
Love Me Tender.
What Am I Living For.母親がエルヴィス「Heratbreak Hotel」の作者。自身もスリー・ドッグ・ナイトが当てた「Joy To The World」を書いたシンガー・ソングライター。このアルバムはそれ以前、若きフォークロック・マンとして活動していた彼が、偉大なジャズブルースシンガー、ベッシー・スミス(女性)の名曲を歌った豪放なアルバムです。ジャケはおどけてますが、内容は骨太。.
You’ve Been A Good Ole Wagon.
Nobody Knows You When You’re Down & Out.
Blue Spirit Blues.60年代半ばに「The In Crowd」のヴォーカル・ヴァージョンをヒットさせ、その後もソウル・シンガーとして着実に活動したドビー・グレイ。シンガーとしてのファーストヒットはこの曲でした。カクカクしたリズムと女性コーラスとの「ハ、ハ」な掛け合いが印象的なR&Bで全米97位のヒット。.
Look At Me.
Walkin And Whistlin.