イケイケのR&Bアイドル! DC5の後期のアルバム。ここでもやはりヤンチャでエッジの効いたR&Bナンバーを聴かせてくれますが、自分たちでSSW的な素晴らしい曲が書けるという側面を持っていることも、アルバムの成熟度をより高くしています。とにかくモッドに踊りたい人にはベースがベッコベコにうねる「It’ll Only Hurt For A Little While」を大スイセン! 音の粒立ちもたまりませんぜ! .
ストーンズにとって心機一転のヒットとなった「Jumpin’ Jack Flash」に続いてリリースされたのがこの曲。68年の社会世相を反映したメッセージ性の強い曲で、叩きつけるようなビートや幾重にも音を重ねたアレンジも新鮮でした。近年のツアーでもまた演奏されるようになっていますね。USモノラルミックス! ずいぶん印象が違って聴こえます。.
若きエルヴィス・コステロの絶品バカラック・カヴァー「I Just Don't Know What To Do With Myself」はここに入ってます。ニック・ロウ、イアン・デュリー、レックレス・エリック、ラリー・ウォリスらが参加し、パブロックとパンクを支えたStiffレーベルの誕生を祝った一座のパッケージツアーのライブ盤です。翌年に別テイクの写真を使って発売されたリイシュー盤!.
【曲目】Stagger Lee / That's How Strong My Love Is / Willie And The Hand Jive / Circus Face / Hippie From Olema #5 / Good And Dusty / Let The Good Times Roll // Drifting And Drifting / Pontiac Blues / Moonshine Is The Sunshine / Will The Circle Be Unbroken / I'm A Hog For You Baby / Light Shine
中期DC5の充実作。ビートルズの後追いでサウンドを変えず、サイケにも染まらず、爆発力と叙情味を兼ね備えたクラーク=スミス・コンビの信じる路線を貫いた彼ら。このアルバムは目立ったヒット曲を収録していませんが、実は隠れた名曲の揃った1枚です。美しい「Barnadette」、ラヴィン・スプーンフルみたいな「Sitting Here Baby」みたいな曲、本当にいいですね。.
単にソフトロックなスマッシュヒットという枠を超えて現代にアピールする甘酸っぱい超名曲「Don't You Care」を収録したナイス・アルバム! GS風味の「Why Don't You Love Me」や、実際に多くの日本のバンドにもカヴァーされた「Mercy Mercy Mercy」も最高。ブラスポップとしての要素を盛り込んだプロデューサーのジェームス・ウィリアム・ガルシオにとってはシカゴでの大成功の前哨戦ともいえました。モノラル盤ゆえに、より太いグルーヴです!.
収録曲・データ
【曲目】Don't You Care / Pitied Be The Dragon Hunter / And Our Love / Why Don't You Love Me / You Are Gone // I'll Be Back / Mercy, Mercy, Mercy / Remember / The Married Life / Foreign Policy
全米1位の大ヒット「愛ある別れ (If You Leave Me Now)」収録。タイトル通り通算10枚目のアルバムです。カリブやブラジルの要素を織り交ぜつつ、ライトなシティポップを展開した内容。「You Are On My Mind」ぜひ聴いてみてください。テリー・キャスがまだ存命で骨太なファンクを提供しているのもポイント。ちゃんと聴き直してみてほしいです。.
実録LA! ディノ・ヴァレンテ、デヴィッド・クロスビーらがレオン・ラッセル、ラリー・ネクテル、ハル・ブレインという豪華なバックメンバーと入り乱れてのアシッドフォーク〜ブルースロック的なセッションです。冒頭ディノ・ヴァレンテの2曲「Black Betty」「Life is Like That」でいきなり度肝を抜かれます! アルバム「Dino」と全然違うワイルドさ! 権利関係の隙間を突いてゲイリー・アッシャーのTogetherから発売されました!.
収録曲・データ
【曲目】Black Betty (Dino Valenti) / Life Is Like That (Dino Valenti) / Willie Gene (Hoyt Axton) / Come Back Baby (Ray Charles) / The Only Girl (McGuinn-Clark) / You Movin’ (Gene Clark) / Each Season Changes You (Ruth Talley) / Don’t You Cry (R. Dillard-B. Martin) // You Know I Love You (Canned Heat) / First Time Around (Canned Heat)
Elektraからリリースされたセカンドアルバム「Accept No Substitute」からのシングルカット。この時期の彼らの契約は不安定で、Appleからリリースする話もあったんですよね。そのためあまりプロモートされず、本格的に花開くのはクラプトンが合流した伝説のライブアルバム以降。しかし、ここでもすでに野放図な魅力は全開です。ステレオミックス。.
めちゃめちゃ素晴らしいクリスチャンコーラス。他にもアルバムが複数あり、当時それなりに人気があったことがうかがえます。レリジャスコーラスならではの柔らかさと、70年代に変化してゆく絶妙なソフトロックグルーヴ感。極めつけはファンキーな「Father Is Searchin’」、そしてパム・バートレットという女性がリードを取る「Gotta Learn」。チルドレンコーラスが爽やかな「Come To Jesus」もステキです。.
奇才ロイ・ウッド率いたブリティッシュポップサイケバンド。デビュー曲「Night Of Fear」から3曲連続で全英トップ10入りを果たしたその3枚目(全英2位)。アメリカではDeramからA&Mに配給を移しての最初のシングルがこの曲でしたが、チャートインせず。カラフルなサイケ色の向こうに、ロイ・ウッドのオールディーズフリークぶりがちらり見え始めた曲です。.
フィフス・ディメンションを手がけたボーンズ・ハウ&ボブ・アルシヴァーのコンビの手腕で登場したセルメン・スタイルのソフトロックグループ。写真を見ると、活動の実態はラウンジ演奏っぽい連中だった気もしますが、レコードとしての完成度は鬼のように高い! ロジャー・ニコルズ「Love So Fine」! ザ・グループ「Famouth Myth」! カヴァー選曲も◎。オープニングのバトゥカーダから「Laia Ladaia」への流れからして秀逸!.
収録曲・データ
【曲目】 Canto De Carnival / Laia Ladaia / Sweets For My Sweet / Take Me For A Little While / Turn, Turn, Turn / Hope / Walk On By // A Famouth Myth / Son Of A Preacher Man / Reach Out For Me / Love So Fine / The Word
「Ain't Nothin' But A House Party」で有名なフィリーのソウルグループとは同名ですが、こちらはニューヨークの白人たち。しかもこちらのほうがキャリアは前。66年に2枚だけシングルをリリースして解散しています。プロデュースはジョン・ハモンドとチャーリー・カレロ。ノーザンソウルなA面、フォークロック/ソフトロックなB面、個性がバラバラなのが60年代らしさでもありました! 両面ともすごくいい曲です!.