サム・クックの「You Send Me」を、こんなにソフィスティケートされたアレンジで聴けるなんて。「Talk To Me」はテキサスのR&Bグループ、サニー&ザ・サンライナーズがヒットさせた曲で、この選曲も異色。しかし、男の涙を封じ込めた素晴らしいカヴァーになっています。若き人気俳優が歌った大人の極上ポップスアルバム。.
フィラデルフィア出身でピアニストとしての素養も高く、ジャズ味のあるポップシンガーとして50年代から活躍したバディ・グレコ。本作はイタリアをテーマにしたおおらかなアルバムで、イタリア生まれの名曲やイタリア語で歌うマンシーニ曲などを交えた構成。「It Had Better Be Tonight」や「More」には60年代半ばらしいビート感もあって最高です。.
「Mack The Knife」を思わせる63年のヒット「Danke Schoen」を含むファーストアルバム。元祖クリス・モンテスというか、グルーヴィーな4ビートのしゃれたビッグバンドをバックにした中性的なボーカルがグッド。とってもおしゃれです。「Volare」や「I’ll Remember April」最高!.
収録曲・データ
【曲目】Danke Schoen / Volare / But Not For Me / You Made Me Love You / I've Got The World On A String / Bye Bye Blackbird // Toot, Toot, Tootsie! / They Can't Take That Away From Me / I Cried For You / Ol' Man Mose / Days Of Wine And Roses / I'll Remember April
なんて晴れやかなヴォーカルなのでしょう。これほどブリリアントなショウビズヴォーカルはめったに無し。試聴音源みたいなすごいかっこいい曲がずらり揃ってると思っていただいてOK! プロデュースはリチャード・エヴァンス。アレンジにジョニー・ペイトが参加。エレキギターはフィル・アップチャーチだと思われます。最高のノーザンソウル「Think I Will」をぜひ!.
収録曲・データ
【曲目】Brand New Morning / Lonely Girl / Up, Up And Away / Let The Little People Talk / Somewhere / Think I Will // Makin’ Whoopee / Mandy Is Two / Make Me Rainbows / Girl Without A Name / Bluesette / It’s A Beautiful Morning
ジャケット通り、心地よいサマーセーターのような歌声。若き日のジョニー・マティスのアルバムの良さを最近どんどん再発見しています。ネルソン・リドル楽団のビッグバンド&ストリングスで、ゆったりとスイングするタイトル曲「I'll Buy You A Star」や「Ring The Bell」の堂々としたスインガーぶりに、聴き惚れるしかありませんね。.
収録曲・データ
【曲目】I’ll Buy You A Star / Stairway To The Stars / When My Sugar Walks Down The Street / Magic Garden / Smile / Oh How I Try // Ring The Bell / Love Look Away / Sudden Love / The Best Is Yet To Come / Warm And Willing / My Heart And I
ABC時代のレイ・チャールズを見くびってはいけません。「我が心のジョージア」を朗々と歌っていたイメージが強すぎるかもしれませんが、彼の心の中のR&Bの炎は消えていないのです。この1964年のアルバムは、ライ・クーダーのカヴァーでも知られる「Smack Dub In The Middle」で幕開け。ベニー・カーター、ジョニー・パーカー、オリヴァー・ネルソンらがアレンジしたビッグバンドをバックにグルーヴしています。立派なソウル・アルバムです。.
全米23位のヒットを記録したタイトル曲「ブルーレディに紅いバラ」。高音域を活かしたテノールのボーイ・ヴォイスを武器に、人気を重ねていた時代の代表的なヒットです。ラスヴェガスで繰り返しショーを開きミスター・ラスヴェガスと呼ばれるシンガー。ショービズっぽいバックのサウンドも、彼の声とキャラクターと一緒になるとどこかポップ。60sっぽいナンバーB3「I'm Looking Over A Four Leaf Clover」も斬新なサウンドです。.
収録曲・データ
【曲目】Red Roses For A Blue Lady / So Long Lucy / Laura Lee / Heart / One More Memory / Don't Talk To Me // Laughing On The Outside / They'll Never Know / I'm Looking Over A Four Leaf Clover / Looking Through A Tear / I'll Be With You In Apple Blossom Time
「Summertime」「Sittin’ In The Park」などのヒット曲を持つシカゴのソウルシンガー。巨体からくりだす情感豊かな歌声はジャンルを超えたさまざまな歌を包み込みむような愛くるしさを持っていました。この曲は彼が62年にはなったファーストヒット(R&Bチャート18位)。すでに憎めないキャラクターと魅力はできあがってます。.
【曲目】The Touch of Your Lips / I Remember You / Illusion / You’re Mine, You! / Funny / Poinciana // Sunday, Monday, Or Always / Not So Long Ago / A Nightingale Sang In Berkeley Square / Only Forever / My Need For You / Lights Out
ドア・アルパートとは、実はハーブ・アルパートの本名です。ティファナ・ブラスを率い、自ら率いるA&Mレコードの稼ぎ頭として活躍するかたわら、ソロシンガーとしての夢も追い続けた彼は、この名前でいくつかのシングルをリリースしています。もともと歌で成功したかった人だから、のちに自ら歌った「This Guy’s In Love With You」での全米ナンバーワンは実力あっての結果だったのです。このシングルは軽みのあるポップスのカップリング。.
60年代にトム・ジョーンズと人気を二分し、甘いマスクとバラードの魅力で一世を風靡したイギリスの男性ポップシンガー。彼の代表曲の一ひとつとされる「太陽は燃えている (Love Me With All Your Heart)」収録ですが、むしろいま最高なのはA-1のタイトル曲(ポール・アンカ作)。アルバム全体にはソフトで洗練されたアレンジとカヴァー選曲が光ってます。彼を知らない世代にこそむしろ新鮮かも。.
収録曲・データ
【曲目】We Made It Happen / My Cherie Amour / Raindrops Keep Fallin' On My Head / Love Me With All Your Heart / Words / Something // Everybody's Talkin' / Love For Love (Ciao, My Love) / Just Say I Love Her / My Wife The Dancer / Leavin' On A Jet Plane
モッズにも深く深く愛されたモーズ・アリスン。このアルバムでは彼の素晴らしい歌声は冒頭の「I Got A Right To Cry」だけしか聴けないんですが、その分、引き締まったピアノトリオとしての演奏が存分に味わえます。スタンダードを快調に弾くA面、自作曲中心のB面と、彼の一貫した美学があふれかえっています。.
男のたしなみを知るからこそできるスイングがある。ビリー・メイの目の覚めるような鮮やかなオーケストラと共に、ふくよかでヒップな歌唱を聴かせます。中でも超スピーディな「Cherokee」のアッパーなスウィング感といったら! 「Charmaine」「I Want A Little Girl」や「The Most Beautiful Girl In The World」もお聴き逃しなく。.
収録曲・データ
【曲目】Charmaine / Cherokee / Laura / Diane / Nina Never Knew / I Want A Little Girl // Marie / The Most Beautiful Girl In The World / Ruby / Dearly Beloved / The Lively Ones / Little Girl
【曲目】'S Wonderful / When I Take My Sugar To Tea / Japanese Sandman / Bum-Deedle -Um-Bo / Love Me Or Leave Me // I'm Lookin' For A Riff / I Cried For You / I'm Sittin' On Top Of The World / Early Morning Blues / Don't Get Around Much Any More
Philadelphia International所属時代のリリースとしてはもっともブルージーな方向に向かった1枚ですが、ポール・デイヴィス「I Go Crazy」の良カヴァーが入っています。これはAORファンも要注意。「ふられた気持ち」のドラマチックなカヴァーもあり。全編を通じて夜更に聴きたいムードです。.
【曲目】Look To Your Heart / Anytime-Anywhere / Not As A Stranger / Our Town / You, My Love / Same Old Saturday Night // Fairy Tale / The Impatient Years / I Could Have Told You / When I Stop Loving You / If I Had Three Wishes / I'm Gonna Live Till I Die