50年代からロックンロールの黄金期を飾ってきたChess所属第一期のラストアルバム。だからと言って、彼のロックンロール精神がゆるむような場面は無し。シンプルなサウンドプロダクション、キャッチーでタイトなオリジナル曲、「Vaya Con Dios」など意表を突いたカヴァー曲とサーヴィス精神豊か。彼が落ち目になったのではなく、時代が勝手に彼を落ち目にしたのだと痛感してしまいました。.
ジョージー・フェイムもNRBQも愛した「Sittin' In The Park」などで知られる巨体の黒人シンガーにして優れたソングライター、そしてエンターティナー。名曲を愛する心の持ち主で、過去のスタンダードを自分色のR&Bに塗り替えるのも大得意でした。いまやチカーノソウルのレジェンドとしてアメリカでも再評価大。「Soulful Strut」をちょっとテンポダウンさせたみたいな「Moonlight In Vermont」とか、最高すぎ。.
収録曲・データ
【曲目】Temptation / Exodus / Fly Me To The Moon / Let’s Fall In Love / Somewhere / Ol’ Man River // Every Day I Have The Blues / Who Can I Turn To? / Moonlight In Vermont / Secret Love / When I Fall In Love / It’s All Right With Me
「Summertime」「Sittin’ In The Park」などのヒット曲を持つシカゴのソウルシンガー。巨体からくりだす情感豊かな歌声はジャンルを超えたさまざまな歌を包み込みむような愛くるしさを持っていました。この曲は彼が62年にはなったファーストヒット(R&Bチャート18位)。すでに憎めないキャラクターと魅力はできあがってます。.