オリジナルは米Bethlehemで1956年にリリースされたアルバム「Mel Torme with The Marty Paich Dektette」。絶頂期のメル・トーメと、10人のジャズメンによるマーティ・ペイチの緻密ながらもスイング・マインドに富んだアレンジが交錯する傑作です。イギリスでは当時紹介されなかったこのアルバムが、ようやく正式にリリースされたのは1969年のこと。センスのいいデザインのシリーズの一枚としての発売でした。.
【曲目】Only The Lonely / Angel Eyes / What’s New / It’s A Lonesome Old Town / Willow Weep For Me / Good-Bye // Blues In The Night / Guess I’ll Hang My Tears Out To Dry / Ebb Tide / Gone With The Wind / One For My Baby
60年代を通じてMOR界の大スターであったジョニー・マティス。同じような立場だったアンディ・ウィリアムスが、70年代に入ってさすがにリリースを減らす中、マティスは着実に作品を重ねます。シルキーな声で同時代の名曲をカヴァーしてゆくのですから、一度好きになったら、あの声であの曲を聴いてみたいという欲求が絶えなくなったのでしょうね。タイトル曲や「Summer Breeze」「Don’t Let Me Be Lonely Tonight」など珠玉の選曲の好内容盤です。チェックの生地を使ったアートワークも秀逸。.
収録曲・データ
【曲目】Me And Mrs. Jones / Sweet Surrender / Summer Breeze / Corner Of The Sky / Happy / Soul And Inspiration〜Just One In My Life // Don’t Let Me Be Lonely Tonight / If I Could Reach You / Remember / You’re A Lady / I Was Born In Love With You〜Summer Me, Winter Me
大スターが新世代のソングライターのヒット曲を採り上げた一枚。タイトル曲をはじめ「Rainy Days And Mondays」「If」「I'll Be There」「Never Can Say Goodbye」など、ソフトMOR化されたアレンジが絶品。しかし一番の注目は「It's Too Late」。まるで「What's Goin' On」! これぞ大穴トラック! 解説は鈴木道子さん。解説にあるアンディ・ウィリアムスの言葉「ばくは、いい歌しか歌わない。いい歌はおのずから匂いでてくる。」に、しびれます!.
男サミーの人生と夢を結実させたTV特別番組のためのサントラ。彼にとって、このかたちはベストなんでしょうね。実父 (シニア)のMCに続いて登場する子供時代のサミーの歌声にいきなりやられます。強烈にファンキーな「黒い炎」「For Once In My Life」など聴き所充分! 歌あり、寸劇あり、見てみたかった…。.
小粋なスイングジャズマンから一歩階段を上り、万人を楽しませるエンターティナーとして大成功をおさめたNat King Cole。本作はバラディアーとしてのスイートさ、スケールの大きさに焦点を絞ったヒット曲集。しかし、抜群のスイング感で迫る「I'm Never Satisfied」「パパはマンボがお好き」を収録。ビッグバンド・ファンも要チェックですよ。オリジナルは1952年のイラスト・ジャケ。その当時最新のコールの写真に模様替えしての再リリースです。.
収録曲・データ
【曲目】Somewhere Along The Way / Walkin' My Baby Back Home / Faith Can Move Mountains / Funny / Hold My Hand / Teach Me Tonight // I'm Never Satisfied / Because You're Mine / The Ruby And The Pearl / A Weaver Of Dreams / Papa Loves Mambo / If I Give My Heart To You
ディオンヌ・ワーウィックとデュエットしたA-1「Got You Where I Want You」からAOR濃度が最高潮! それもそのはず、この曲のアレンジはジェイ・グレイドン。もちろん、グレイドンが手掛けたディオンヌの傑作「Friends In Love」を、ここでもデュエットで再演しています。グレイドンの参加はこの2曲のみですが、他にも落着きを感じさせながらもメロウに揺れるナイス・ナンバーあり。期待してください!.
アルバム「We Are In Love」時にイギリスのみでリリースされた4曲入りスペシャル10インチ。アルバムからはタイトル曲と「I’ll Dream Of You Again」を収録。「Don’t Get Around Much Anymore」はオーストラリアのみでシングルリリースされていた曲。「Stompin’ At The Savoy」はサントラ「恋人たちの予感」からの収録です。.
ダニー・ディアドルフとのデュオで傑作アルバムを残した彼がソロに転身して残した唯一のソロ。パーカー・マギーのプロデュースで、落ち着いたシティポップに仕上がっています。ソングライターとして卓越した力を示す「I've Got You Where I Want You」「Before The Night Is Over」、また、ルパート・ホルムズなど他人の曲も自分の味に出来るセンスに感服です。録音はナッシュヴィルとLA。スティーブとマイクのポーカロ兄弟も参加しています。.
ソングライターなら、この声に一度ぜひ自分の曲を歌ってもらいたいと願うはず。バリー・マン&シンシア・ワイル作の名曲「Rock And Roll Lullaby」(号泣もの!)スティーヴィー・ワンダー「Happier Than The Morning Sun」ジョン・セバスチャン「The Stories We Can Tell」など隠れた名曲が、最大限に魅力を引き出すように情感一杯に歌われます。.
収録曲・データ
【曲目】That's What Friends Are For / Rock And Roll Lullaby / Happier Than The Morning Sun / Roads / Sweet Cherry Wine / A Song For My Brother // A Fine Way To Go / Just As Gone / I Get Enthused / Are We Losing Touch / We Have Got To Get Our Ship Together / The Stories We Can Tell
サム・クックの「You Send Me」を、こんなにソフィスティケートされたアレンジで聴けるなんて。「Talk To Me」はテキサスのR&Bグループ、サニー&ザ・サンライナーズがヒットさせた曲で、この選曲も異色。しかし、男の涙を封じ込めた素晴らしいカヴァーになっています。若き人気俳優が歌った大人の極上ポップスアルバム。.
フィラデルフィア出身でピアニストとしての素養も高く、ジャズ味のあるポップシンガーとして50年代から活躍したバディ・グレコ。本作はイタリアをテーマにしたおおらかなアルバムで、イタリア生まれの名曲やイタリア語で歌うマンシーニ曲などを交えた構成。「It Had Better Be Tonight」や「More」には60年代半ばらしいビート感もあって最高です。.
「Mack The Knife」を思わせる63年のヒット「Danke Schoen」を含むファーストアルバム。元祖クリス・モンテスというか、グルーヴィーな4ビートのしゃれたビッグバンドをバックにした中性的なボーカルがグッド。とってもおしゃれです。「Volare」や「I’ll Remember April」最高!.
収録曲・データ
【曲目】Danke Schoen / Volare / But Not For Me / You Made Me Love You / I've Got The World On A String / Bye Bye Blackbird // Toot, Toot, Tootsie! / They Can't Take That Away From Me / I Cried For You / Ol' Man Mose / Days Of Wine And Roses / I'll Remember April
なんて晴れやかなヴォーカルなのでしょう。これほどブリリアントなショウビズヴォーカルはめったに無し。試聴音源みたいなすごいかっこいい曲がずらり揃ってると思っていただいてOK! プロデュースはリチャード・エヴァンス。アレンジにジョニー・ペイトが参加。エレキギターはフィル・アップチャーチだと思われます。最高のノーザンソウル「Think I Will」をぜひ!.
収録曲・データ
【曲目】Brand New Morning / Lonely Girl / Up, Up And Away / Let The Little People Talk / Somewhere / Think I Will // Makin’ Whoopee / Mandy Is Two / Make Me Rainbows / Girl Without A Name / Bluesette / It’s A Beautiful Morning
ジャケット通り、心地よいサマーセーターのような歌声。若き日のジョニー・マティスのアルバムの良さを最近どんどん再発見しています。ネルソン・リドル楽団のビッグバンド&ストリングスで、ゆったりとスイングするタイトル曲「I'll Buy You A Star」や「Ring The Bell」の堂々としたスインガーぶりに、聴き惚れるしかありませんね。.
収録曲・データ
【曲目】I’ll Buy You A Star / Stairway To The Stars / When My Sugar Walks Down The Street / Magic Garden / Smile / Oh How I Try // Ring The Bell / Love Look Away / Sudden Love / The Best Is Yet To Come / Warm And Willing / My Heart And I
ABC時代のレイ・チャールズを見くびってはいけません。「我が心のジョージア」を朗々と歌っていたイメージが強すぎるかもしれませんが、彼の心の中のR&Bの炎は消えていないのです。この1964年のアルバムは、ライ・クーダーのカヴァーでも知られる「Smack Dub In The Middle」で幕開け。ベニー・カーター、ジョニー・パーカー、オリヴァー・ネルソンらがアレンジしたビッグバンドをバックにグルーヴしています。立派なソウル・アルバムです。.