セカンドソロ。もちろん傑作の誉れ高いファーストに続き、アレンジにチャーリー・カレロ、ボブ・ゴーディオ。プロデュースはボブ・クリューという完璧なフォー・シーズンス人脈での制作目。MORの良い見本のような完成度高い1枚です。「Watch Where You Walk」「September Rain」など、大ヒットこそ出ませんでしたが、NY流ポップナンバーの完成度はファーストアルバムに並びますよ。.
Watch Where You Walk.
September Rain.
By The Time I Get To the Phoenix.UKモッドシーンをジャズで熱く踊らせた名グループ、ペドラーズ。彼らの熱い演奏を生のままパックした傑作ライヴにして、デビューアルバムがこれ! この後、CBSで残すスタジオアルバムの数々も傑作ですが、空気を切り裂くように疾走するこのアルバムの空気は特別なもの! アシッドジャズ、モッドジャズ、彼らを閉じ込めようとするジャンルはどう変わろうとも、変わることのないのは彼らのかっこよさです! イラストのUK盤とはジャケ違いのオランダ盤。黒で統一したモードな衣装のライブ写真ジャケです。.
Gotta Travel On.
Walk On The Wild Side.
Misty.カナダ生まれのロバート・ファーノン。パーシー・フェイスのカナダ時代(1940年代)に、オーケストラの首席トランペッターを務めていた経歴の持ち主で、自身も活動の場をやがてアメリカに移します。シナトラの十八番のイージー化を直接関係の無いレーベルでやっているのは珍しいかも。大編成だけでなく「Come Fly With Me」のような小粋なコンボもあり。.
The Tender Trap.
Come Fly With Me.
Young At Heart.アコーディオンをフィーチャーした五重奏団に夢のようにスインギーなジャズコーラスが乗っかります。こんなに気持ちよくていいんでしょうか? 曲は全曲“道”尽くし。なるほど、景気よくかっ飛ばしてるはずです! コーラスアレンジは才人アラン・コープランド。やっぱりねー。複雑かつ立体的かつスピーディーに料理したコーラスに脱帽です。.
Some Other Street.
Between 18th And 19th On Chestnut Street.
The Trolley Song.トムとダスティのスプリングフィールド兄妹。あのダスティのスタート地点ではフォークポップだったんです。ハーモニーでもくっきり際立つ彼女の声の良さ! フォークロックスタイルの演奏もかっこいいです。.
Silver Threads And Golden Needles.
Aunt Rhody.全英チャートでは8位まで上昇。モッドなビートの効いたノーザンソウルナンバーで、かっこいいのです! アメリカではトップ100入りせず。ダスティのヒットって、英米の嗜好の違いがよくわかるんですよね。なのでUSプレスはあんまり見かけません。.
In The Middle Of Nowhere .
Baby, Don’t You Know.Vee JayからPhilipsに移籍しての第一弾。新天地で自分たちの魅力を見つめ直した、颯爽としたポップ作です。コーラスグループとしての実力を見せつける「16 Candles」や、ボッサなアレンジがバッチリきまった「You Send Me」、ビーチ・ボーイズとのアプローチの違いがはっきりわかる「Do You Want To Dance」など名カヴァー多し!.
You Send Me.
16 Candles.
Do You Want To Dance.プロデュース&全曲の作詞(作曲も2曲を除きゲンズブール)もちろんセルジュ・ゲンズブール。当時36歳で一児の母であった彼女ですが、ゲンズブールのほどこしたアダルト・ロリータ的な魔法はやはり強力なのです。ブラームスの楽曲をリアレンジしたタイトル曲「Baby Alone In Babylone」の崇高と退廃が入り交じった感覚、ゾクゾクしますね!.
Fuir Le Bonheur De Peur Qu’il Ne Se Sauve.
Pupture Au Miroir.
Baby Alone In Babylone.ニューヨーク州のガレージバンド、ジョーダン・ブラザーズ。スペンサー・デイヴィス・グループの大ヒットを元気いっぱいにカヴァーしています。若さがビンビン伝わります。B面もソフトロック感あふれるナイスナンバー! .
Gimme Some Lovin’.
When I’m With Her.LAの名門ジャズクラブ、ライトハウスの経営者で、ベーシストでもあるハワード・ラムゼイを中心に常連ミュージシャンたちによるユニット。約10年ほどメンバーを変遷させながら続いたこのプロジェクトの最終作です。全曲ボブ・クーパーによる作曲とアレンジで、50年代クールジャズの匂いが濃厚な組曲も含む構成。.
Genesis-(Pt. II).
Architectonics.
Derectional Suite.結成当初はダン・ヒックスがドラマーとして参加していたグループで、サンフランシスコのサイケフォークロックの草分けにして、シーンの開拓者。唯一のアルバムはヒックス脱退後に制作されたものですが、フォーク、ブルース、ジャズがいっしょくたになった彼らのオリジナリティが成熟されたかたちで記録された孤高の大傑作です。ヴァン・ダイク・パークス「High Coin」をデビューアルバム1曲目に配置する冒険的精神! 彼らはまさにシスコのバーバンクバンドでした。.
High Coin.
Ain’t Got The Time.
Time To Get Straight.Vee Jay時代のナンバーを集めた編集盤。ベスト盤というよりなかなか渋めの選曲が通好みで、ホワイトドゥーワップグループとしての彼らの出自を明らかにしてくれる向きも。「Silhouettes」や「Why Do Fools Fall In Love」などを収録してます。ちなみにここにも収められている「Honey Love」のバックコーラスは大滝詠一「君に夢中(いつも夢中)」に使われてますね。.
Silhouettes.
Why Do Fools Fall In Love.
Honey Love.50年代から女優として活躍するポリー・バーゲン。シンガーとしてのアルバムはColumbiaというイメージですが、本作はPhilipsに移籍後の第一弾。女優でもある彼女の生き方になぞらえたアルバム・タイトルのようです。楽曲も映画や舞台から有名になったものを中心にしています。歌声は少し円熟味を増した感じですが、アレンジ的にはモダンさもあって。ボッサな「The Continental」や、シャープなビッグバンド・アレンジの「Cheek To Cheek」が最高です!.
The Continental.
Cheek To Cheek.
Easy To Love.イスラエル出身の夫婦デュオで、ヨーロッパを中心に大変な人気を誇った彼ら。アートワークも含めてもっともソフトロック的な世界に接近した一枚です。とはいえ、彼らの出自であるアラビアンかつエスニックなフレイヴァーも盛り込まれていて、そのスリリングな折衷感覚が逆に今こそ有効と思えます。英語、ドイツ語、ヘブライ語が飛び交うヨーロッパの移民文化が生んだ最良のプログレッシヴ・ポップス!.
Never Grow Old.
7 A.
Purple Eyes.セルジュ・ゲンズブール生涯最後のミューズ。全面プロデュースの87年作品は、同時期のゲンズブール作品が向かっていたデジタル音響とタイトな80sサウンドと自らのウィスパーヴォイスをしっかり融合させた充実作。耽美的でありながら、女性としてのしっかりと自立した人間像を浮かび上がらせるのもゲンズブールとの長年のパートナーシップから生まれた強さなのでしょう。.
Etre ou ne pas naitre.
Lost Song.
Le moi et le je.イギリスの北ヨークシャー生まれの詩人にしてSSW。大学卒業後に教鞭生活と平行して始めたクラブでの演奏活動が評判を呼び、メディアに登場するように。これがデビュー作。「ジェット時代の吟遊詩人」とジャケで紹介されています。いかにも英国的な発音と豊かなメロディが相反しながら絡み合う不思議な感触。ブリティッシュフォークの世界でも、あまり似た人を知りません。ピアノ、ギター、ベース、ドラムによる小編成のジャジイなコンボに美しいストリングスもあしらわれます。休日の午後、ひとりで街を歩いたり、外の風に吹かれたりしつつ、物思いにふける、そんなレコード。.
The Last Will And Testment Of Jake Thackray.
Country Bus.
Scallywag.表題曲はモーリア版では「愛を求めて」、ルフェーブル版では「恋に祈りを」の邦題の下に発表され、日本テレビ系で日曜昼間に放映された「日曜映画劇場」の初代テーマ曲となりました。その他英国ロック・バンド、レア・バードの全英27位のヒット「Sympathy」を取り上げると、こちらもプウルセルと競作になりレパートリーが重複するなど、ポップス・オーケストラが群雄割拠する黄金期に誕生したアルバムです。60年代モーリアのアレンジの到達点を示している作品の一つ。ロック・ポップ・タイプの作品がうまく消化されています。.
Comme j'ai toujours envie d'aimer.
Sympathy.
In The Summertime.タイトル曲は60年代中期の彼らを代表するヒット曲(全米9位)です。フランキー・ヴァリのソロでの成功を横目に見ながらのリリースで、「ジャージー・ボーイズ」を見るとグループとしては不安定な時期でもあったことがうかがえますが、ボブ・クリュー、ボブ・ゴーディオ、チャーリー・カレロ、サンディ・リンツァー&デニー・ランデルら鉄壁の布陣から繰り出されるポップスは、やはり黄金なのです。.
Working My Way back To You.
Can’t Get Enough Of You Baby.
I Woke Up.1964年のシングル。兄トム・スプリングフィールド作曲のバラードで全英8位まで上昇。アメリカでは91位までしかあがりませんでした。擬似バカラック風とも感じます。せつないマイナーメロディながら盛り上がるB面は彼女らしいノーザンソウル!.
Losing You.
Here She Comes.しっとりとしたジャズ味をきわめた60年代前半のCapitol時代と、60年代後半のソフトロック・テイストを取り入れたImperial時代。ちょうどその狭間にPhilipsに一枚だけ残されたアルバムが、こちらです。まだ彼女は24歳。実年齢らしい若さも垣間見えます。ひょっとして、早くから大人びた歌を歌わされた彼女にとって、これはフレッシュな気分を取り戻す試みだったのかも。ラルフ・カーマイケルのアレンジは上品で洒落たもの。スキャットで駆け抜ける「世界は日の出を待っている」に脱帽!.
The World Is Waiting For The Sunrise.
Beautiful Friendship.
As Long As My Live.もともとフォークシーン出身。ディープでブルージーな声質を活かしてジャズブルース的な方向に向かった作品。説得力のある歌声はジュディ・ヘンスキの同傾向のアルバムとも通じます。また、若きケニー・ランキンの書いた「In The Name Of Love」をいち早く採り上げています。黒いセーターを着たポートレーイトにうっとり。ケニー・バレル、ジョー・ニューマン、フィル・ウッズ、チャーリー・マリアーノ、ミルト・ヒントンら、NYのジャズメンがバックアップ。.
In The Name Of Love.
Do Nothin’ Till You Hear From Me.
Endlessly.もともとはフォークロック仕立ての中近東出身夫婦デュオ。エスター・オファリムの神秘的な美貌と美声で、ヨーロッパを中心に大変な人気を誇りました。「Te Ador」は、ブラシが刻むボサノバに中東的な哀愁メロディがギターカッティングと共に立ち現れるというもの。クラブDJにも大いに注目された時期がありました。.
Te Ador.
True Love Can Never Die.
Hora.フォー・シーズンズを自らを切り離し、ソロとして順調なキャリアを歩み始めたヴァリのシングルです。いつものボブ・クリュー&ボブ・ゴーディオではありません(作者はソングライターのL・ラッセル・ブラウン)。全米チャートでは52位まで上昇しました。B面はクリュー&ゴーディオですが、とてもシンプルなアレンジ。こっちはアルバム未収録ですね。.
Girl I’ll Never Know, The (Angels Never Fly This Low).
A Face Without A Name.ニューポート・フォークフェスにも出演経験がある黒人シンガー。初期はフォーキーなスタイルでしたが、徐々にキャリアを多彩に広げてゆきます。このアルバムは「今の作曲家たち」というタイトルでロック/フォークロック世代の作家たちの楽曲をとりあげています。ビートルズ「In My Life」など選曲の妙もあるのですが、アーティ・バトラー、ジミー・ワイズナーのアレンジが素晴らしく、どの曲もハッとさせられます。.
In My Life.
If I Were A Carpenter.
The Times They Are A-Changin’.西海岸ジャズシーンで活動した白人ピアニスト。ピーター・ネロやロジャー・ウィリアムスを意識したポピュラー・タッチのアルバムも残していますが、カリフォルニアのクラブ、PJ’sでのライヴ演奏を収録した本作は、しっかり本気のジャズモード。歯切れのいいパッセージで駆け抜けるだけでなく、ヴィブラフォンまで聴かせてくれて驚かされます!.
I Could Write A Book.
My Heart Stood Still.
You’d Be So Nice To Come Home To.おきゃんで活発なイメージの強い彼女ですが、バラードを歌ったこのアルバムではしっとりと歌のうまさを披露します。バラードではいつものチャーミングさがせつなさを醸し出してとてもいいのです。アラン・ローバーによるアレンジもべったりしすぎない洗練があって、耳を傾けてしまいますね。.
Old Folks.
Far Away Places.
(I Left My Heart) In San Francisco.両面ボブ・クリュー&ボブ・ゴーディオ・コンビ(アレンジはチャーリー・カレロ)。60年代末を迎え、よりアダルトなリスナーへのアピールを志向していた時期のシングルです。A面はオーケストラルでドラマチックなバラード(全米29位のヒット)。B面は「I Make A Fool Of Myself」の続篇的な曲調で、隠れ名曲の感あり。70年代に一度セルフ・リメイクもしてますね。.
To Give (The Reason I Live).
Watch Where You Walk.はたしてコサックダンスはオシャレになりうる? そんな命題に挑戦した東欧経由フランス産コサックラウンジといいますか、意外と音源はかなり本気のコサックダンス向けです。しかし、このフォークダンス的な高揚感はハマればかなりハマると思います。メリー・ホプキンで有名になった「悲しき天使」のコサック版も収録。.
Casatschok.
Le Temps Des Fleurs.
Le Tzigane Amoureux.ジプシー・キングスが1982年にリリースしたデビュー・アルバム。その時点での彼らの正式なグループ名は“Gipsy Kings Los Reyes”でした。のちに日本ではCMソングとしてブレイクする「Djobi, Djoba」はこの時点ですでに彼らの重要レパートリーでした。今回入荷品は1989年のリイシューで、ジャケットが変更になっています。.
Djobi, Djoba.
Pene Penita.
Un Amor.シャンソンの名花。いつも黒いドレスを着ている人……というイメージを軽くすっとばしてくれる銀のタイト・ドレス! うつむいていますが、眉の上にも銀ラメのメイクをしているのでは? グラム・ロッカーでも、ここまでかっこいいのはいません! そしてアルバムの内容もフランソワ・ローバー、ミシェル・コロンビエら気鋭アレンジャーが彼女の意志に応えたモダンで緊張感の高い仕事をしています。.
Il Ne Faudrait Pas Que....
Il Fait Deja....
Deshabillez-Moi.