1970年5月にオハイオ州ケントステート大学で起こった反戦紛争(結果的に学生4人が死亡)を題材にした映画のサントラ。81年版の「いちご白書」ですね。全曲をあのケン・ローバーが書き下ろし、歌でジョン・セバスチャン、リッチー・ヘヴンスらが、演奏にはリチャード・マニュエル、ガース・ハドソン、ジェシ・エド・デイヴィスが参加。.
Lay Ye Down.
Don't Hide Your Light.
Main Title Montage.長髪で頬のこけた男性が目をつむる瞑想的なモノクロ・ジャケット。リリース当初の70年代からこのジャケットに惹かれたファンは多かったものです。ピアノで弾き語るシンガー・ソングライター。ほんのりと暖かいバンドサウンドと、孤独で切ないメロディ。ときおり、それを彩る美しいストリングス。暖かみと冷たさが交わるこういう音は、人間にしか出せないものです。.
Jaynie.
Pink Limousine.
I Once Had A Dog.コロラド州デンバーのBiscuit Cityからリリースされたシンガーの唯一作。次作を歌うのではなく、ピート・マッケイブやメアリー・フラワーらの作品などを採り上げていますが。マインドはSSW世代。アル・アンダーソン+ヴァン・モリスンみたいな声もいいですね。ローカル版ピーター・ゴールウェイのような「Papa Always Said」が、なにしろ絶品中の絶品なのです。.
Papa Always Said.
Ballad Of Roger Sparks.
The Singing Of A Song.ミネソタのフォークシーンが産んだ良心。彼が1980年にリリースしたファーストソロアルバムです。名作の誉れ高い「The Iowa Waltz」やコーヒーハウスでのライブ盤はこの後のレコーディングなんです。いきなりのタイトル曲から「44」と「66」という数字にまつわるストーリーテラーぶりを発揮。70年代から地元で歌い続けてきた彼の個性はすでに完成しています。.
44 And 66.
Don’t You Think Too Much.
Downtown.ブレッドではデヴィッド・ゲイツの影に隠れた感じでしたが、解散後に発表したこの初ソロは名盤の誉れ高い一枚です。リー・スクラ−、ラス・カンケル、ラリー・ネクテルら“同僚”と言ってもいいくらいの気心知れたミュージシャンと共に作り上げた珠玉作。ブレッドとは違うアーシーな味が魅力の逸品です。.
You’ll Get Along.
Someday.
Breakin’ Up Is Easy.イギリスのバンド、マッギネス・フリントのメインソングライターだった二人。「Breakaway」をアート・ガーファンクルが取り上げてから世界的な知名度が上がりました。それ以前の、こういう作品もイギリス的な暖かみがにじむポップでフォーキーさが濃厚で人気が高いのです。親密な気分に満ちた響きに、暖かい気分に。さりげなくて、忘れがたいメロディと歌声。いいね。店主敬白。.
Country Morning.
Remember Then.
Shine A Light.ユタ州のシンガー・ソングライター。同地で長いキャリアを続ける生粋のローカルミュージシャンですが、後年は俳優のキャリアにも進んだそうです。やさしさとはるかさを兼ね備えた歌声は、モルモン教というバックグラウンドとは切り離せないユタの風土も影響しているんでしょうか? フィフス・アヴェニュー・バンド的な「Clear Water Man」など隠れたいい曲あり。いやどれも敬虔でいいメロディです。.
Clear Water Man.
Child.
My Shepherd Will Supply My Need.Capitolでの「Soul Of A City Boy」の翌年にリリースされたセカンド。録音メンバーはジョン・セバスチャン、ピーター・チャイルズ、ジョージ・デュヴィヴィエ、オシー・ジョンソンというフォークもジャズも溶け合った面々。そんな人選にも彼が最初から持っていた、ジャンルにとらわれないセンスが現れています。清冽なフォークロックに滲む越境感覚、そして若きブルース。タイトルに「s」が付かず、「Young Blood」になっているこれがオリジナルジャケットです。.
Rider.
Summer Rain.
Cotton Eyed Joe.ディオン74年のシングル・リリース。翌年、スペクター・プロデュースのアルバム「Born To Be With You」に収録されます。あのアルバムは全曲スペクターのプロデュースというイメージですが、実はこの曲は違います。ディオンと同じニューヨーク育ちのキャッシュマン&ウェストのプロデュース(アルバムとも、同じテイク)。こうやってシングルで聴くのが本筋でしょう。モノラル・ミックスはDJ盤のみ。.
New York City Song.ウッドストックフェスに行かなかったジョニ・ミッチェルが想像で書いた名曲「Woodstock」をヒットシングルにしたのは、イアン・マシューズ率いるこのバンド。フェアポート・コンヴェンション脱退後の彼が指向した「イギリスから見たアメリカ」サウンドを体現しています(ただイアンは本作で脱退)。特に、ヴィブラフォンに導かれて始まる「Sylvie」の素晴らしさに異論を唱える人はいないでしょう!.
Woodstock.
Sylvie.
And Me.うつむいて街角を歩く二人の男。季節は秋冬ですかね。その姿が彼らのサウンドを表しています。マイナーながらも美しい旋律の曲を多く収録したソフトでフォーキーなアルバム。ピアノの音色が印象的な「The Lovers」や「Endless Sunrise」の穏やかな風情が格別です! ホーンとストリングスのアレンジはなんと巨匠ドン・コスタ!.
We’re On Our Way (To The Country).
Endless Sunrise.
Over Our Heads.1977年に公開された映画「The Farmer」のサウンドトラック。いきなりウーゴ・モンテネグロによる不穏な電子音トラックで驚かされますが、その後はアメリカーナ+ストリングスとでもいうべき世界観。ジーン・クラークが歌う「American Dreamer」が挿入されたり、単にルーツ志向のひとことでは片付けられない不思議なムードです。ジャケもそういう世界観を表していますね。.
Night Train To Dixie.
American Dreamer.
Garrote.ブラックパンサー党の指導者のひとりで、収監中に脱獄をしようとして射殺された人物がジョージ・ジャクソン。当時アメリカを騒がせたその事件の、わずか3ヶ月後にリリースされたディランのシングル。プロテスト的な姿勢をひさびさに表明した曲でした。2ヴァージョンを両面に収録。.
George Jackson (Big Band Version).
George Jackson (Acoustic Version).カナダ出身で実直な歌を歌い続けてきたシンガー・ソングライター。まさかこの人にAORな作品が? あるんです(曲によって)。淡くフォーキーなムードと大人っぽいグルーヴが結びついた「Baby Step Back」を聴いてみてください。もちろん無理しておしゃれになる必要はないと自分らいい歌を歌う彼も健在です。.
Baby Step Back.
14 Karat Gold.
Blackberry Wine.ヤングブラッズの中心人物。セカンドソロです。ソフトなフォーク調で始まってフォーキーなボッサインスト、そしてコーダではカントリーワルツと表情を変えるタイトル曲は、彼の自由な音楽性の本質を物語っているよう。さわやかさのなかに冒険心がある。そんなところが気になるのです。.
Song For Juli.
ジャンバラヤ.
Morning Sun.60年代からヒッピーやサイケデリック文化と交流があり、俳優としても独自のキャリアを歩んだピーター・フォンダ。77年当時の最新公開作「アウトロー・ブルース」がカントリーを題材にしていたので、ラジオ局用に音楽との関わりに焦点を当てて制作されたプロモ用片面ディスクです。フォンダの歌やインタビュー以外に、ホイト・アクストン、スティーヴン・フロムホルツの歌も収録。.
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.後にミミ・バエズとコンビを組む早生の天才ディック・ファリーニャ(小説家としても作品を発表)とエリック・フォン・シュミットらが滞在先のロンドンで録音したセッション。若きボブ・ディランがハーモニカで参加していることで有名ですが、なにより主役の二人のビターでディープなフォークブルース〜ヒルビリーの数々にうたれます。「Dobell's Jazz Record Shop」での録音というロケーションにもしびれちゃいますね。レコーディングは1963年1月14日と15日。リリースは後年でした。.
Jumping Judy.
Glory, Glory.
Xmas Island.長いあいだにわたってウッドストックSSWの大名盤として語り継がれている作品。名曲「The Brand New Tennessee Waltz」「Biloxi」など、寒い夜に似合う人肌サウンド。もちろん見開きジャケットです。4面とも彼の同じ顔というアートワークが地味ながら挑発的。アルバムを聴きながら順に顔を眺めてゆくと、最後にはその表情の意味が違って感じられたり……。.
The Brand New Tennessee Waltz.
Biloxi.
Snow.アメリカン・ミュージックへの憧れを、いかにも英国的なフィルターを通しながら独自のものとして消化した英国SSWの大傑作セカンド・アルバム。なんだかプリAOR的な雰囲気も出てきて、たまんないんですよ! B面2曲目のメロウな「Heaven Knows」から痛快にスイングするタイトル曲「Sunny Side Of The Streets」への流れがたまらなく素晴らしいのです。優しい日の光の中で聴きたい傑作!.
Heaven Knows.
Sunny Side Of The Street.
Give All You’ve Got To Give.ウディ・ガスリー〜初期のボブ・ディランの流れを汲むフォーキーなSSWの77年作。何物にも左右されない落ち着いた風情が魅力です。ガスリー・ナンバーもカヴァー。草原の道すがら、小犬の頭を撫でてる裏ジャケにこの作品の持つ“味”が表れています。フォーキーで人懐っこいサウンドと彼の中に潜むトゲの重なり合いを、名匠ニック・ヴェネットが絶妙にプロデュース。.
Blue Ridge Mountain Skyline.
Will You Miss Me When I’m Gone.
Carolina Soldier Boy.1971年の名作「Stories」の印象が日本では強すぎて、他のアルバムがわりと無視されている感じですよね。変わらぬ歌心の良さ、もっと知ってほしい。そして、バリー・ゴールドバーグがプロデュースしたこのアルバム、ジェシ・エド・デイヴィスとデヴィッド・リンドレーという日本人気の高いギタリスト2人が参加! ジェシ・エドのあの音、あのプレイが随所でちゃんと聴けるので注目してください。.
Tom’s Song.
I Feel Bad.
She’s Got You.デビューは1981年。自主レーベルからのリリースで、カリフォルニアのフォークシーンで淡々と活動を続けていた人です。これがセカンドで、こちらも同じ自分のレーベルから。4年が経過しても流行にいっさいまどわされない音楽性は変わらず。気の合う音楽仲間たちとグッドタイミーに自分の好きな歌を歌ってます。ちょっとジャズ&ジャイヴ味があるのもいいですね。.
Don’t Worry, Be Happy!.
My Moment Will Come.
Clyde Hayes.ロビー・ロバートソンがプロデュースしたファーストアルバムの印象が強すぎてこのセカンドを陰に隠しているのがもったいないと思います。エイモス・ギャレット全面参加、トッド・ラングレンのプロデュース3曲を含む本作。彼の等身大な呼吸にもっと近づいたような気にさせてくれる身近さを持った内容です。トッド・アレンジの「Silly Heart」めちゃポップでいい曲です。.
Silly Heart.
Glory To The Day.
Isn’t That So?.大ヒット曲という以上にジェームス・テイラーの生き方そのものを表しているドラマチックな重要曲。全米3位まで上昇。きわめて控えめなプレイながら、この曲でのラス・カンケルのドラミングは高く評価されています。.
Fire And Rain.
Anywhere Like Heaven.60年代のボストン暮らしから転じて、LAに居を移してすぐにパラマウントから傑作アルバムが今も人気の高いファースト・ソロ「John Herald」をParamountからリリース。その5年後にサンフランシスコのスモールレーベルから発表した本作です。きままな雰囲気、ペーソスあふれる声、そして無邪気に音楽を楽しむ姿にやられます。Paramount盤が好きなら、本作でも彼の変わらぬ魅力に酔えるはず。.
Slightly Blind.
Happy Sunny Side Of The Life.
Wiggle Worm Wiggle.NY州サラトガ・スプリングのコーヒーハウス、カフェ・レナに出入りするうち、自身も歌い始めたのが60年代末。デュオ編成による地元ツアー、ユタ・フィリップスの助演などを経て、ソロデビューしたアルバムがこちら。おおらかな音楽を繰り広げています。ちょっとビターな隠し味も男の粋。界隈のミュージシャンと活発な交流があった人で、レコードショップを経営していたこともあるとか。味のある歌声です。.
Wasted Rose.
Church And Paydays.
For The Love Of Pete.NY青春系SSWとしてデビューしたのが1982年。このサードアルバムはT・ボーン・バーネットのプロデュース。この時期、彼はNY在住だった佐野元春さんとも交流がありました。A-2「Yvonne」にはNRBQのジョーイ・スパンピナートとトム・アルドリーノが参加。エイティーズ的なドンシャリサウンドではありますが、パワーポップファンのハートを直撃する良メロのるつぼです。「Like A Vague Memory」はライブでもよく歌われてました。.
Yvonne.
Blues Is King.
Like A Vague Memory.シンガー・ソングライターとしてのボブ・リンドの名を永遠に残すフォーキー・ソフトロックの超名曲。数多くのアーティストにカヴァーされましたが、これが作者自演版です。バックのアレンジも彼の歌声も素敵すぎます。.
Elusive Butterfly.
Cheryl’s Goin’ Home.言わずと知れた元エヴァリー・ブラザース。名作ソロ「Star Spangled Springer」を皮切りに開始したソロ活動で、本作は3枚目のソロ・アルバム。アレンジャーにウォーレン・ジヴォンを迎え(共作も一曲)、人懐っこくてフォーキーな面だけでなく、時代を意識したエッジの効いたナンバーも収めています。とは言え「Patiently」や「Words In Your Eyes」みたいなアコースティックで暖かい曲が、やっぱりバッチリ。そうかと思えば「When Will I Be Loved」のレゲエ・アレンジなんて、小粋なプレゼントも。なかなか話題に上がることのないアルバムと思いますがぜひご試聴を。.
Patiently.
Words In Your Eyes.
When Will I Be Loved.リンダ・ロンシュタットやボニー・レイットが彼の作品を取り上げたことから知られるようになったSSWで、60年代グリニッジ・ヴィレッジのフォーク・サーキット出身。70年のデビュー作と本作、そして81年にライヴ盤。アルバムは生涯でこの3作のみ。力のこもった歌唱、充実の極みの演奏とともに記憶されているSSW名盤です。胸が熱くなります。.
Jasper And The Miners.
Jack Knife Gypsy.
Pinto Pony.