1970年5月にオハイオ州ケントステート大学で起こった反戦紛争(結果的に学生4人が死亡)を題材にした映画のサントラ。81年版の「いちご白書」ですね。全曲をあのケン・ローバーが書き下ろし、歌でジョン・セバスチャン、リッチー・ヘヴンスらが、演奏にはリチャード・マニュエル、ガース・ハドソン、ジェシ・エド・デイヴィスが参加。.
Lay Ye Down.
Don't Hide Your Light.
Main Title Montage.ソロ最初期の傑作。60年代にキングストン・トリオの一員に迎えられて以来、トリオの音楽の鍵を握る影の最重要SSWとして活躍。そしてソロに。彼もまた遙かなるアメリカの内奥を歌う詩人になります。本作はピーター・アッシャーのプロデュースで、その縁からジェームス・テイラー、ダニー・クーチ、ラス・カンケルらも参加。この低く響く歌声をどうぞ。まるで、もうひとりのジョニー・キャッシュ。.
Big Joe.
Willard.
Golden Rollin’ Belly.長髪で頬のこけた男性が目をつむる瞑想的なモノクロ・ジャケット。リリース当初の70年代からこのジャケットに惹かれたファンは多かったものです。ピアノで弾き語るシンガー・ソングライター。ほんのりと暖かいバンドサウンドと、孤独で切ないメロディ。ときおり、それを彩る美しいストリングス。暖かみと冷たさが交わるこういう音は、人間にしか出せないものです。.
Jaynie.
Pink Limousine.
I Once Had A Dog.自伝的で率直な曲、放浪をテーマにした曲、そしてちょっと甘酸っぱいノスタルジックなメロディ。こうしたフォーキーさが好きな人にはジャストな内容。歌とギターとハーモニカにアコースティックベースが加わるという編成でほとんどの曲を演奏しています。サンフランシスコ録音。80年代の作品とは信じがたいほど純な人柄の伝わるフォーキーSSW作品。.
Chicago's Cold.
Wait For Your Call.
The Times Back When.コロラド州デンバーのBiscuit Cityからリリースされたシンガーの唯一作。次作を歌うのではなく、ピート・マッケイブやメアリー・フラワーらの作品などを採り上げていますが。マインドはSSW世代。アル・アンダーソン+ヴァン・モリスンみたいな声もいいですね。ローカル版ピーター・ゴールウェイのような「Papa Always Said」が、なにしろ絶品中の絶品なのです。.
Papa Always Said.
Ballad Of Roger Sparks.
The Singing Of A Song.やさしげなシンガーソングライター全盛期にあってFolkwaysからのデビュー。幼さの残る顔立ちですし、歌声だってまだ少年のようですが、ギターの鳴りにしても、曲にしても硬派な雰囲気漂う青年です。たとえて言えば、ボブ・ディランのファースト・アルバムのみに影響を受けて音楽を始めたような。しかし、余分なものを削ぎ落とした瑞々しさに、とても惹かれるものがあります。.
Rollin’ To The Border.
Meet Me In The Roadhouse (Tonight).
The Lily Of The West.ミネソタのフォークシーンが産んだ良心。彼が1980年にリリースしたファーストソロアルバムです。名作の誉れ高い「The Iowa Waltz」やコーヒーハウスでのライブ盤はこの後のレコーディングなんです。いきなりのタイトル曲から「44」と「66」という数字にまつわるストーリーテラーぶりを発揮。70年代から地元で歌い続けてきた彼の個性はすでに完成しています。.
44 And 66.
Don’t You Think Too Much.
Downtown.ブレッドではデヴィッド・ゲイツの影に隠れた感じでしたが、解散後に発表したこの初ソロは名盤の誉れ高い一枚です。リー・スクラ−、ラス・カンケル、ラリー・ネクテルら“同僚”と言ってもいいくらいの気心知れたミュージシャンと共に作り上げた珠玉作。ブレッドとは違うアーシーな味が魅力の逸品です。.
You’ll Get Along.
Someday.
Breakin’ Up Is Easy.イギリスのバンド、マッギネス・フリントのメインソングライターだった二人。「Breakaway」をアート・ガーファンクルが取り上げてから世界的な知名度が上がりました。それ以前の、こういう作品もイギリス的な暖かみがにじむポップでフォーキーさが濃厚で人気が高いのです。親密な気分に満ちた響きに、暖かい気分に。さりげなくて、忘れがたいメロディと歌声。いいね。店主敬白。.
Country Morning.
Remember Then.
Shine A Light.ユタ州のシンガー・ソングライター。同地で長いキャリアを続ける生粋のローカルミュージシャンですが、後年は俳優のキャリアにも進んだそうです。やさしさとはるかさを兼ね備えた歌声は、モルモン教というバックグラウンドとは切り離せないユタの風土も影響しているんでしょうか? フィフス・アヴェニュー・バンド的な「Clear Water Man」など隠れたいい曲あり。いやどれも敬虔でいいメロディです。.
Clear Water Man.
Child.
My Shepherd Will Supply My Need.Capitolでの「Soul Of A City Boy」の翌年にリリースされたセカンド。録音メンバーはジョン・セバスチャン、ピーター・チャイルズ、ジョージ・デュヴィヴィエ、オシー・ジョンソンというフォークもジャズも溶け合った面々。そんな人選にも彼が最初から持っていた、ジャンルにとらわれないセンスが現れています。清冽なフォークロックに滲む越境感覚、そして若きブルース。タイトルに「s」が付かず、「Young Blood」になっているこれがオリジナルジャケットです。.
Rider.
Summer Rain.
Cotton Eyed Joe.プロ/アマを問わずグリニッチヴィレッジのフォークシンガーたちの交わりを担った“Fast Folk Magazine”やライブを主宰した根っからのフォーキー。「Fast Folk」への参加条件は自分のオリジナル曲を持ってくることだったそう。ソロキャリアは70年からあります。このアルバムはシンプルなバンドサウンドで自分らしさを表現。もちろん全部オリジナル曲ですよ。.
The Inner Man.
Nobody Home.
Wheelbarrow Johnny.ディオン74年のシングル・リリース。翌年、スペクター・プロデュースのアルバム「Born To Be With You」に収録されます。あのアルバムは全曲スペクターのプロデュースというイメージですが、実はこの曲は違います。ディオンと同じニューヨーク育ちのキャッシュマン&ウェストのプロデュース(アルバムとも、同じテイク)。こうやってシングルで聴くのが本筋でしょう。モノラル・ミックスはDJ盤のみ。.
New York City Song.ウッドストックフェスに行かなかったジョニ・ミッチェルが想像で書いた名曲「Woodstock」をヒットシングルにしたのは、イアン・マシューズ率いるこのバンド。フェアポート・コンヴェンション脱退後の彼が指向した「イギリスから見たアメリカ」サウンドを体現しています(ただイアンは本作で脱退)。特に、ヴィブラフォンに導かれて始まる「Sylvie」の素晴らしさに異論を唱える人はいないでしょう!.
Woodstock.
Sylvie.
And Me.うつむいて街角を歩く二人の男。季節は秋冬ですかね。その姿が彼らのサウンドを表しています。マイナーながらも美しい旋律の曲を多く収録したソフトでフォーキーなアルバム。ピアノの音色が印象的な「The Lovers」や「Endless Sunrise」の穏やかな風情が格別です! ホーンとストリングスのアレンジはなんと巨匠ドン・コスタ!.
We’re On Our Way (To The Country).
Endless Sunrise.
Over Our Heads.1970年にファースト、そして70年代半ばにこのセカンドを発表。残した作品はその2枚だけ。このセカンドの頃は生まれ育ったヒューストンから東海岸メリーランド州に拠点を移していたことがクレジットからわかります。人懐っこさとせつなさが共存した歌声はファーストから不変です。彼自身はピアノも弾きますが、卓越したリードギターを聴かせる友人ミュージシャンの参加もあり、ギターの音色の響きが全編にわたって素晴らしいです。ローカルに生きた人ならではの飾らない魅力です。.
Taking Leave Of The Nest.
Magic.
All Our Gardens.1977年に公開された映画「The Farmer」のサウンドトラック。いきなりウーゴ・モンテネグロによる不穏な電子音トラックで驚かされますが、その後はアメリカーナ+ストリングスとでもいうべき世界観。ジーン・クラークが歌う「American Dreamer」が挿入されたり、単にルーツ志向のひとことでは片付けられない不思議なムードです。ジャケもそういう世界観を表していますね。.
Night Train To Dixie.
American Dreamer.
Garrote.ブラックパンサー党の指導者のひとりで、収監中に脱獄をしようとして射殺された人物がジョージ・ジャクソン。当時アメリカを騒がせたその事件の、わずか3ヶ月後にリリースされたディランのシングル。プロテスト的な姿勢をひさびさに表明した曲でした。2ヴァージョンを両面に収録。.
George Jackson (Big Band Version).
George Jackson (Acoustic Version).カナダ出身で実直な歌を歌い続けてきたシンガー・ソングライター。まさかこの人にAORな作品が? あるんです(曲によって)。淡くフォーキーなムードと大人っぽいグルーヴが結びついた「Baby Step Back」を聴いてみてください。もちろん無理しておしゃれになる必要はないと自分らいい歌を歌う彼も健在です。.
Baby Step Back.
14 Karat Gold.
Blackberry Wine.ヤングブラッズの中心人物。セカンドソロです。ソフトなフォーク調で始まってフォーキーなボッサインスト、そしてコーダではカントリーワルツと表情を変えるタイトル曲は、彼の自由な音楽性の本質を物語っているよう。さわやかさのなかに冒険心がある。そんなところが気になるのです。.
Song For Juli.
ジャンバラヤ.
Morning Sun.60年代からヒッピーやサイケデリック文化と交流があり、俳優としても独自のキャリアを歩んだピーター・フォンダ。77年当時の最新公開作「アウトロー・ブルース」がカントリーを題材にしていたので、ラジオ局用に音楽との関わりに焦点を当てて制作されたプロモ用片面ディスクです。フォンダの歌やインタビュー以外に、ホイト・アクストン、スティーヴン・フロムホルツの歌も収録。.
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.フォーク/カントリーの奇才。ヴァン・ダイク・パークスは早くから彼の才能を認め、バーバンクにスカウトしました。ニルソンがナッシュヴィルで生まれていたらジョンのようになったかも。そんな可能性を強く感じさせる68年の作品です。代表曲「Natural To Be Gone」の過激なアレンジに唸らされます。この感じを何と表現すればいいのか、いまだに言葉が見つかりません。2001年7月に惜しまれつつ逝去。.
Natural To Be Gone.
The Six O’Clock Train And A Girl With Green Eyes.
Love Is Sweeter.後にミミ・バエズとコンビを組む早生の天才ディック・ファリーニャ(小説家としても作品を発表)とエリック・フォン・シュミットらが滞在先のロンドンで録音したセッション。若きボブ・ディランがハーモニカで参加していることで有名ですが、なにより主役の二人のビターでディープなフォークブルース〜ヒルビリーの数々にうたれます。「Dobell's Jazz Record Shop」での録音というロケーションにもしびれちゃいますね。レコーディングは1963年1月14日と15日。リリースは後年でした。.
Jumping Judy.
Glory, Glory.
Xmas Island.長いあいだにわたってウッドストックSSWの大名盤として語り継がれている作品。名曲「The Brand New Tennessee Waltz」「Biloxi」など、寒い夜に似合う人肌サウンド。もちろん見開きジャケットです。4面とも彼の同じ顔というアートワークが地味ながら挑発的。アルバムを聴きながら順に顔を眺めてゆくと、最後にはその表情の意味が違って感じられたり……。.
The Brand New Tennessee Waltz.
Biloxi.
Snow.ギャルドストン&トム(のちのAORの名グループ、ファー・クライ)を結成するSSWのファースト。NYのシティボーイっぽい洗練されたアコースティックナンバーを連発。ジャズのコード感を秘めたメロディと展開は、とても小粋。都会ならではの人恋しさが交錯するグリニッチヴィレッジのワンシーン。それを写し取った音楽に、胸が締め付けられます。.
The Newsreel.
I Wanna Go To Sleep.
Know You Well.アメリカン・ミュージックへの憧れを、いかにも英国的なフィルターを通しながら独自のものとして消化した英国SSWの大傑作セカンド・アルバム。なんだかプリAOR的な雰囲気も出てきて、たまんないんですよ! B面2曲目のメロウな「Heaven Knows」から痛快にスイングするタイトル曲「Sunny Side Of The Streets」への流れがたまらなく素晴らしいのです。優しい日の光の中で聴きたい傑作!.
Heaven Knows.
Sunny Side Of The Street.
Give All You’ve Got To Give.ガットギーの響きと内省的な歌声が味わい深いフォーキー。PPMのポール・ストゥキーのプロデュースによるデビュー作です。収録されたギターのインスト「Sergei」はポールが日本公演の際にとりあげた作品で、PPMの「ライヴ・イン・ジャパン」にも収録されていますが、こちらがオリジナル。70年代以降も着実に活動を続けますが、このデビュー作がもっとも渋さや深みをたたえています。若さゆえの青い心がそうさせているのでしょうか?.
Acalanto.
Rambler.
Sergei.ウディ・ガスリー〜初期のボブ・ディランの流れを汲むフォーキーなSSWの77年作。何物にも左右されない落ち着いた風情が魅力です。ガスリー・ナンバーもカヴァー。草原の道すがら、小犬の頭を撫でてる裏ジャケにこの作品の持つ“味”が表れています。フォーキーで人懐っこいサウンドと彼の中に潜むトゲの重なり合いを、名匠ニック・ヴェネットが絶妙にプロデュース。.
Blue Ridge Mountain Skyline.
Will You Miss Me When I’m Gone.
Carolina Soldier Boy.1971年の名作「Stories」の印象が日本では強すぎて、他のアルバムがわりと無視されている感じですよね。変わらぬ歌心の良さ、もっと知ってほしい。そして、バリー・ゴールドバーグがプロデュースしたこのアルバム、ジェシ・エド・デイヴィスとデヴィッド・リンドレーという日本人気の高いギタリスト2人が参加! ジェシ・エドのあの音、あのプレイが随所でちゃんと聴けるので注目してください。.
Tom’s Song.
I Feel Bad.
She’s Got You.1975年にマリオ&ルティア・ローゾン名義で出したファーストアルバムはカナディアンアシッドフォークの逸品&超レア盤! それから4年後に発表されたこのアルバムはもう少しポップな要素が増していますが、フォーキーな作風を起点に、グルーヴィーな曲やジャズ的な曲にも手足を伸ばしてゆく自由な音楽性には垣根がありません。カナダ産らしい凛とした空気感。.
Bird Of Paradise Bird Has Flown.
Silhouette.
Christine.