大ヒット曲「This Magic Moment」収録。NYのホワイト・ドゥワップ・シーンから出てきた彼らが、自分たちのルーツに立ち返って、ポップスをコーラスする楽しさを追求したアルバムです。内ジャケに書かれた数々のデディケーションに、彼らの愛情の深さがにじみ出ています。「Goodnight My Love」「So Much In Love」が素晴らしい仕上がり。Beach Boysも採り上げている「Hushabye」もいいアレンジです。じつはこれ、69年リリースのアルバム「Sands Of Time」と同内容です。.
United Artists Jazzシリーズのアルバムは内容、アートワーク共に全部持っておきたいハイクオリティ! 黒人オルガン奏者とオリバー・ネルソンのビッグバンドによる、構築的でアイデア豊かな“ソウル・ジャズ”です。オープニングを飾る「A Taste Of Honey」から目が覚める思い。レイ・バレットのコンガが全体を力強く鼓舞しています。ジャケットに描かれた少女は、のちに「The Knack」に主演するリタ・トゥシンハムがモデル(映画「A Taste Of Honey」で英国アカデミー新人賞を受賞)。.
主題歌「The Best That I Know How」を作曲し、歌っているのはバリー・マン。もちろん作詞はシンシア・ワイル。ここにしか収録されていません。残りはELOの既発曲と、ジミー・ハスケルによるインスト曲という構成。日本でのタイトルは「メラニー・グリフィスのセクシー・ジョイライド」というものだったそうです。.
収録曲・データ
【曲目】The Best That I Know How / Tightrope / Dancin' In Alaska / Can't Get It Out Of My Head / Boy Blue / Eatin' Dog Food // The Best That I Know How (Instrumental) / So Fine / The Getaway / Telephone Line / Rockaria! / Train Stuff / The Best That I Know How (Reprise)
「Soulful Strut」の続編みたいな、素晴らしいシャッフル・ピアノ・インストになった「Let’s Get It On」だけでもう最高。ピアノ二台を使った連弾をアレンジしながら息の長い活動を続けたデュオの74年リリース作品。当時のヒット曲を安易にカヴァーしたというような内容ではありません。リリカルさも、オーケストラの壮大さもきちんと知り尽くした意匠の秀作です。.
収録曲・データ
【曲目】Touch Me In The Morning / Caine’s Theme From “Kung Fu” / Harmony / I Want to Spend My Life with You / Live And Let Die / Spring Is Coming // Let’s Get It On / Jeremy / Tie A Yellow Ribbon Round The Old Oak Tree / Yesterday Once More / The Morning After / When Heaven Smiles
ケニー・ローゼンバーグこと、のちのケニー・ヴァンスが在籍。ホワイト・ドゥワップからスタートし、後期には甘さを湛えたポップス・グループへと成長。ロネッツ「Do I Love You」「Walking In The Rain」の素晴らしいカヴァーをはじめ、60年代のポップスをモダンなアレンジで再生させようという“Oldies But Goodies”な試みの一枚。ポップス・ファンにはたまらない名解釈連発です。.
1964年に7歳でレコードデビューしたマーク・ラディス。天才少年としてキャリアを積み、19歳の年にリリースしたのがこの完全無欠のディスコ・アルバムでした。若いながらも自身を含め10人編成のバンドを率い、黒人ミュージシャンたちとも堂々わたりあっています。ノーティなディスコダンス・ナンバー中心に徹した構成はすがすがしいですが、1曲あるバラード「The Answer Is You」も才能の塊と思います。.
【曲目】Lost Indian / Keep On Pushin' / I Wish You Knew / Hot Burrito Breakdown / I Might Take You Back Again / Forget Me Not // Tried So Hard / Anna / If You're Ever Gonna Leave Me / Aggravation / Sound Of Goodbye / Swing Low Sweet Chariot
60年代は各レコード会社から、音質にこだわったシリーズが出ていました。本作はシャープでアップテンポなビッグバンド・ブラス。目まぐるしくもかわいらしい「Buzy Bizet」は「カルメン」をアレンジしたもの。「April In Portugal」「Donkey Serenade」などパーカッシヴなトラックがオススメです。.
【曲目】A Song Of Joy / Airport Love Theme / Love Me Tonight / The Long And Winding Road / Spanish Eyes / True Grit // Love A Funny Thing / Midnight Cowboy / Something / Main Title from Bob & Caril & Ted & Alice (Handel’s Hallelujah Chorus) / Funny Girl / My Chrie Amour