1960年代に入ってのち「A Taste Of Honey」の作者としてグラミーを授賞し、作曲家、ピアニスト、アレンジャー、プロデューサーとして名を成す彼の初期キャリア作品。この時点では、まったくストレートな4ジャズの世界に身を置いていることがわかります。MJQやジョージ・シアリングにも似た世界を、もう少し自分の身に寄せてプライベート感を増したような音楽。ギターにディック・ガルシア、ベースにテディ・コティック。ヴァイヴはボビー自身です。自作を2曲収録。知的で穏やかな響きに惹かれます。当時まだ22歳!.
収録曲・データ
【曲目】The Nearness of You / I Remember You / Serenata / Blues for Jamie / Fine and Dandy // Every Woman / The Poddler / Black Coffee / New Orleans Stomp / Lover Man
ラテン・パーカッショニスト、アルマンド・ペラーザをメンバーに迎えてのクインテット編成で行われたライヴ。タイトル通り、サンフランシスコのマソニック・オーディトリアムでのライヴ。ちなみにこのときの共演者はペギー・リーとキングストン・トリオであったそうです。もちろんラストに持ってくる「Lullaby Of Birdland」をはじめとした代表曲に加え、「My New Mambo」などダンスナンバーも忘れていません。カクカクしてるのに聴きやすい。ほんとに不思議なグルーヴだと思います。.
収録曲・データ
【曲目】The Be-Bop Irishman / I’ll Be Around / Jumpin’ With Symphony Sid / This Nearly Was Mine / My New Mambo // The Outlaw / When April Comes Again / Monophraseology / Cocktails For Two / Lullaby Of Birdland
ピアニスト、シンガー、作曲家としてマルチな才能を発揮した才人ジャズマン、サイ・コールマンがウェストコーストのマイナーレーベルに残したカルテット盤。ミュージカル「Wildcat」のために書き下ろした楽曲を改めて自分の手で演奏しているもので、スタンダードとして定着している「Hey Look Me Over」なんかも、ここからの曲だったんですね。ドラムスにはデイヴ・ベイリーが参加。ピアノトリオ+パーカッションの編成で、すかっとした演奏を聴かせます。.
何はさておきA-1「Jazz Mambo」! ピアノもボンゴもリズミカル&クールにマンボ。トリッキーなイントロもよろしい。サイ・コールマンは才能がありすぎて、どれを買っても違う顔。クールにピアノトリオで決めたこれ、単純にかっこいいですよ。「Gypsy In My Soul」では右手の技術見せまくり弾きまくり。ジャケは氷の上にコールマン(凍るマン)。.
収録曲・データ
【曲目】 Jazz Mambo / Witchcraft / Hooray For Love / Isn’t It Romantic? / You Fascinate Me So / Gypsy In My Soul // Alley Cats / Foggy Day / Sing You Sinners / Bess, You Is My Woman / I Want To Be Happy
【曲目】Joke / The Beginning Of The End / The For Carnival / Sketches For Remo : Solitude〜Fun // Evolution : Jungle Call〜Evocation And Dances〜Incantation〜Confrontation〜Spleen〜The Modern Civilization / Bruce Lee : A Strange World〜The Man〜Kung Fu〜Meditation〜Epilogue
Columbia 6eyesレーベル(ミゾあり)。少々チリノイズある盤です(試聴サンプルは良品入荷時の音源を使用しており、今回入荷品とはコンディションが異なります)。
ユニークなトロンボーン・アンサンブル。
J.J.ジョンソンとのコンビで知られる彼が組織したユニークなトロンボーン・アンサンブル。リードはすべてトロンボーンのハーモニーによる、楽しい実験精神の賜物です。テーマは全米各都市にちなんだスタンダード。「Sidewalks Of Manhattan」と「Manhattan」を一緒の曲にしていたり、「Moon Over Miami」はチャチャチャだったり。アイデア豊か。.
収録曲・データ
【曲目】(Sidewalks Of) Manhattan / Lower Boneville / St. Louis Blues / Chattanooga Choo Choo / Moon Over Miami / Shuffle Off To Buffalo // (I’ve Got A Gal In) Kalamazoo / Charleston / On The Atchison, Topeka And The Santa Fe / Cha Cha Chicago / Mobile / I’m A Ding Dong Daddy From Dumas
アコーディオン(ピアノも)を駆使する鍵盤奏者ジョニー・ハムリン率いるクインテットによるヒップ・ジャズ。トロンボーンを主体にしたアンサンブルにリラックスした雰囲気と同時に気品も。「Cyclone」のまさに曲名の通りなスピーディで疾走感溢れる演奏に度肝を抜かれます。「I Remember April」「Battle of the Horns」はアッパーかつしなやかです。.
A2「 It Might As Well Be Spring」からA5「Joey, Joey, Joey 」にかけて所々でノイズ。全体としてはEX++ほどです。
エキサイティング・ピアノ&リズム!
カルテット・トレビアン! 裏ジャケに記されたキャッチフレーズは“Exciting Piano And Rhythm”。さわやかな高揚感にあふれたリズム&ジャズ! 青空に風船を持って躍動する若者たちをとらえたジャケットも素晴らしい!ラムゼイ・ルイスの影響下にある ライトでブリリアントなラテン風味のピアノ・トリオにパーカッションが加わり、クールでいながら、熱いアクセントを加えています。.
収録曲・データ
【曲目】The Night Is Young And You're So Beautiful / It Might As Well Be Spring / We Remember Jamie / Joey, Joey, Joey // There Is No Greater Love / Lover Man (Oh Where Can You Be?) / Spring Can Really Hang You Up The Most / Accidently On Percy