ウェストコーストジャズの実力派で、ソウルジャズ傑作「Mustang」でもおなじみ。彼がディズニー関連のオーケストレーションで知られるアレンジャー、カマラータのプロデュースでレコーディングしたミュージカル(ブロードウェイ)と映画(ハリウッド)の名曲集。企画要素が強い内容ですが、アレンジがとってもいい! サックスもメロディアスで、A-1「Goldfinger」から聴き惚れてしまいました。.
Goldfinger.
Get Me To The Church On Time.
Of Human Bondage.ジョン・ウェインとロバート・ミッチャムが共演した西部劇映画「エル・ドラド」(ハワード・ホークス監督)のサウンドトラック。ネルソン・リドルの数あるサントラ盤でもかなりレアです。西部劇とリドルの組み合わせからしてすでに興味津々。ソフト・コーラスをあしらったタイトル曲も斬新で美しい仕上り。ハーブ・アルパートにも通じるメキシコ的叙情と洗練性の融合が素晴らしいですね。.
El Dorado.
Free Frijoles.
La Noche Y Las Estrellas.イタリアの小さな港町アマルコルドを舞台にした住人たちの悲喜こもごも…。フェリーニの自伝的色合いの濃い傑作映画です。実はこの映画がフェリーニの中で一番好き、という人、多いんじゃないでしょうか? 豪華客船のあまりの美しさに涙してしまう、というシーンが印象的でした。ロータのフェリーニ作品の中でも叙情味の大きい作風です。.
Amarcord.
Gradisca And The Prince.
The Rex.“Un-original Cast(オリジナル出演者ではないです)“と銘打ってお送りするユーモラスでヒップなジャズ版「My Fair Lady」。ジャック・シェルドン、アイリーン・クラルをヴォーカリストに迎え、ジョニー・ウィリアムスが全体をアレンジ。インストながら「Get Me To The Church On Time」もクール! 物怖じしない洒落心が生んだ素敵なチャレンジです。.
Show Me.
Get Me To The Church On Time.
I Could Have Danced All Night.50年代の人気映画のテーマ曲を2人のアレンジャーが片面ずつ担当して一枚のアルバムに収めたレコードです。トミー・ドーシー・オーケストラのアレンジャーを務めたディック・ジェイコブス、ローレンス・ウェルクに重用されるアレンジャーのジョージ・ケイツ。ストリングス、ブラス、コーラスを駆使しながら、それぞれに異なる個性を感じさせます。「エデンの東」など、今では永遠の名画がこの当時は公開間もなくであったりとか、この時代にしかありえないロマンティックなムードが濃厚です。.
Theme From East Of Eden.
Away All Boats.
Nightfall.ウィリアム・ゴールディングの無人島を舞台にした子供ディストピア小説「蝿の王」、1963年の初映画化時のテーマ曲(子供コーラスとインスト)を収録した変速サントラ盤です。サントラとしてはその2曲のみで、あとは当時のヒット映画や話題作からの楽曲をエリオット・ローレンス、エルマー・バーンスタインらのアレンジで収録。「博士の異常な愛情」のサントラと似たパターンですね。.
Theme From ‘Lord Of The Flies’.
Love Theme From ‘Period Of Adjustment’.
Way Down East From ‘The Great Chase’.夢の超音速旅客機コンコルドをめぐるサスペンス映画「コンコルド」のオリジナルサウンドトラック盤。当時、これもなぜか日本のみでしかリリースされず、世界のイタリアのサントラファンたちを嘆かせた1枚でした。70年代後半のチプリアーニらしいシンセを駆使したメロウでミステリアスなディスコムードがたまりませんね。.
Adventure Flight.
The Last Clash.
Martinica Dreaming.1964年公開の映画「サーカスの世界」サウンドトラック。サーカスに宿るにぎやかさ、楽しさ、そしてせつなさを巨匠ディミトリ・ティオムキンが丁寧にスコア化。美しいコーラスの「Circus World」が聴き物。「フェリーニの道化師」を手掛けたニーノ・ロータのサントラと並ぶサーカス物の名品ですね。フェリーニはドキュメンタリー的でしたが、こちらは物語のある劇映画でした。.
Big Top.
Buffalo Gal.
Circus World.アフリカを舞台にしたブロードウェイミュージカルからのナンバーをジャズ化した異色作。スタイリッシュかつ多才な黒人ピアニスト、ビリー・テイラーですが、こうした変化球的なテーマはうってつけ。クラーク・テリー、フィル・ウッズらを配した11人コンボ編成で、シンプルかつ知的でリズミカルな世界を展開します。ホルンやチューバ、フルートを擁する管編成も奏功。.
Something Big.
Nothing More To Look Forward To.
Another Time, Another Place.イギリスのテレビ局「チャンネル4」で放映されたドラマのサウンドトラック。なんとエルヴィス・コステロがプログレバンド、グリフォンの元メンバー、リチャード・ハーヴェイとのコンビで取り組んだ異色作です。彼の歌声はいっさいなく、オーケストレーションを主体としたトラックで全体が統一されています。あえてクラシカルなスコアのこだわっていて、ドラマの深みやサスペンス感を表現しています。.
G.B.H. Opening Titles; The Life And Times Of Michael Murray.
Bubbles.
Smack ‘Im!.名匠シドニー・ルメット監督、マーロン・ブランド主演の映画「蛇皮の服を着た男」のサントラ盤です。クリード・テイラーの音楽的な参謀でもあったケニヨン・ホプキンスがサントラを担当。重厚なオーケストラ・スコアだけでなく、マーロン・ブランドの不良性に呼応したR&B的なビートナンバーもある(しかも、かっこいい)のが印象的!.
Bird Song.
Get Crazy.
High Pocket Blues.デイヴ・グルーシンのジャズピアニストとしてのデビュー作。ブロードウェイミュージカル「Subways Are For Sleeping」からのナンバーを、ヒップにスイングするピアノトリオで採り上げています。アドリブに対するセンスが非常に編曲的というか、リズムへの反応などに後の非凡なアレンジャーとしての萌芽を見ます。レアな1枚。.
Getting Married.
Who Knows What Might Have Been?.
When You Help A Friend Out.フェリーニの名作「カビリアの夜」の舞台をNYに置き換えたミュージカル映画。陽気でヒップなナンバーが鳴り響くなか、善意のかたまりである主人公の女性チャリティは悲運を辿ります。この映画、60年代後半の制作で、ロック的、かつグルーヴィーなアレンジが多いんです。また、曲のレベルが高いのはサイ・コールマンが作曲に関与しているから。.
I’m A Brass Band.
Where Am I Going?.
Rhythm Of Life.1971年製作の映画「死刑台のメロディ」のサウンドトラックです。1920年代のアメリカで、いわれのない冤罪によって死刑となってしまったサッコとヴァンゼッティというふたりのイタリア移民の運命を描いた社会派ドラマでした。モリコーネのメロディラインにも痛切な思いが込められています。ジョーン・バエズの歌声も印象的。.
Speranze Di Liberta’.
La Ballata Di Sacco e Vanzetti (II parte).
Here’s To You.1980年の日伊合作映画「エデンの園」(増村保造監督)のオリジナルサウンドトラック盤。日本制作の「エーゲ界に捧ぐ」がヒットしたので、それを受けての作品。サントラはイタリア映画音楽界からステヴィオ・チプリアーニを招いての制作でした。しかし映画はヒットせず。このサントラも長らく日本のみでの発売にとどまっていました。.
Inizia L’Amore.
La Fuga.
La Prima Volta.ビリー・ワイルダー監督、ジャック・レモン&ウォルター・マッソー主演という組み合わせによる映画「恋人よ帰れ! わが胸に」のサウンドトラック。ブラックユーモアにあふれる作品を、ジャズと本格オーケストラ両方の醍醐味を知るアンドレ・プレヴィンが音で味付けしています。レモンとマッソーのコンビが「おかしな二人」で大成功するのはこの2年後。.
You'd Be So Nice To Come Home To.
Waltz Of The Fortune Cookies.
Main Title.名匠ポール・ウェストンがハリウッド映画から生まれた名曲を流麗なオーケストラでアレンジしたアルバムです。往時の映画館の看板を思わせるような美麗のイラストに包まれ、20世紀半ばの最高に輝いていた時代のハリウッドの空気が音とともに立ち上ります。.
Gone With The Wind (Tara’s Theme).
Love Letters.
Ruby Gentry.「ドクター・キルデア」は60年代初めにアメリカNBCで放映されてヒットした医師ドラマ。そのテーマ曲をはじめ、当時の人気TV番組のテーマソングを才人ハリー・ベッツがジャズ化した作品です。シャープなアレンジはどれもかっこいいものばかり! 中盤から怒濤のエキゾ高速ジャズと化す「Adventures In Paradise」やトリッキーなリズムでスウィングする「The Asphalt Jungle」など、アイデアが豊富で驚きます。ベッツはのちにサントラ「Fantastic Plastic Machine」を手掛けます。.
Theme From “Dr. Kildare”.
Theme From “Adventures In Paradise”.
Theme From “The Asphalt Jungle”.ご存じ「大脱走」! テーマ曲はなぜか日本ではCMソングとしてもここのところおなじみになってますね。エルマー・バーンスタインにとっても生涯を代表するサントラ仕事となりました。うわべだけの勇壮さだけでなく、不屈の人間たちのドラマをちゃんとにじませている名スコア。.
Main Title.
Premature Plans.
Finale.マカロニウェスタンの大スターとなったクリント・イーストウッドのアメリカ凱旋作「奴らを高く吊るせ」。テーマメロディはブッカー・T&MG’sのカヴァーでもヒットしました。あと、ウーゴ・モンテネグロがカヴァーしたアルバムをよく見かけるのでそっちがサントラと勘違いしている人も少なくないかも。こちらが正調盤です。.
Hang ‘Em High.
Rachel.
I’ll Get ‘Em Myself.一言も言葉をしゃべらないマルクス兄弟のいたずら者、ハーポの素敵なハープアルバム。このアルバムがミュージシャンとしての彼にとってのラスト作となります。ロマンチックな調べに目をつむると顔中が落書きだらけ、なんて想像をかきたてられるやんちゃ心満載! スピーディーにストリングスとたわむれる「Harpo Woogie」なんか是非再発見を!.
My Blue Heaven.
Taking A Chance On Love.
Harpo Woogie.あの「ロビンソン・クルーソー」の外伝的な作品としてヨーロッパで大ヒットした小説「フライデーあるいは太平洋の冥界」を映画化した際のサウンドトラックです。名匠モーリス・ジャールの、あまり知られていないサントラのひとつ。透明感あるオーケストラスコアが印象的。.
Speranza Island.
Tilling The Earth.
The Rain.スティーヴ・マックイーン主演の西部劇映画「ネバダ・スミス」の劇中音楽を、あらためてスタジオでリレコーディングしたアルバムです。映画で流れたオリジナルではないですがオフィシャル(公認)のサウンドトラックという位置づけ。アルフレッド・ニューマンのスコアには伝統的な西部劇音楽のすべてがあるように感じます。「Nevada Smith」のみジミー・ハスケルがアレンジャーに起用され、リズムアレンジなどに若々しさを足していますね。.
Nevada Smith.
The Gold Wagon.
Main Title.Columbia時代の若々しさ満点のジョニー・マティスを、リズミカルなブロードウェイナンバーにしぼって編集したナイスなアルバム。天にも昇る声で歌ってみせます。スピーディーに踊りまくったり、指を鳴らしながらオーディエンスをおもてなししたり、ブロードウェイの良き時代を浮き彫りにしたような雰囲気がナイス。音質も素晴らしいです!.
Everything's Coming Up Roses.
A Cock-Eyed Optimist.
Love Is A Gamble.マイケル・ケイン主演のハリー・パーマー・シリーズ第三弾「百億ドルの頭脳」。この映画が商業映画第一作となったケン・ラッセルの監督で、カルト的な作風で知られています。第1作の「国際諜報局」はジョン・バリーのサントラが有名ですが、本作にはその影響はあまり感じられず、スリリングにアレンジされたオーケストラを基調にしています。ラウンジ色は控えめ、サントラらしいサントラという印象です。.
Billion Dollar Brain.
Anya.
Panic In The Brain.“Un-original Cast(オリジナル出演者ではないです)“と銘打ってお送りするユーモラスでヒップなジャズ版「My Fair Lady」。ジャック・シェルドン、アイリーン・クラルをヴォーカリストに迎え、ジョニー・ウィリアムスが全体をアレンジ。インストながら「Get Me To The Church On Time」もクール! 物怖じしない洒落心が生んだ素敵なチャレンジです。.
Wouldn’t It Be Loverly.
Show Me.
Get Me To The Church On Time.ダンディなルックスと流麗なピアノでアメリカのイージーリスニングの世界を牽引したピーター・ネロ。彼が60年代にとりあげた映画音楽の名曲をあらためてコンパイルしたベスト盤です。ストリングスを交えてリズミカルにアレンジされたサウンドは、いま聴いてもとてもドリーミー。.
My Favorite Things.
A Man And Woman.
Maria.アメリカの西部劇黄金時代の末期に制作された映画「アbンドレロ」のサウンドトラック盤。作曲はジェリー・ゴールドスミスで、オーケストラの指揮はライオネル・ニューマンという豪華な布陣。テーマのユニークさが際立ってますが、全体はダイナミックでスリリングなオーケストラ・スコア。良質音響のProject 3からのリリースでした。.
Main Title.
The Bait.
A Bad Day For Hanging.鬼才ブライアン・デ・パルマ監督が「ファントム・オブ・パラダイス」の1作前に撮ったのが、カルトホラーとして名高い「悪魔のシスター」。シャム双生児の姉妹をめぐるスリラーを、ヒッチコック映画のサントラを担当してきたバーナード・ハーマンが担当しました。サントラ盤は公開から2年後に4チャンネル盤として発売。四方から迫りくるスリリングなスコア!.
Main Title.
The Scar; The Pills; Duo.
Apartment House; The Windows.1955年に若くして衝撃的な死を遂げたジェームス・ディーン。その死の2年後に制作されたドキュメンタリー映画のサウンドトラックです。この映画といえば、名匠ロバート・アルトマンの修行時代の監督作品。リース・スティーヴンスのスコアはストリングス主体の荘厳なものでありながら、そこに50年代モダンジャズの緊張感をすこし交えてヒップなものにしています。デヴィッド・ストーンマーチンのアートワークも魅力的すぎる!.
Prelude.
Hollywood.
Testing The Limits Of Life.