1960年代以降のトニー・ベネットのキャリアを代表する大ヒット「I Left My Heart In San Francisco(霧のサンフランシスコ)」を収録。当時30代半ばを迎え、歌手として何度目かの絶頂期だったトニー。おおらかなバラード、たおやかなスイングと、すばらしい歌唱力で揺るぎない自分の世界を作り出します。.
ヒップな人は時代が移り変わっても決してハズさない。その見本のひとりです。ファンキーな「Sunshine Superman」や「Take A Letter Maria」、意表を突いて激ムーディーな「Spinning Wheel」など、60年代末のヒット曲を巧みに自分に引き寄せます。エレピがやさしい「Raindrops Keep Fallin’ On My Head」はこの季節に最高。テディ・ランダッツォの提供曲「Hang Up Being Free」もぐっときますね。.
収録曲・データ
【曲目】Take A Letter Maria / Traces / Sunshine Superman / Hung Up Being Free / Spinning Wheel // Catch A Robber By The Toe / Requiem : 820 Latham / Into Something / Raindrops Keep Fallin’ On My Head / You’ve Made Me So Very Happy
メリハリのばっちり利いたオシャレなアレンジはモート・ガーソン。Atlantic時代の当たり曲「Comin’ Home Baby」の新アレンジ版に始まり、サークルの「Red Rubber Ball」やバカラックの曲をマンフレッド・マンがヒットさせた「My Little Red Book」まで、斬新すぎる選曲です! 「Better Use Your Head」は素敵なソフトロックジャズ!.
収録曲・データ
【曲目】Comin’ Home Baby / Homeward Bound / My Little Red Book / Walk On By / If I Had A Hammer / Strangers In The Night // Better Use Your Head / Time / Secret Agent Man / Pretty Flamingo / Red Rubber Ball
アル・コーンがアレンジしたビッグバンドでダイナミックかつスイートに歌いまくった傑作。「The Song Is You」「A Lot Of Livin' To Do」を筆頭に、グルーヴィーなナンバーが揃ってます。とにかくこの時期のグレコは絶好調で、曲のテンポが落ちようがスイングを止めない勢いがありますね。「Hallelujah I Love Her So」かっこいい〜!.
ベイシー楽団の専属で活躍するなど長いキャリアの男性シンガーがBlue Noteでポップスを歌った異色盤です。スティーヴィー・ワンダー「I'd Be A Fool Right Now」のカヴァーは、とにかく必聴ですよ! 他にもジャジーな渋みが曲に違った表情を与えている「Can't Take My Eyes Off You」や、ミルトン・ナシメント畢生の名曲「Bridges」など、新鮮なアレンジが素晴らしいです。ジミー・ウェッブ作「Didn't We」など、じっくり聴かされてしまいます。.
ネルソン・リドルの素晴らしいオーケストレーションに導かれて、柔らかいナット・キング・コールの歌声がすっと入り込んでくる。A-1「Dreams Can Tell A Lie」を聴くと、これが本当にこの世の音楽かとすら思います。それほど唯一無二の美しさを感じさせるのです。その美しさに導かれて、ドアを開けると「I Just Found Out About Love」のふくよかなビッグバンドスイング。この歌の魅力とは何たるかを証明した1枚。タイトルに偽りはないのです。.
オリジナルは米Bethlehemで1956年にリリースされたアルバム「Mel Torme with The Marty Paich Dektette」。絶頂期のメル・トーメと、10人のジャズメンによるマーティ・ペイチの緻密ながらもスイング・マインドに富んだアレンジが交錯する傑作です。イギリスでは当時紹介されなかったこのアルバムが、ようやく正式にリリースされたのは1969年のこと。センスのいいデザインのシリーズの一枚としての発売でした。.
60年代を通じてMOR界の大スターであったジョニー・マティス。同じような立場だったアンディ・ウィリアムスが、70年代に入ってさすがにリリースを減らす中、マティスは着実に作品を重ねます。シルキーな声で同時代の名曲をカヴァーしてゆくのですから、一度好きになったら、あの声であの曲を聴いてみたいという欲求が絶えなくなったのでしょうね。タイトル曲や「Summer Breeze」「Don’t Let Me Be Lonely Tonight」など珠玉の選曲の好内容盤です。チェックの生地を使ったアートワークも秀逸。.
収録曲・データ
【曲目】Me And Mrs. Jones / Sweet Surrender / Summer Breeze / Corner Of The Sky / Happy / Soul And Inspiration〜Just One In My Life // Don’t Let Me Be Lonely Tonight / If I Could Reach You / Remember / You’re A Lady / I Was Born In Love With You〜Summer Me, Winter Me
大スターが新世代のソングライターのヒット曲を採り上げた一枚。タイトル曲をはじめ「Rainy Days And Mondays」「If」「I'll Be There」「Never Can Say Goodbye」など、ソフトMOR化されたアレンジが絶品。しかし一番の注目は「It's Too Late」。まるで「What's Goin' On」! これぞ大穴トラック! 解説は鈴木道子さん。解説にあるアンディ・ウィリアムスの言葉「ばくは、いい歌しか歌わない。いい歌はおのずから匂いでてくる。」に、しびれます!.
男サミーの人生と夢を結実させたTV特別番組のためのサントラ。彼にとって、このかたちはベストなんでしょうね。実父 (シニア)のMCに続いて登場する子供時代のサミーの歌声にいきなりやられます。強烈にファンキーな「黒い炎」「For Once In My Life」など聴き所充分! 歌あり、寸劇あり、見てみたかった…。.
小粋なスイングジャズマンから一歩階段を上り、万人を楽しませるエンターティナーとして大成功をおさめたNat King Cole。本作はバラディアーとしてのスイートさ、スケールの大きさに焦点を絞ったヒット曲集。しかし、抜群のスイング感で迫る「I'm Never Satisfied」「パパはマンボがお好き」を収録。ビッグバンド・ファンも要チェックですよ。オリジナルは1952年のイラスト・ジャケ。その当時最新のコールの写真に模様替えしての再リリースです。.
収録曲・データ
【曲目】Somewhere Along The Way / Walkin' My Baby Back Home / Faith Can Move Mountains / Funny / Hold My Hand / Teach Me Tonight // I'm Never Satisfied / Because You're Mine / The Ruby And The Pearl / A Weaver Of Dreams / Papa Loves Mambo / If I Give My Heart To You
アルバム「We Are In Love」時にイギリスのみでリリースされた4曲入りスペシャル10インチ。アルバムからはタイトル曲と「I’ll Dream Of You Again」を収録。「Don’t Get Around Much Anymore」はオーストラリアのみでシングルリリースされていた曲。「Stompin’ At The Savoy」はサントラ「恋人たちの予感」からの収録です。.
サム・クックの「You Send Me」を、こんなにソフィスティケートされたアレンジで聴けるなんて。「Talk To Me」はテキサスのR&Bグループ、サニー&ザ・サンライナーズがヒットさせた曲で、この選曲も異色。しかし、男の涙を封じ込めた素晴らしいカヴァーになっています。若き人気俳優が歌った大人の極上ポップスアルバム。.
フィラデルフィア出身でピアニストとしての素養も高く、ジャズ味のあるポップシンガーとして50年代から活躍したバディ・グレコ。本作はイタリアをテーマにしたおおらかなアルバムで、イタリア生まれの名曲やイタリア語で歌うマンシーニ曲などを交えた構成。「It Had Better Be Tonight」や「More」には60年代半ばらしいビート感もあって最高です。.
「Mack The Knife」を思わせる63年のヒット「Danke Schoen」を含むファーストアルバム。元祖クリス・モンテスというか、グルーヴィーな4ビートのしゃれたビッグバンドをバックにした中性的なボーカルがグッド。とってもおしゃれです。「Volare」や「I’ll Remember April」最高!.
収録曲・データ
【曲目】Danke Schoen / Volare / But Not For Me / You Made Me Love You / I've Got The World On A String / Bye Bye Blackbird // Toot, Toot, Tootsie! / They Can't Take That Away From Me / I Cried For You / Ol' Man Mose / Days Of Wine And Roses / I'll Remember April
なんて晴れやかなヴォーカルなのでしょう。これほどブリリアントなショウビズヴォーカルはめったに無し。試聴音源みたいなすごいかっこいい曲がずらり揃ってると思っていただいてOK! プロデュースはリチャード・エヴァンス。アレンジにジョニー・ペイトが参加。エレキギターはフィル・アップチャーチだと思われます。最高のノーザンソウル「Think I Will」をぜひ!.
収録曲・データ
【曲目】Brand New Morning / Lonely Girl / Up, Up And Away / Let The Little People Talk / Somewhere / Think I Will // Makin’ Whoopee / Mandy Is Two / Make Me Rainbows / Girl Without A Name / Bluesette / It’s A Beautiful Morning
ジャケット通り、心地よいサマーセーターのような歌声。若き日のジョニー・マティスのアルバムの良さを最近どんどん再発見しています。ネルソン・リドル楽団のビッグバンド&ストリングスで、ゆったりとスイングするタイトル曲「I'll Buy You A Star」や「Ring The Bell」の堂々としたスインガーぶりに、聴き惚れるしかありませんね。.
収録曲・データ
【曲目】I’ll Buy You A Star / Stairway To The Stars / When My Sugar Walks Down The Street / Magic Garden / Smile / Oh How I Try // Ring The Bell / Love Look Away / Sudden Love / The Best Is Yet To Come / Warm And Willing / My Heart And I
全米23位のヒットを記録したタイトル曲「ブルーレディに紅いバラ」。高音域を活かしたテノールのボーイ・ヴォイスを武器に、人気を重ねていた時代の代表的なヒットです。ラスヴェガスで繰り返しショーを開きミスター・ラスヴェガスと呼ばれるシンガー。ショービズっぽいバックのサウンドも、彼の声とキャラクターと一緒になるとどこかポップ。60sっぽいナンバーB3「I'm Looking Over A Four Leaf Clover」も斬新なサウンドです。.
収録曲・データ
【曲目】Red Roses For A Blue Lady / So Long Lucy / Laura Lee / Heart / One More Memory / Don't Talk To Me // Laughing On The Outside / They'll Never Know / I'm Looking Over A Four Leaf Clover / Looking Through A Tear / I'll Be With You In Apple Blossom Time
【曲目】The Touch of Your Lips / I Remember You / Illusion / You’re Mine, You! / Funny / Poinciana // Sunday, Monday, Or Always / Not So Long Ago / A Nightingale Sang In Berkeley Square / Only Forever / My Need For You / Lights Out
60年代にトム・ジョーンズと人気を二分し、甘いマスクとバラードの魅力で一世を風靡したイギリスの男性ポップシンガー。彼の代表曲の一ひとつとされる「太陽は燃えている (Love Me With All Your Heart)」収録ですが、むしろいま最高なのはA-1のタイトル曲(ポール・アンカ作)。アルバム全体にはソフトで洗練されたアレンジとカヴァー選曲が光ってます。彼を知らない世代にこそむしろ新鮮かも。.
収録曲・データ
【曲目】We Made It Happen / My Cherie Amour / Raindrops Keep Fallin' On My Head / Love Me With All Your Heart / Words / Something // Everybody's Talkin' / Love For Love (Ciao, My Love) / Just Say I Love Her / My Wife The Dancer / Leavin' On A Jet Plane
男のたしなみを知るからこそできるスイングがある。ビリー・メイの目の覚めるような鮮やかなオーケストラと共に、ふくよかでヒップな歌唱を聴かせます。中でも超スピーディな「Cherokee」のアッパーなスウィング感といったら! 「Charmaine」「I Want A Little Girl」や「The Most Beautiful Girl In The World」もお聴き逃しなく。.
収録曲・データ
【曲目】Charmaine / Cherokee / Laura / Diane / Nina Never Knew / I Want A Little Girl // Marie / The Most Beautiful Girl In The World / Ruby / Dearly Beloved / The Lively Ones / Little Girl