ギリシャ出身で、知的な眼鏡フェイスと透明感あふれる歌声で世界に愛されたシンガーです(見開きジャケにはゴールドディスクに囲まれた自室での写真が)。各国語に堪能で、本作はフランス語圏向けのアルバム。穏やかな内容ですが、録音に臨む際の緊張感は相当に研ぎ澄まされていたのではないでしょうか。.
Toi Qui T’en Vas.
L’Amour Est Pareil.
Hartino To Fengaraki.ダスティが兄トムと組んでいたフォークグループ。屈託のないヨーロッパ・フォークですが、ダスティの歌声は普通に歌ってもハスキーでソウルフルで、印象が図抜けています。彼女のポップ活動が始まる前夜の記録です。.
Little By Little.
Waf-Woof.1964年の全米10位。イントロでド迫力のドラムを叩いているのは彼らのセッション専属だったバディ・サルツマン。これがあるとないとでは曲全体のかっこよさもかなり違ってきます。曲ももちろんいいんですが、ドラムを聴いてほしいシングルです。.
Save It For Me.
Funny Face.中東イスラエル出身のおしどりフォーク・デュオ。目鼻立ちのはっきりした顔立ちの美女エスターの魅力がルックス、歌声ともに大きく際立っています。活動は60年代初頭からはじまっていますが、この時期はフォークロック的な要素が強まってきています。アラブやヨーロッパの音楽要素が入り混じった内容は、むしろ今の耳のほうがしっくりくるのではないかと思います。ディランのカヴァー「Don’t Think Twice, It’s All Right」が、心に響く仕上り。.
Don’t Think Twice, It’s All Right.
That’s My Song.
Go Tell It On The Mountain.「Dean Martin Show」出身の美女ヴォーカリスト。すきっとした伸びのある歌声と、おしとやかさの中に垣間見えるキュートさがたまりませんね。ボブ・フローレンスのアレンジはとてもわくわくさせるもの。高揚感ある「Show Me」「On The Other Side Of Tracks」口笛がうれしい「Like Love」米都市名を歌いこむ「Since I've Been To You」…。イイ曲多いですよ、本当に。.
I Feel Pretty.
Like Love.
On The Other Side Of Tracks.オランダ出身の女性シンガー。物憂げな表情が印象的ですね。リリカルであり、ときに情熱的であることも隠さないドラマチックな歌声です。ジャジーにスイングする「A Taste Of Honey」のクールさがとても印象的。のちにロッド・マキューンと意気投合したというエピソードもうなづけますね、これが彼女のセカンド・アルバム。.
Non C’est Rien.
A Taste Of Honey.
Geh, deinen Weg allein.オペラ歌手の下積みを経てテレビタレントに転身した女性シンガーだそうです。なるほど伸びやかな歌唱力には、ひとかたならぬものがあります。その彼女の歌をユニークなアレンジで輝かせているのが鬼才フィル・ムーア。「Come On-A My House」「Ill Wind」のアレンジなど、随所にその奇想で挑みかかってきます。そのチャレンジに答える歌唱力あっての技なんでしょうね。.
Come On-A My House.
Ill Wind.
Ain’t That Love.多幸感あふれるヨーロピアン・ポップコーラス! ドイツ・イージー界の巨人ジェームス・ラストの実兄でもあるカイ・ワーナーは、本当にこういう空気感の演出が達者です。日本ではなじみの深いヒットはあんまり選曲されてません。ナザレスでヒットした「Love Hurts」くらい? でも、レイ・コニフなら選ばないヨーロッパ独自ヒットの数々が新鮮です。.
Love Really Hurts Without You.
You See The Trouble With Me.
Love Hurts.フランキー・ヴォーンは俳優としてマリリン・モンローとの共演歴もあるイギリス人シンガー。彼が60年代初頭にノヴェルティ的なムードでリリースした強力なロックンロール・ポップ! ダイナミックなアレンジはのちにダスティ・スプリングフィールドをポップスターにした名アレンジャー、アイヴァー・レイモンドです!.
Heracules.
I’m Gonna Clip Your Wings.