職人気質のジャズギタリスト、ハーブ・エリス。Epicレーベルに移籍しての第一弾です。セプテット(7人で3管)編成で気取りのないジャズを聴かせてくれる一枚。レイ・ブライアントのピアノとロイ・エルドリッジのトランペットが好フォロー。真夜中のパンって、いいイメージですね。音で隙間を埋め尽くすことなく、夜の時間にゆったりと忍び込む洒落たコンボジャズです。.
It Don't Mean A Thing.
Symphony.
Broadway.職人肌、というにとどまらない実験マインドの持ち主だったことが近年わかってきたジャズギタリスト、ジョージ・バーンズの人気盤。のっけの「Tequila」から悶絶してしまいますね! 一発で傑作だと言うことを確信できます! パーカッシヴな ラテンビートに彩られた超絶テクをご堪能ください。それにしても多重録音ではなく、11人のギタリストを揃えてギミカルにアレンジしたという事実にあ然呆然…。すごい! .
テキーラ.
Adios.
Cumana.エヴン・ダズン・ジャグ・バンドからキャリアをスタートさせたブルーズ〜ラグタイム・ギタリスト。多作で知られる彼の作品の中でも、とりわけ重要な一枚です。この時期ローマに住んでいた彼の自宅で録音されたトラディショナル・ラグ集。A面冒頭の彼の子どもの声(「Adam’s Voice / Tickle Dew」)に、思わずニンマリ。ストイックな中にもさりげないユーモアがあるんですね。.
Adam’s Voice / Tickle Dew.
Dallas Rag.
Yazoo Basin Boogie.カリフォルニアのローカルシーンで活動したフォークギタリスト。レオ・コッケ的なフィンガーピッキングをさらに研ぎ澄ませ、なおかつ全曲自身のオリジナルという、こだわりが感じられるデビュー作です。集中力がすごくて、一瞬で彼の世界に引き込まれます。なんと推薦文を音楽好きで知られる俳優のジェフ・ブリッジズが書いてますね。映画が盛んな南カリフォルニアならではの交流だったのかも。なお、彼の残したレコードはこれ1枚のみ(その後のリリースはカセットだそうです)。.
Ho Jo.
Deccan Express.
Blister Rust.洒落のめすにもホドがある! “禁煙するための音楽”を銘打って、イーストコーストジャズ界の才人ギタリストがクールに弾きまくり。一曲目のタイトルが「禁煙するか、さもなくばブルース」。ジャズに煙草はつきもの、のはずなんですがねえ。センシティヴなコンボ演奏に耳も心も奪われて、思わず一服したくなる、うれしい逆効果盤!.
Stop Smoking Or Else Blues.
You Go To My Head.
You Irritate Me So.ジャズギターの名手ふたりの、ほかに邪魔する者もいないギターによる会話。お互いに表に出たり裏に回ったり、ギターでの演奏の醍醐味を知り尽くしている人だからこその安心感と同時にスリルもあるという、ぜいたくなシンプルミュージックです。UK盤は写真がカラーでした。.
Carnival.
Cherokee.
Love For Sale.晩年といっても1953年に亡くなったとき、まだジャンゴは43歳でした。ハイファイ録音時代のジャンゴをもっと聴いて見たかったですね。彼の歩みをクロノジカルに追ったシリーズ18集は、グラッペリとの共演2曲から始まり、イタリアで珍しくエレキを弾いてのセッションをメインに収録。ラスト2曲はジャンゴのひとりごととも言えるギターソロで、これだけでも聴く価値が高いです。.
I Can’t Get Started.
Belleville.
Nuages.天才子供ギタリスト、ブールー・フェレの全米デビューアルバム! 達者なギターは大人顔負け。あどけないスキャットは大人泣かせ。「Mack The Knife」「Night And Day」「Salt Peanuts」……。やんちゃな負けん気が、ジャズをみんなのものにします! バックを囲むフレンチジャズメンのほほえむ顔も目に浮かびますね。アラン・ゴラゲールによるディレクションもお見事。裏ジャケにはミシェル・ルグランからの賛辞も捧げられています。.
Mack The Knife.
Salt Peanuts.
A Night In Tunisia.卓越したテクニックと豊かなフィーリングを持ちながらも裏方としての活動が多く、フロントマンとして陽の当たる機会の少なかった職人ギタリストふたり。ふたりだけの親密な時間を与えて、存分にギターで反応しあってもらったアルバムです。メロディを弾いてもよし、バッキングに回ってもよし。途切れることのないジャズ時間に酔いしれます。.
My Favorite Things.
Fly Me To The Moon.
Lester Leaps In.新世代のブルーグラスバンドとして近年、アメリカで注目度が再び上がっているセルダム・シーンの中心メンバー。彼のソロアルバムです。ドブロギターの魅力を芯から引き出す名手です。ジャケットでは膝に載せたドブロを弾いていますね。時折出てくる歌ものも魅力的!.
New Camptown Races.
8 More Miles To Louisville.
Bottom Dollar.ミスター・トゥワンギー・ギター! 通称「一億ドルの男」! 代表曲「Rebel Rouser」をはじめ、彼の名演をまとめたベストアルバムです。プレイのかっこよさもさることながら、さまざまなサウンドを用意した才人リー・ヘイズルウッドの功績も大きいのだとわかります。そして、このJamie盤、ギターの音がめちゃめちゃ深いんです!.
Rebel Rouser.
Cannonball.
Moovin’ ‘N Groovin’.スコット・ジョプリンらが残したラグタイムの名曲はもともとピアノのために作曲されたものですが、それをギターで翻訳することが70年代にはギター名手たちのトレンドになっていました(映画「スティング」で「The Entertainer」が注目された影響もあるかも)。オランダを拠点に活動した2人のギタリストによる愛ある研究報告。あたたかみのある音色でとてもよいです。.
Maple Leaf Rag.
The Enteriraner.
Gladiolus Rag.「Lady Love Me」はAORファンは腰を抜かすであろう名曲! しかもこの曲にはジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチ参加です。他にもあの「Feel Like Makin Love」の80sなカヴァーなど、高水準・高純度のブラコンAORが並ぶ83年作品です。インストでもさすがのギタープレイ! プロデュースはアリフ・マーディンです。.
Feel Like Makin Love.
Lady Love Me.
Being With You.「Apache」のヒットで、北欧からやってきた不思議派ギタリストというイメージが先行したヨルゲン・イングマン。ですが、正統派なジャズギタリストとして彼のプレイが味わえるこんな素敵なアルバムも、もちろん存在しています。粒立ちのいい音なのに、スイング感は柔らかい。レス・ポールの影響下にもありながら、独特の個性を発揮した人ですね。.
Margie.
Jeepers Creepers.
Stardust.人呼んで“元祖世界一の早弾き男”。アクロバティックな早弾き+頭脳的な多重録音を世に問うたレア・アルバムです。スインギーなメロディ解釈にトリッキーなリフ構成(全部自分)が加わってクラクラします。しかし、機械的な冷たさではなく、あくまで音色は“人肌”で。そこがいい。本国でも高評価。仕掛け人はリー・ヘイズルウッド。おなじく彼が手掛けたデュアン・エディのように脚光は浴びませんでしたが、愉快痛快なアルバム!.
Undecided.
When Your Lover Has Gone.
Mad Hatter.「Breezin’」の大ヒット直前のシングル。A面はギターがあんまり目立たない歌ものディスコでびっくりします。B面は逆に「Breezin’」への導線を感じるファンキーメロウ。UK盤シングルです。.
Supership .
My Latin Brother .小編成のストリングスとチェットのアコースティックギター。「悲しき天使」「ルック・オブ・ラブ」「その男ゾルバ」「別れの時まで」など、ポピュラースタンダードから世界のメロディまで、曲によってガット弦とスチール弦のギターを使い分けつつ、さりげなくやさしくメロディを爪弾きます。寒い夜に寄り添ってくれる暖かい音色です。.
La Madrugada.
The Look Of Love.
The Odd Folks Of Okracoke.RCAのナッシュヴィル支社を担当して副社長にまで上り詰めながらも、最後の最後までギターを弾く手を休めずにアルバムを作り続け生涯ギタリストとして人生を終えたチェット・アトキンス。彼の独特のフィンガーピッキングスタイルがわかるような曲を揃えた廉価編集盤。名演集であり、同時に後世への手ほどきでもあるよう。ジャケット写真のチェットの姿もいかしてますね。.
Wheels.
Levee Walking.
Blowin’ In The Wind.1937年から39年にかけて、ステファン・グラッペリではなく黒人ヴァイオリニストのエディ・サウスと活動をともにしていた時代のジャンゴです。アメリカの歴戦ジャズマンたちとの共演を中心にまとめたオーストラリア編集盤。ジャケの写真はジャンゴではないですが、プレイはしっかりと際立ってます。.
Eddie’s Blues.
Sweet Georgia Brown.
Somebody Loves Me.ジャンゴ・ラインハルト&ステファン・グラッペリによるマヌーシュ・ジャズの名演を詰め込んだイギリス編集盤。エリントンの「It Don’t Mean A Thing」や、ガーシュインの「I Got Rhythm」をコンピの目立つところに配置したジャズ・サイドに寄せた選曲になっています。イラストのジャケットも雰囲気ありますね。90年前に彼らがいた景色に思いを馳せながらお聴きください。.
I Got Rhythm.
Moonglow.
It Don’t Mean A Thing.ジャンゴ・ラインハルトの歩みを年代順に追うシリーズ。第14集は、第二次世界大戦の戦中から戦後に向かう録音がメインです。自身の楽団、終戦直後に結成したジャンゴ&ヒズ・アメリカン・スイングバンド、そして再編成ホット・クラブ・オブ・フランスなどを収録。戦火のなかでも多人数でレコーディングしていて、音楽の火を絶やさなかったことがわかります。.
Oubli.
I Can’t Give You Anything But Love.
Swingtime In Springtime.フィリーソウルを60年代からギタリスト/アレンジャーとして支え続けた職人ギタリストのファースト・ソロです。リズムやストリングスのアレンジを前面に出し、自分は決して出しゃばらない。ストイックなセンスが結実した感じ。70年代のフィリーソウルへの深い愛を感じさせるサウンドです。.
In Serch Of Peace Of Mind.
(I) Just Don’t Want To Be Lonely.
I Wish.ヴェンチャーズのレアなメキシコ・リリース盤! 彼らがクラシックの名曲を自分たち流にリアレンジ。ジョージ・ティプトンが手がけたアレンジは実にファンキー&初期ディスコ。「Joy」はアポロ100そのまんまですが、盛り上がりますよ。「第九」や「メヌエット」のアレンジはアヴァンギャルドなほど! 是非ご賞味を! .
Beethoven : Sonata En Do Sostenido Menor.
Mozart : Minue.
Himno A La Alegria.サーフィン・ブームのさらに先を行く水上スキーをテーマにしたデュアン・エディのギターインスト・アルバム。全曲に水上スキーの擬音をサンプリングするというこだわりよう。おそらくこういうアルバムって、他には無いのではないでしょうか? ニューオリンズ風ビートの「Slalom」がキャッチー! なかなか見かけない一枚です。.
Slalom.
Rooster Tail.
Jitterboard.ミスター“Twangin’ギター、デュアン・エディ。彼がマーティ・ペイチのアレンジでレコーディングした、しっとりロンリームードのアルバムです。ストリングスやコーラスも交えながら彼のギターが低い単音で爪弾くメロディが、思い出の扉をやさしくノックしてくれます。.
Long Lonely Days Of Winter.
Shenandoah.
Summer Kiss.フランス出身のアコースティックギタリスト、マルセル・ダディが、ギターの手ほどきを丁寧にしてくれる2枚組です。マルセル先生の授業なわけです。フランス語なので語学に長けていないと難しい部分もありますが、インストラクションブックもついているので、トライしてみては? 二枚組の最後にはマルセル先生の楽曲が数曲収録されています。.
Teqnique de la main droite.
Applications tequniques de plus haut niveau.
My Old Friend Pat.スウェディッシュ・ジャズ界で長く活躍するギタリスト。モダンなセンスでロックやソウル・ナンバーを採り上げた作品もありますが、本作は本格的なジャズ路線。タイトル曲の「Move」で、中盤に飛び出すスキャットなど、奔放さにも驚かされます。本国ではゴールドディスクも獲得した一枚。.
Move.
Feelings.
Early Autumn.バディ・ホリーのプロデューサーであったノーマン・ペティが始めたギター・ラウンジ・プロジェクト。ヒット・シングル「峠の幌馬車(Wheels)」の雰囲気を踏襲した曲ですが、タイトルはもしかして当時の東西冷戦や核の恐怖をイメージさせるものだったりして。.
Brass Buttons.
Panic Button.ヴェンチャーズによるベートーヴェン・メロディ! バロックな展開から、アポロ100やELOを思わすリフへの展開が印象的。リードギターの音色はやっぱりヴェンチャーズですね。B面もプロコフィエフ「ピーターと狼」を大胆なロック・アレンジで。.
Beethoven’s Sonata.
Peter And The Wolf.