ゴキゲンな女レオン・レッドボーンのセカンド・アルバム! ワーナーに籍を移し、プロデュースもレオンと同じジョエル・ドーンに身をまかせました。愛すべき時代錯誤感が、今回も輝いています。かわいい顔して肝の据わった女性ヴォーカルが、なんともたまりません。超絶にレイジーな「Mack The Knife」にしびれます。.
収録曲・データ
【曲目】Debbie's Song (Love That Man) / Rag 'N Roll / Old Rockin' Chair / See Her Run / Mack The Knife // Epigrams / Cement Dry / He May Be Your Man (But He Comes To Me Sometimes) / Brother Can You Spare A Dime / Backseat Baby
“Dedicated To Emmett Miller And Cliff Edwards (Ukulele Ike)”というクレジットが泣けます。この当時、エメット・ミラーやウクレレ・アイクに言及すること自体、相当な変わり者。だけど、それは愛すべき音楽狂の証しでもあるのです。彼の作品中、もっとも完成度の高いアルバムとして、これを最高傑作にあげる人は多いようです。ハミングによるジェリー・ロール・モートン・ナンバー「If Someone Would Only Love Me」や、「Alabama Jubilee」にしびれて下さい!.
「Canned Music」「I Scared My Self」「Walking One And Only」「Moody Richard」など彼の代表曲を含む代表作! ホット・リックスとしてはライヴ盤をセカンドと数えると三枚目です。すでにジャンルを超えた名盤として定着した感がありますが、あらためて彼の書く曲ってヒネリがあってメロディもよくて、くやしいくらいレベルが高い! ジャズやブルースのカヴァーをせず、オリジナル曲だけでこの完成度って、すごい。メンバーとのコンビネーションも極まってます!.
【曲目】Twelfth Street Rag / Music Box Waltz / Bye, Bye Blues / Melody In F / I Ain’t Got Nobody / Ain’t She Sweet // Uke Said It / Humoresque / Waltz Of Yesteryear / Five Foot Two / Sweet Georgia Brown / Honolulu Shuffle
【曲目】Introduction: 2001 / Everybody Loves My Baby / I Get The Sweetest Feeling / Lucretia McEvil / Forever And Ever / Rock Medley: Baby I Don't Care, Johnny B. Good, That'll Be The Day, Long Tall Sally, Little Darlin' // Medley: I Can't Give You Anything But My Love, Star On A T.V. Show, Sing Baby Sing / Ory's Creole Trombone / Who Loves You / Flamin' Mamie / You Make Me Feel Brand New
女性1名、男性3名のアコースティック・カルテット。ギターにベース、マンドリンやフルートも加わるアンサンブル+ヒップなジャズコーラス。ハモりも楽器もうまく、自然に身に付いたジャズセンスがアコギの音色と共に縦横に発揮されてます。1982年のファースト「I Wish I Felt This Way All The Time」もおすすめ!.
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。オリジナル・アルバムは3枚あり、メンバーの一部は後にBASTAレコードで、レイモンド・スコットなどを再演する音楽集団ボー・ハンクス・セクステットを結成します。美しくて、哀しくて、ミステリアス。単なる懐古主義ではなく、インストにも歌にも不思議な魅力があります。.
収録曲・データ
【曲目】Boulevard Of Broken Dreams / Hummin’ To Myself / Detour Ahead / In Other Words, We’re Through / Clouds / I Cover The Waterfront // I Get Along Without You Very Well / A Cottage For Sale / It’s The Talk Of The Town / Chloe / You Broke The Only Heart That Ever Loved You / Travelin’ Light
NYのブルーグラス界隈で名を馳せた名ギタリストが歌ってつま弾くリラクシン&洒落たアコースティック・スウィングアルバム。出自はブルーグラスでも、心のよりどころはジャズのすぐお隣なセンス。タイトル曲「Catfish For Supper」の歌声の酔いっぷりが、たまらんのですわ。アーチトップ・ギターにナマズというジャケも洒脱。歌声がジョン・サイモンを思わすのも日本人好みかも。.
アルゼンチンのジャンゴ・ラインハルトとの異名を持つギタリストのSP音源を集めた好編集盤。アナログで聴ける音源は限られているため、戦前SPをコンパイルしたOld Masters盤は重宝します。指力、歌心ともにジャンゴに負けず劣らず。洒落心という点では、ひょっとしてこちらに軍配が上がるかも。「Swingin' On A Star」など楽しい名曲中心の編集。不意に飛び出す小唄やスキャットにも悶絶。.
【曲目】Three Songs - A Look at the Raggime Era : I Wish I Could Shimmy Like My Sister Kate〜Heebie Jeebies〜15 Cents / Hannah / Bye Bye / The Cuckoo / I Ain't Never Been Satisfied / Eight More Miles To Louisville // I Got Mine / Buffalo Skinners / Make Me A Pallet On Your Floor / Guabi Guabi / My Creole Belle / Relax Your MInd
NYで活動する女性シンガーと相棒のトランペッター。70年代末の都会で繰り広げられる小粋でジャジイなグッドタイム・ミュージック。ドクター・ジョンやフィービー・スノウもゲストでチラリと顔を出すナイスなアルバムです。ドクター・ジョンが参加したニューオリンズな「High Blood Pressure」やスインギーな「Stay A Little Longer」、ジャイヴするインスト「Louisiana」あたりもゴキゲン。なんともいい感じにレイジーで酒場で聴きたいです。.
フランスEMI編集で、年代順にジャンゴの歩みを追う好アンソロジーの第8弾。アメリカから招かれたハーモニカ奏者ラリー・アドラーをフィーチャリングした「Body And Soul」など4曲がとにかく新鮮です。あまり特筆されることのない時期ですが、高速の「I Got Rhythm」など、とても面白い録音です。ホット・クラブ・オブ・フランス以外にも、レックス・スチュワートのコンボとの共演なども収録。.
【曲目】Mississippi Mud / Buddy Bolden's Blues / Bill Bailey, Won't You Please Come / Ain't She Sweet / La Bomba // Good Morning Little Schoolgirl / I Had A Dream Last Night / Five Foot Two, Eyes Of Blue / Ella Speed / Blues / Sheik Of Araby
ヴァンガードから移籍してリリースされた4作目にして、彼らのラスト・アルバム。でも、自分たちらしさは変わることなし。デキシーランド・ジャグ・ブロウワーズ、キャノンズ・ジャグ・ストンパーズといった戦前ジャグ・バンドのカヴァーから、「The Shiek Of Araby」「Mood Indigo」などのジャズ、ジェフ・マルダーの十八番「Gee Baby, Ain't I Good To You」といったスタンダードまで、いつもと同じように弾けた演奏で楽しくやってます。他のアルバムよりも海外人気が高いのはフラワーな気分のジャケのせい?.
収録曲・データ
【曲目】If You're A Viper / Minglewood / Garden Of Joy / The Circus Song / My Old Man / Kaloobafak (I'm Confessin' That I Love You) // The Sheik Of Araby / When I Was A Cowboy / Mood Indigo / I Ain't Gonna Marry / Ella Speed / Gee Baby, Ain't I Good To You
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。“File Under : Sad Songs”を標榜し、数ある戦前ティン・パン・アレイ〜50年代ポピュラー・ソングのなかでも、とにかく美しい、泣ける曲をだけを選りすぐったファーストに比べ、若干たのしげな曲も含み、妖しいキャバレー感覚も増大しました。Hannibalからアメリカでも流通したファーストとは違い、セカンド、サードは自国と一部ヨーロッパで流通したのみ。ピンク・マルティーニのファンの人にも聴いてほしいなあ。.
収録曲・データ
【曲目】Street Of Dreams / Trav’lin’ All Alone / Walkin’ By The River / Who Walks In When I Walk Out? / Who Needs You? / Beguine Des Reves Brises // Voz De Cabo Verde / You Let Me Down / I’m Painting The Town Red / More Than You Know / Dark Side Of The Road / Lonely Avenue / Only The Lonely
オランダで80年代半ばに行われた戦前・戦後のトーチ・ソングを現代に甦らせる試み“Boulevard Of Broken Dreams”をきっかけに結成されたユニット。“File Under : Sad Songs”を標榜し、数ある戦前ティン・パン・アレイ〜50年代ポピュラー・ソングのなかでも、とにかく美しい、泣ける曲をだけを選りすぐったファーストに比べ、若干たのしげな曲も含み、妖しいキャバレー感覚も増大しました。Hannibalからアメリカでも流通したファーストとは違い、セカンド、サードは自国と一部ヨーロッパで流通したのみ。そしてこちらはオランダ国内のみで流通したと思しき別ジャケ盤! 耽美!.
収録曲・データ
【曲目】Street Of Dreams / Trav’lin’ All Alone / Walkin’ By The River / Who Walks In When I Walk Out? / Who Needs You? / Beguine Des Reves Brises // Voz De Cabo Verde / You Let Me Down / I’m Painting The Town Red / More Than You Know / Dark Side Of The Road / Lonely Avenue / Only The Lonely