「We’ll Sing In the Sunshine(太陽に歌って)」で有名な美女シンガー。60年代の半ばを迎えて、時代の変化を読み取った意識を感じさせる彼女のサード・アルバム。本作では、60年代を生きるポップス歌手としてのチャレンジが見られます。レイジーなボッサ「Excuse Me Mister」アネゴなモッド風「Forget It」など、驚かされる場面多数。.
RCA期(60年代末〜70年代半ば)のジャック・ジョーンズはコンテンポラリー・ポップスをぐっと大人びた雰囲気で。A-1「I 'll Never Fall in Love Again」のソフトに跳ねたアレンジが評判です。粋で洗練されたアレンジはアル・キャップス、ジミー・ハスケルらの仕事。「Sweet Child」など、ジャック本人が書いた曲もしっとりとして良いものです。.
収録曲・データ
【曲目】I 'll Never Fall in Love Again / Sweet Child / Easy To Be Hard / Josephine For Better Or For Worse / Spinning Wheel // A Time For Us / Isn’t It Lovely Together / I Keep Leavin’ Houses Behind / The Last Seven Days / And I’ll Go / Home
1941年にブロードウェイで初演され当たりをとったミュージカル「Lady in the Dark」。1954年9月にNBCテレビで再演され、その際の主人公の不幸せなファッション誌の女性編集者ライザを演じたアン・サザーンの登場場面を中心にまとめたアルバムがこちら。全曲の作詞をガーシュイン兄弟の兄のアイラ、作曲をクルト・ワイルが担当。RCAのクラシックをリリースするレッドシールよりリリースされています。.
収録曲・データ
【曲目】Oh Fabulous One / One Life To Live / Girl Of The Moment / What Is Liza Really Like / This Is New // The Greatest Show On Earth / The Trial Of Liza Elliott / Tchaikovsky / The Saga Of Jenny / Make Up Your Mind / My Ship / Ballet / Finale【Lyrics】Ira Gershwin【Music】Kurt Weill【Orchestrated By】Irwin Kostal【Chorus】Clay Warnick Choir
「I Will Follow Him」が一大デビューヒットとなった彼女。60年代半ばにはドイツに活動の場を移しますが、その後も日本語のシングルをリリースしたり、世界各国で親しまれた存在でした。このシングルはお里帰り的リリースでしょうか。ちょっと大人になった歌声が印象的なカントリーポップ。新年を迎えるふたりの恋を歌ったB面もぐっときます。シングルオンリーです。.
アコーディオン(ピアノも)を駆使する鍵盤奏者ジョニー・ハムリン率いるクインテットによるヒップ・ジャズ。トロンボーンを主体にしたアンサンブルにリラックスした雰囲気と同時に気品も。「Cyclone」のまさに曲名の通りなスピーディで疾走感溢れる演奏に度肝を抜かれます。「I Remember April」「Battle of the Horns」はアッパーかつしなやかです。.
RCA Victorブラック・レーベル(白ロゴ、小ニッパー犬、ミゾあり)。A-3「A Lot Of Livin' To Do」の冒頭に小さなキズによるプチノイズ少々入ります。他はEX++〜M--ほどで概ね良好です。
ジャズ色濃厚な本作から聴くのはいかがでしょ?
ワガママに転がる素敵な指を持つピアニスト、ピーター・ネロ。60年代のアルバムは数も多く、どれから買っていいか迷うね…とおっしゃる方に、このアルバムなんていかがでしょう。木管ジャズブラスを迎えた本作はジャズ色濃厚なヒップ作。大胆に遊びまくっちゃった「A Lot Of Livin' To Do」や「Take The "A" Train」に、耳がさらわれてゆきます。.
収録曲・データ
【曲目】When My Dream Boat Comes Home / Yesterday / Lot Of Livin’ To Do / Here’s That Rainy Day / No Moon At All / Take The “A” Train // England Swings / And I Love Her / Spring Concerto / Pick Yourself Up / Then I’ll Be Tired Of You / The Best Thing For You
フォー・シーズンズとしての成功を手にするまでいくつも名前を変えながらシングルをリリースし続けた彼ら。フォー・ラヴァーズはグループの名義としては二つ目。フランキー・ヴァリがリードではない「Happy Am I」にはびっくりですが、「Never, Never」ではばっちり若い歌声(そのわりにキーは低め)が聴けます。おとぼけカントリー・コンビ、ホーマー&ジェスロとのカップリングEP。.