当時20代の若きギタリスト二人によるラグタイム・ピアノ・ミュージックのギター二本による解釈。考えようによってはライ・クーダー「Jazz」の先鞭を付けたとも取れるアプローチ(シンプルなものですが)です。演奏自体はマジメなものながら、伝統や教則に物怖じしない軽みや遊び心が感じられます。それが若さなのかもしれません。ヘッドフォンで聴くと、ステレオ効果がバッチリ。.
Maple Leaf Rag.
Dill Pickles Rag.
Kitten On The Keys.Vanguardからデビューした彼が、Warnerに移籍しての1作目。NYの混沌とした音楽を現場で吸い込んきた彼らしい都会的で詩的なフォークロックです。ブルース・ラングホーン、エリック・ゲイル、チャック・レイニーらがバックアップ。エッジを鋭くキープしながらも心の通った演奏に、人間の芯に触れている気持ちになります。.
It’s Comin’ And It Won’t Be Long.
An Old Song.
Good To Be With You.後にミミ・バエズとコンビを組む早生の天才ディック・ファリーニャ(小説家としても作品を発表)とエリック・フォン・シュミットらが滞在先のロンドンで録音したセッション。若きボブ・ディランがハーモニカで参加していることで有名ですが、なにより主役の二人のビターでディープなフォークブルース〜ヒルビリーの数々にうたれます。「Dobell's Jazz Record Shop」での録音というロケーションにもしびれちゃいますね。レコーディングは1963年1月14日と15日。リリースは後年でした。.
Jumping Judy.
Glory, Glory.
Xmas Island.ブルーグラスの必須楽器であるバンジョーを「フォーク」の楽器としてとらえるルーツのとらえなおし。Elektraの主宰者ジャック・ホルツマンが指向した元祖アメリカーナ的なアプローチのために4人の若き名手が集いました。基本的にはインストゥルメンタルですが、トムとマーシャルは曲によってヴォーカルもとります。それがまた若さがあってよいです。.
Flap-Eared Mule.
Wild Bill Jones.
Swannanoa Tunnel.本名はエリック・サンピエール。1967年リリースのセカンドから4年ぶりのセカンドにしてラストアルバム。カナダのフランス語圏で活動したため全曲仏語。しかし同時代の英米シンガー・ソングライターのフォーキーなグルーヴを反映した内容はとてもいいです。タイトル曲や「Lady Strap Of Fan」「Le Reste S’entremele」をぜひ。.
Lady Strap Of Fan.
Un Poete.
Le Reste S’entremele.普通のドラマーと違い、でっかいフロアタムやティンパニを多用するロッキン&ジャイヴィンな男。ゴキゲンなダンシング・ビッグバンド・ジャズにサンディ・ネルソンの先駆けみたいなドラム組曲…、難しいことはしてません。とことん楽しい1枚です。歌入りの「Rock An' Roll King Cole」にはみんなKOされるはず。イエーイ。.
Rock An' Roll King Cole.
Rockin’ The Tymps.
Oranges And Lemons.アメリカの現代作曲家エリック・サルツマンが1969年に発表したミュージックコンクレート作品。声楽コーラスにテープ操作で生まれた電子音をコラージュし、さらに俳優ステーシー・キーチのナレーションも被せつつ、重層的な音空間を作り出します。両面にわたって展開されています。.
A babble; a madrigal with electronic graffiti.
Monologue, fragments, “ruins”.
A babble; a madrigal with electronic graffiti.リンダ・ロンシュタットの歌唱で知られる名曲「Cry Like A Rainstorm」を、クレイグ・フラーのヴォーカルで再録しています。質感はメロウですが、AORの流行には染まりきっていない70年代後半の西海岸サウンドには、シンガーソング・ライター期の香りが濃厚に感じられます。ヴォーカルの上手さではフラーに軍配ですが、不器用ながら気持ちの伝わるカズのヴォーカルのタッチも、バッチリ健在です。.
Cry Like A Rainstorm.
You Take A Heart.
Feel That Way Again.