1940年代後半から50年代はSPからLPへの移行期。この時代はロックンロールの源流となるR&Bジャイヴの最盛期でもあり音楽史のミッシングリンクでもあります。その時代に活躍したテキサスのホンカー、フレディ・ミッチェルの作品集。「Jersey Bounce」からノリノリです。ラストはユーモラスな「Freddie's New Calypso」。デンマークのOfficialは丁寧な復刻で、そのあたりを掘り返してくれますね。.
ポインター・シスターズを従えて軽やかにジャイヴする「Flat Foot Floogie」のモダンなこと! ベン・シドラン・プロデュースによる洗練された感覚を備えた傑作ソロ。70年代の音色を、ここまでジャイヴにうまく吸収した例はないかも。ヒューバート・ロウズの「No More」を鮮やかにソフィスティケイテッド・ファンクに塗り替えたA-3も最高(ボズ・スキャッグスがゲストでギターソロを弾いてます)。クラブ・クラシック「I’ll Bet You Thought I’d Never Find You」もお忘れなく!.
収録曲・データ
【曲目】Flat Foot Floogie / Naima / No More / On The Trail // Tell Me The Truth / Old Folks / I'll Bet You Thought I'd Never Find You / Blues For Pablo
軽いチリノイズ少々ある盤です。A-5「Romance Without Finance」の中盤に凸プレスミス(小)によるプチノイズが少し。
ストレートなジャイヴのかっこよさに満ちています。
ルイ・プリマのバックバンド、ウィットネスの番頭格として彼を支え続けたサム・バテラ。サックスを吹き、男前な声でジャイヴする彼のソロは、ストレートなかっこよさに満ちています。プリマが移籍すると必然的に彼も移籍という感じでレーベルを渡り歩きます。「Ko Ko Mo」ジャイヴR&Bの定番人気曲! サム・クックのカヴァー「You Send Me」もよい! 自分だけでなくバンド・メンバーにも「ジャンバラヤ」とかどんどん歌わせてます。良いボスの証しですね!.
収録曲・データ
【曲目】 Let The Good Times Roll / You Send Me / Highway 101 / Don’t You Know / Romance Without Finance / Jambalaya // Malaguena / Sick And Tired / Ko Ko Mo / C’est Si Bon / Smooth Operator / Swingin’ Sam
【曲目】Hot Lips / Theme From The Rat Race Part Two / At Sundown / Lover / Out Of Nowhere / Two Sleepy People // Ja Da / Lullaby Of Birdland / That Old Black Magic / Wang Wang Blues / Manhattan / Theme From The Rat Race Part One