60年代の未発表&シングルオンリー作品集がこちら。ダンサブルなサウンドの60年代ビッグバンドジャズの見本のような最高のアルバムです。テオ・マセロの指図でヴォーカルナンバーに無理矢理してしまったシングル「Sidewinder」はここに収録! サンバのA-1「The Duck」から立て続けにヤバ系ナンバー多数! .
Sidewinder.
The Duck.
Watermelon Man.ハービー・マンにとって、もっともスピリチュアルなアルバム。瞑想的かつオリエンタルな要素は突き詰めた長尺曲や、ビートルズ「Flying」のカヴァーなどで構成されています。当時のバンドはロイ・エアーズ、ソニー・シャーロックらが参加しているので、こういう作風にも対応、というか、むしろ合っていると思います。あまり語られませんが傑作。.
Flying.
Miss Free Sprit.
Pendulum.プロデューサーがソニー・レスターであるということ以外、いっさいの参加メンバーが伏せられた謎のソウル・ジャズ・アルバム。しかし、その内容のレベルの高さから、非常に人気のある一枚です。シカゴでリチャード・エヴァンスが率いたソウルフル・ストリングスの亜流というか便乗ものなんでしょうけど、これは驚きます。音圧、音質ともに最高! “A Horn”という名義でトランペットを吹いているのが誰なのか、とても気になります。.
The Look Of Love.
Do You Know The Way To San Jose.
Grazing In The Grass.「Memphis Underground」のヒットを放ったAtlanticではなく、より実験色の強いサブレーベル、Embryoからのリリース。ソニー・シャーロックのギターがかっこいいジャズファンク「Kabuki Rock」収録です。シンプルなソウルジャズ曲、スピリチュアルジャズ的なアプローチの曲が渾然一体で同居した異色作。.
Soul Man.
Memphis Two Step.
Kabuki Rock.1959年4月にレコーディングされたトリオとしては通算4作目。ジャズスタンダードとブルージーな伝承曲を織り交ぜた構成からも、彼らがタイトルにこめたアットホームなテイスト表れていますね。スタジオでの一発録りで、クレジットには楽器ごとに違う使用マイクやテープの品番も書かれているように、クオリティでの手抜きはしない引き締まった感じも伝わって来ます。.
Softly, As In A Morning Sunrise.
Song Of India.
Walls Of Jericho.50年代からグリージーなR&Bオルガンを貫いてきたジミー・マクグリフ。ギタリスト2人を加えたコンボでリリースした本作は、あえて70年代的なジャズファンクにはあまり走らず、本来の持ち味であるブルージーなサウンドを披露した1枚。タイトルは「イカしてるやつ」という意味のスラングで、「イケオジ」くらいのニュアンスでしょうか。.
Everybody I Have The Blues.
Yardbird Suite.
Butterfly.1950年代からベイシー楽団のサイドマンとしてのキャリアを積んできたサックスプレイヤー。ソロに転じ、60年代に入ってからはソウルフルでモダンなスタイルに転身。Blue Noteに残した唯一のアルバムである本作でも、かっこよく吹きまくっています。ぶりぶりとした熱さではなく、クールさも兼ね備えてます。A-1「Little Miss No Noise」のミッキー・ローカーのドラムとの絡みのかっこよさ! 三管のセクステット編成で、6曲中5曲はフォスターの自作。.
Little Miss No Noise.
Manhattan Fever.
You Gotta Be Kiddin’.ジェラルド・ウィギンスの名でも知られるピアニストが、全編オルガンで通したアルバムです。ウィギンスとドラムス、サックス(ハロルド・ランド)という編成。ハモンドの響きも気持ちいいし、オルガントリオ(ベースレスの場合)はドラマーの自由度も楽しめるのですよね。「Night In Tunisia」など構成の緩急も楽しいです!.
Wiggin’ Out.
Night In Tunisia.
Without A Song.クインテット名義ですが、全体をオリヴァー・ネルソンのビッグバンドがバックアップ。タイトル曲をはじめ「Norwegian Wood」「Satisfaction」などポップスやロックのヒットを選曲しているのでポップすぎるのでは? という危惧もあるでしょう。しかし、それは杞憂。ダイナミックでミスティックかつインテリジェント。どの曲にも気になるリフやフックが満載です。「Elusive Butterfly」の美しさはインスト・ソフトロックの領域! 自身でアレンジした「Acapulco Gold」ではシタールも爆発!.
Acapulco Gold.
Elusive Butterfly.
マンデイ、マンデイ.古くは50年代から器用なマリンバ・プレイヤーとしてイージー・リスニングやラウンジ作品に重用されてきた人ですが、故国カナダに戻ってから発表した70年代の作品は、メロウ・ジャズ/フュージョンとしてひそかに注目を浴びています。本作はヴィクター・フェルドマンら欧米のいぶし銀ミュージシャンを迎えて録音した1977年作。女性ハーピスト、ドロシー・ホワイトの存在が効いています。本作ももちろんカナダ・オンリー。.
Pavanne Pour Une Infante Defunte.
You put The Shine On Me.
A Face Like Yours.この時期のソニー・スティットはアンプを外付けした電化サックスを使用していたためジャズファンからの評価が低いんですよね。時流を見極めてモダンなサウンドを求めていたトライは再検討に値します。バックはエリック・ゲイル、ポール・グリフィンなど良いメンツ。選曲もよいです。.
Little Green Apples.
I Say A Little Prayer.
Girl Watcher.アメリカ東部の音楽都市ピッツバーグを根城に伸び伸びと活動するジャズ・トロンボーン奏者。R&Bもジャイヴも手の内に収め、小難しい理屈など屁とも思わぬ気持ちよさですいすいと演奏しています。トロンボーンによる、ほぼワンホーンのコンボというのも珍しい編成。ちょっと緩んだぐらいのグルーヴが、いい感じ。人肌程度に“燗”したような踊れるジャズです。.
Little Liza Jane.
After You’ve Gone.
Bill Bailey Won’t You Please.ニューオリンズで自ら経営するラウンジを拠点として活動したため、全国的な評価は得られず。しかし、常識にとらわれないでポップスなどをとりあげていくセンスに信頼があります。このアルバムではホーンセクションも加えたグルーヴィーなサウンドを展開。シカゴ「いったい現実を把握している者はいるだろうか」カヴァーがいいですね。「Going Out Of My Head」や「You’ve Got A Friend」もナイスアレンジ!.
Does Anybody Really Know What Time Is.
Goin' Out Of My Head.
You’ve Got A Friend.70年代にソウルジャズ名門レーベルの屋号に転用されたタイトルを持つことで、内容以上に存在が有名になってしまったアルバム。リーダーのジェローム・リチャードソンはサックス、フルートを各種使い分けるマルチリード奏者で、サイドマン、スタジオミュージシャンとしても有用多忙な人物。ポップスやソウルをとりあげたこのアルバムは「グルーヴィーなものならなんでもござれ」な名刺代わりでもあったのかも。.
Gimme Little Sign.
Knock On Wood.
Sunny.アメリカが公民権運動や人種問題、長引くベトナム戦争で揺れていた時代。黒人たちの奴隷からの自立を強いメッセージとして突きつけた問題作。ハーバート・バイバーマンの詩にボビー・スコットがメロディをつけ、ゲイリー・マクファーランドがアレンジ、そしてグラディ・テイトが歌い、ドラムをプレイ。非常に重たい内容をしっかりとしたジャズファンク/R&Bとして成立させています。.
Slaves.
Meetin’ House.
Nightwind.ロックオペラ「ジーザス・クライスト・スーパースター」の楽曲をパワフルにリメイク。パーシー・フェイスのダイナミックなリズム感覚が如実に現れています。もうほとんどこれはブラスロック! それでいてストリングスへの細やかな配慮は失われていません。大きな音で味わってください。.
Superstar.
What's The Buzz.
The Temple.ソウルジャズ界のおしどり夫婦であったシャーリー・スコットとスタンリー・タレンタインのアルバムです。グルーヴィーにぐいぐい行く内容ではなく、暖炉の炎のようにじわじわと熱をおびてゆくブルージーな演奏主体。シャーリーはフットペダルを使わないスタイルなので、このコンボではボブ・クランショーがベースを弾いています。ベースありのオルガン・コンボは独特のうねりがあるのです。.
The Funky Fox.
Grand Street.
Flamingo.