ああ…。普通に聴いているだけで泣けてきます。ペンシルヴェニアのトロンボーンおじさんハロルド・ベターズが地元銀行のビルの前で公開レコーディングした2枚組ライヴ。「Wonderful World」や「This Guy's In Love With You」での、とろんとした人肌の演奏と歌。ゆるいグルーヴなのに、ダレてない。この雰囲気にはまったら、簡単には逃げ出せません! ワンホーン(トロンボーン)による珠玉の人情ジャズです。ミストーンもおかまい無し! お客さんの話し声も普通に聴こえる真の意味での臨場感あふれる傑作です。.