独の奇才コンポーザー/プロデューサー、Don't DJ最新作。テクノ・サンラー?アングラYMO? 超空間世界をテーマにした実験エスニック・エレクトロニクス・テクノ・エキゾ・ミュージック。サン・ラーの名盤『Space Is the Place』(1973)にちなんだと思われる題名が示す、超空間世界をテーマにした両A面のミニ・アルバム!.
スペインのNEW WAVE バレアリック NEW AGE プログレッシヴ・ミュージックの奇跡、フィニス・アフリカエの最高傑作を数々のご要望にお応えして単独発売。ひたすら浸るスピリチュアルでアフロでアンビエントなオーガニック・サウンド!!! 沢山のヨーロッパやアフリカの楽器を操って大半を一人で多重録音し、風雨、鳥や虫や生き物の自然音を組み合わせて制作した本作は、ミステリアスな雰囲気と神秘的な気配を見事に表現。彼独特の有機的なグルーヴ感覚も非常に心地よい、その名にふさわしい代表作。.
原点である名盤1st『アイソフォニック・ブギウギ』(1980) を制作した故郷サンフランシスコで録音したアルバム。本作でも、即興を用いた作曲法「comprovisation(コンプロヴィゼイション)」で、バレアリック/テクノ/アンビエント・ジャズのリスナーをも射抜くサウンドを生成! エレクトロニクスとアコースティックのミックス・センスと、ファラオ・サンダース、テクノ、電子音楽、クラシック音楽のセンスを併せ持った、スピリチュアルさとアンビエントさ、地に足がついた演奏が魅力だ。.
em Recordsによる「アイソフォニック・ブギウギ」の奇跡的復刻及び海外レーベルの協力による北米/ヨーロッパ配給の実現で、世界的に評価を受けたクリエイター、ローランド・P・ヤングが30年余の沈黙を破り発表した作品がこちら。新録音というよりも、この30年の間に積み重ねられ、記録されてきた膨大なフリーフォーム音源からセレクトされた音源とのこと。カオスと静寂が交錯する唯一無二の世界です。.
京都在住の音楽家、中琢爾(なか・たくじ)と神戸在住の音楽家、ティム・オリーヴによるニューミュージック/ノイズミュージック・デュオ演奏集。中琢爾のカセットデッキとTim Olive のマグネティック・ピックアップから生み出された音楽。“時代遅れ”のローテク音源により、中とオリーヴ二人の先進的な音楽性が表現されている、2013 年、京都の山の麓で録音。.
カセットテープを制作に活用するロンドンのトラック・メーカー、テープス初のフル・アルバムが、エム・レコードと新進気鋭のレゲエ・レーベル、コーナーストーン・ミュージックの共同プロデュースで登場! ヒスノイズまみれの独自のローファイな質感とタフでメロディアスなベース、独特な音バランス、スプリング・リバーブで処理されたダビーなリズムボックスの響きは、まるで未発見の80sデジタル・レゲエ/ダンスホールを発掘したかのようであり、実験的ベースミュージックのよう!.
遂に遂に遂に ! EM + Soi48 タイ音楽アーカイブにタイ芸能界に君臨するアイドル・モーラムの元祖、バーンイェン・ラーケンが登場! バーンイェン・ラーケンは現在も全盛の女性マス・アイドル・モーラムという存在を築き上げた第一人者で、60 年代後半からアンカナーンやホントーン等含む数多の歌手の目標になったスーパースター。今回は彼女が最も猛威を振るった70 年代の革新的モーラム&ルークトゥン作品をコンパイルし、ド派手でアップな曲からしっとり歌い込む渋い曲までバランス良く配分。バーンイェンの生来の才能である歌の巧さに焦点を当てた「聴き込める」ベスト盤に。選曲・解説・装丁はもちろんSoi48!.
『弓神楽』に続く俚謡山脈監修リリース待望の第二弾はいよいよ「民謡」。それは農村インダストリアル・ミュージック極北、「境(さかい)石投げ踊り」! 埼玉県北部に今も残る「境石投げ踊り」。ストイックで鋭角的な音像は、電気を使わずに奏でられる「農村のインダストリアル・ミュージック」「畑の中のリッチー・ホウティン」とでも呼びたくなる圧倒的なダンス・ミュージック!.
身辺雑記をさらっと記したエッセイと聞こえつつ、実は10編の短編小説のような味わいの歌が並びました。現実世界を描いているはずなのに、おぼろげな白日夢のような印象も。それぞれの楽曲に丁寧に施されたカラフルなアレンジに加え、慎ましくも凛としたヴォーカルに惹かれます。「木箱のリボンを」(2010年)、「綴り描く」(2014年)に続く三部作の完結編。プロデュースは藤原マヒト。.
名盤『イサーン・ラム・プルーン』に続く二度目のビッグバン、アンカナーン・クンチャイ幻の2ndアルバムを正規ライセンスで発売! ポコラ本掲載(五つ星)でサイケ・コレクターにも知られる本アルバム。「イサーン・ラム・プルーン」(1972) 大ヒット後、人気絶頂となったアンカナーンが、自ら組織した楽団で興行した時代の重要作品。自身の楽団でアルバムを作れる歌手は少なく、その点でも大変珍しい。内容は様々なモーラム型をやった1st アルバムを踏襲しつつ、当時最新のルークトゥンを歌ってよりポップス化しているのが特徴で、惚れ惚れする抜群の歌唱力は1st以上。録音は1977-79年頃。こないだの来日公演目撃できた人がうらやましい!.
かつて自らの過去を葬り消息を絶ったミュージシャンがいた。その名は岩本清顕。ポスト東京ロッカーズ期のシーンに姿を現し、ポストパンク・バンド<美れい>としてあの『都市通信』に参加。美れい解散後、工藤冬里とガイズンドールを結成し工藤と連名で『Hard Rock Album』を発表。その後、消息を絶つ。本作は岩本がコジマ録音で自主制作した唯一のソロ作『SOUGI』(1983)に、千紗子と純太によるリワークをプラスしたもの。ミニマム極限のオリジナル曲とECDをも驚愕させたジョイ・ディヴィジョン「Love Will Tear Us Apart(愛が僕らを引き裂く)」の《超訳》カヴァーを収録。.
フィニス・アフリカエの第二弾はいよいよアノ曲の登場。80年代からプレイされ続けれるバレアリック・クラシック「エル・セクレト・デ・ラス・ドス(深夜0時の秘密)」をタイトルにした6曲入りミニ・アルバム。前作『ア・ラスト・ ディスカバリー』とも内容重複なし! ディープ・リスニングのみに対応するフィニス・アフリカエ最深部、濃密32分。CDとLP版は別マスタリング。.
トンファド・ファイテッドはピンやケーンと共にタイで古くから親しまれる楽器ソー(Sor: 2弦ヴァイオリン)のナンバーワン名人であり、生涯をモーラムに捧げたソー・マスター。しかし米モータウンにおけるファンク・ブラザーズのごとく、タイの歌謡曲で楽器奏者が前に出てくることはまずなく、ミュージシャンは歌手の背後にいる「陰」の存在。その中で例外中の例外といえるのがこのトンファドであり、楽器奏者としてリーダー・アルバムとシングルを発表した希有な存在。しかし、ただでさえ珍しいモーラムの<インスト>録音のうえに当時の流通枚数も少なく、今や幻の作品となっていた貴重録音を復刻!.
ワールドミュージック・ファン、辺境系レアグルーヴDJがもっともリリースを望んでいたイサーン(タイ東北部)のルークトゥン歌手、ダオ・バンドンのベスト盤! 今やダンスミュージックとして全世界のコレクターの注目を浴びるタイ音楽。野太いビートにキラーなブレイク、そして独特の声と節回しが特徴のダオ・バンドンの音楽は、一度聞いたら耳にべっとりくっ付いて中毒になる魅力を放っています。選曲・解説はSoi 48の全12曲。.
スタンダードジャズを歌う長いキャリアの女性シンガーの9年ぶりの新作。重久義明さんのピアノが繰り広げる繊細な風景と彼女の声が溶け合うように語り合いながら、歌が聞こえてきます。レパートリーは日本歌曲から、ポップス、スタンダード、ラテンと広がりつつ、どれも美しいメロディ。ジャズに寄りかかり過ぎることなく、素直に音楽が紡がれます。ハイファイでお取り扱いさせて頂きご好評を頂戴している“Jazz Pianoオリジナル弾き語り”の広瀬俊之さんよりのご紹介です。.
80sノイズ/インダストリアル・ミュージック黄金期のリスナーから昨今のエクスペリメンタル・テクノ・フリークまで魅了すること間違いナシ! ルーマニア出身で現在はLAを拠点とする彼女は、東西冷戦時代に一世を風靡した建築様式「ブルータリズム」にインスパイアされた音楽「リズミック・ブルータリズム」を提唱。ヴィンテージなシンセサイザーや高額な機材を一切使わず、フリーウェアを駆使して正に剥き出しのコンクリートのごときビートを放出。『リズミック・ブルータリズム 第1集』と『同 第2集』を収録した2枚組。.
ラモンテ・ヤング、デヴィッド・ローゼンブルームと並ぶサイケデリック麻薬ドローン三種の神器! ヨシ・ワダの問題作、ついにリリース! 1943年京都に生まれ、60年代末に渡米後、ラモンテ・ヤングに師事。永久音楽劇場に参加。フルクサスの作家としても知られる彼が残したフル・アルバムは2枚のみ。そのいずれもがコレクターズ・アイテム化しています。このアルバムは82年にリリースされた最高傑作。ヨシ・ワダ本人のライナーノーツも完備。.
1978年に結成され現在も活動する陰猟腐厭は、そのあまりにインパクトのある名前と作品群で日本のインディーでは異端の存在である。彼らは80年代初頭の東京/横浜アンダーグラウンド・シーンにいながらも、パンク ポストパンク自体から何ら音楽的影響を受けなかった<ありえない>グループ。何かを超越した得体の知れない怪しさとカッコよさ。ポストポンク時代に横浜に現れた異端トリオ、陰猟腐厭(いんりょうふえん)の録音から発表まで29年を費やした衝撃の<新作>!.
ロングセラー『The Tape Music of Noah Creshevsky』(EM1042CD 解説:佐々木敦)からひと回りしてエム再登場。御年70歳を祝した最新“ハイパーリアル・ミュージック”自選作品集。実際の生演奏に聞こえるが全て人工的な操作・配置で創作された音楽、それが彼が提唱する“ハイパーリアル・ミュージック”。竹村延和氏のフェイバリット作家としても一部に知られる彼の近年の作品を自選したコレクション。.
ローランド・P・ヤングのニュー・アルバム。全曲テルアビブ録音でのコンプロヴィゼーション新境地。アメリカを去りイスラエルに移住。創作環境をはじめとして、前作と明らかに異なるモチベーションで臨んだ新作であるこの『コンフルエンシズ(※人、思想、川などが合流する場所の意)』は、1st ソロ『アイソフォニック・ブギウギ』(1980)の原点世界に立ち返ったような雰囲気も感じさせ、そこに『イステット・セレナーデ』(2007) で確立した多重録音のテクニックを結びつけた新世界。.
1978年結成、先日29年ぶりの新作『抱握』[EM1125CD]を発表した横浜の即興トリオ、陰猟腐厭(いんりょうふえん)は、日本の地下音楽シーンですら極左・異端の存在であるが、その由縁が本コレクションで徹底的に開示される。こんなバンド、当時そして今も他にいるだろうか? いよいよお待ちかね1980年 82年にかけての初期作品集の登場! CD版は「森の記憶」一曲追加です。.
80sメキシカン・アンダーグラウンド草分けバンド、偉大なるシントマの活動を讃える作品集。ピコピコ・ラテン・シンセ・パンク、全曲メヒコ国外初登場! アングラ臭漂うオーヴァードーズ感覚のエレクトロと、シンシアが怒ってまくしたてるラテン訛りメロディーのヴォーカルを、治安悪化の一歩をたどる乾燥しきったメヒコで放出。このバンドに影響され、メキシコで自主制作インディーとアンダーグラウンド・シーンが出現することに。本作は彼らのアルバム/シングル/未発表曲からコンパイル。CD 版はボーナス2曲。幸運にも現存していたマスターテープ音源を元にマスタリングで高音質保証。.
2009年の『イステット・セレナーデ(Istet Serenade)』から2年あまりの時間をかけ完成したニュー・アルバム! 新作はローランド P. ヤング流のディープ・エレクトロ・ミュージック!! 前作『イステット・セレナーデ』ではアンプリファイドを控えめにし、アコースティックな深い響きに重きをおいていたが、今作ではサウンド合成(シンセサイズ)をしまくったエレクトロ・サウンドで彼の新境地を聴かせる‥‥と、表面上はそうなのだが、コアにはやはり彼の哲学「アイソフォニック」が貫かれ、ヤング独特のコンプロヴィゼイション(作曲と即興の合成語)を通じて表現されるのは、『アイソフォニック・ブギウギ』から続く彼のあの世界。(em Recordsの解説より).
em Recordsにより発掘された全盛期の音源で、そのおそるべき世界観が現代に伝えられた伝説の音楽家ヨシワダ。そのヨシワダの秘蔵音源が出てきました! 2、3人で同じ音程を歌うという簡潔な作品は、知らずに聴けば、どっかのお寺のお経そのまんま!しかし、これが実はワダの作品履歴上で重要な位置にあるのだそうです。果てしなく続く不安定に揺れ動く微分音のトーン! はたしてこれにあなたは耐えられるのか? CD版には1978年3月15日の演奏を収録!.
ティム・オリーブはカナダ出身のミュージシャンで、1989年の来日以来、大阪に在住。改造したエレクトリックギターと様々な素材を用い、どのジャンルにも当てはまらないユニークで斬新な世界を展開。その奇妙でアブストラクトなエレクトリック音は、聞き込むうちに不思議とオーガニックで人間味を感じさせるサウンドに。奇天烈なSF映画のサントラのような聴後感です。.
em Recordsプレゼンツ・ヨシ・ワダ第四弾! 35年の時を経てリリースされる、1974年2月24日の3時間にも及ぶ演奏からのダイジェスト(全77分)。3〜10mの特殊な自作管楽器4本と電子音ドローンによる展開や抑揚のない超絶にドラッギーな音楽にして、”冥界から人類救済ためにもたらされた福音の音楽”と謳われるヨシ・ワダの世界。こちらも世界初リリース。.
em Recordsプレゼンツ・ヨシ・ワダ第二弾! 今回は20年来封印されていた超絶ドラッギーな問題作の世界初リリース! パイプオルガン風の楽器、巨大な金属板やジャンク素材が組み合わされた大規模な自作楽器が、コンピュータの制御で振動したり叩かれたりするインスタレーションに加え、様々なアーティストが参加した、作品展示のオープニングを告げるライブ演奏です。これは一般公開されたインスタレーションとは大きく異なる内容で、当時、本演奏を体験した招待客によってのみ語り継がれ、半ば伝説化していた1987年11月8日の一度限りのパフォーマンスの音盤化!.