ザ・ハードは若きピーター・フランプトンが在籍していたバンド。ピーターがハンブル・パイ結成のために脱退し、残ったメンバーが続けた活動のなかでリリースされたシングルオンリー。これがエモーショナルなブルーアイドソウル風味で、すごくいい曲! B面はカントリーロック風で、この時期のイギリス人たちが憧れたアメリカの写し絵のよう。.
You’ve Got Me Hanging From Your Lovin’ Tree.
Don’t Wanna Go To Sleep Again.ポール・マッカートニー直系のポップ・センスと、ジョン・レノン的な繊細さを兼ね備えた才人。70年代後半に大ブレイクしますが、ハンブルバムズとスティーラーズ・ホイールの間に発表されたファースト・ソロは、まさに珠玉という言葉がふさわしいSSWアルバムです。パワーポップとパブロックの隙間に咲いたこの花、けれん味もなく、素敵です。.
Mr. Universe .
Make You, Break You.
New Street Blues.元ハード。そして70年代後半、ライブ盤「Frampton Comes Alive」で全世界を席巻した彼が、事実上のセカンドソロとしてリリースしたアルバム。バンド名義になっています。当時まだフランプトンは23歳。若い情熱を巧みなソングライティングで表現しています。キーボードで参加しているのは、のちにイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズのメンバーになるミッキー・ギャラガー。彼の音色、とてもよいです。.
All Night Long.
Don’t Fade Away.
Do You Feel Like We Do.ロッド・スチュワート「セイリング」のオリジネーターとしても有名な彼らですが、イギリス的なくもりとウェストコースとへの憧れをうまく調和させたサウンドは、どの作品でも安定のよさ。時代を反映してシティポップ感覚を増してきた本作も、とてもいいのです。すごくおしゃれなわけじゃないけど気が利いてて、70年代ポップス好きの琴線に触れるのです。.
Dark Powers.
Something’s Burning.
Slipstream.ジョージ・ハリソンが自らのレーベルDark Horseで送り出した男性デュオ。ジョージがプロデュースし、全面的にバックアップしているのでバックアップメンバーはやたら豪華ですが、内容はギャラガー&ライルなどが好きな人に最適の秋色サウンド。ポップさとスワンプ色の入り交じってほろ酔いです。.
Gravy Train.
China Light.
Elly-May.デカダンス的なムードで今なおカルト人気を誇る才能です。毒気に満ちたルパート・ホルムズとでもいうようなシアトリカルな世界観が展開されています。これはセカンド・アルバム。くすんだディスコポップ「Top Ten Sexes」あたりは今聴くとまたすごくいいですね。.
Top Ten Sexes.
Lullaby.
Casting For Love.繊細な歌心が長く支持されている名作ファーストに続くセカンド。近未来を舞台に、いかにも英国人らしいSFコンセプチュアルな感覚を前面に押し出したモダンポップSSW作品。マーク・ワーツが70年代にSSWモードで出したソロアルバムあたりに近い感じもあります。モダンポップ・ファンは注目を。「Under The Boardwalk」カヴァーには驚き。.
Amanda In A Silver World.
Under The Boardwalk.
Solitary Sing Song.Manticoreはプログレの雄ELPのレーベルですが、この人にはそういう匂いはほとんどありません。これ以前にRCA、B&Cからソロ作3枚をリリース。軽やかさのなかに英国的なくぐもりと繊細さを持つ音楽性を育んできました。プロデュースがピート・シンフィールドとグレッグ・レイク、イアン・マクドナルド、イアン・ウォーレス、メル・コリンズ参加とELPというより歴代のキング・クリムゾン人脈の関わりが大きいですね。ひ弱な「My Girl」カヴァーがいいです。UK盤とはジャケ違い。.
Brighter Day.
Lover’s Cabaret.
My Girl.