70年代のアンカにとって最大のヒットアルバム。自ら抜擢した黒人女性シンガー、オディア・コーツとのデュエット「(You’re) Having My Baby」(全米1位)「One Man Woman / One Woman Man」(7位)と大ヒットを連発し、新たなポップクリエイターとして自画像を塗り替えました。なにしろ曲も1曲を除いて自作なんですからすごい。超クール&メロウな「Love Is A Lonely Song」など初期AORとしての魅力もあり。.
当時まだ20歳ですが、若くしてポップスター/作曲家としての才能と名声を獲得したポール・アンカが、大人の階段を意識してジャズ・ソングをスイングしたゴージャスなポップ・アルバムです。歌声に若さと甘さがちゃんと入っていて、そこが時代を作ったスターなんだなと感じます。「Love Letters In The Sand」のスイング版とか、最高ですね! ラストは自作の「Train Of Love」!.