「Sings A Song With Mulligan」に続くソロ・アルバム。ジャケが美麗ということもあって、「With Mulligan」と本作の次にリリースされた「Gasser!」は日本でもなじみがあるのですが、その合間に挟まれたこのアルバムを素通りするのは惜しいですよね。ブロードウェイのヒット・ミュージカル「Gypsy」からの曲を、バディ・ブレグマンのスインギーなビッグバンドを相手に気持ち良く歌います。彼女の歌声には、楽曲と自分が対等に渡り合ってる感じがするのです。これって実は稀有なことです。.
収録曲・データ
Overture / Everything’s Coming Up Roses / You’ll Never Get Away / Some People // All I Need Is A Boy / Small World / Together / Let Me Entertain You / Reprise
ランバート、ヘンドリックス&ロスから脱退した彼女がイギリスで録音したアルバム。ふくよかさとシャープさを兼ね備えたビッグバンド・アレンジがいかにもイギリスっぽい感じ。よく知られたスタンダードをのびのびと採り上げています。「A Lot Of Livin' To Do」「I'm Gonna Go Fishin'」など、LH&R時代のオキャンなノリを持った曲も魅力的。プロデュースはなんと「007」のジョン・バリーです。.
ランバート・ヘンドリックス&ロスから脱退し、ソロ活動を経て渡英した彼女がイギリスで録音したアルバム。ふくよかさとシャープさを兼ね備えたビッグバンド・アレンジがいかにもイギリスっぽい感じ。よく知られたスタンダードを採り上げています。「A Lot Of Livin' To Do」「I'm Gonna Go Fishin'」など、ランバート・ヘンドリックス&ロス時代のオキャンなノリを持った曲も。.