デビューはNormanレーベル(GNPの前身)。大きく知名度を上げることになるDecca移籍後の初リリースがこのアルバムです。ピアノトリオ+パーカッションという4人編成で、ラムゼイ・ルイス・トリオのライバル的な演奏をダイナミックに繰り広げます。ソウルジャズ/ラテンジャズの域にとどまらないスケールの大きなグルーヴ。「I Didn't Know What The Time It Was」そしてタイトル曲にしびれてください!.
I Didn't Know What The Time It Was.
Kilimanjaro.
My Favourite Things.ディジー・ガレスピーの、まさかのサイケデリックソウルジャズ! ストリングスを交えた大胆なアレンジによる「ヘアー」組曲です。B面はジョー・サウスのヒット。こちらもぐいぐいとファンキーさを加えたナイスアレンジ。ギターが効いてます!.
Aquarius - Let The Sunshine In .
Games People Play.「Memphis Underground」のヒットを放ったAtlanticではなく、より実験色の強いサブレーベル、Embryoからのリリース。ソニー・シャーロックのギターがかっこいいジャズファンク「Kabuki Rock」収録です。シンプルなソウルジャズ曲、スピリチュアルジャズ的なアプローチの曲が渾然一体で同居した異色作。.
Soul Man.
Memphis Two Step.
Kabuki Rock.1959年4月にレコーディングされたトリオとしては通算4作目。ジャズスタンダードとブルージーな伝承曲を織り交ぜた構成からも、彼らがタイトルにこめたアットホームなテイスト表れていますね。スタジオでの一発録りで、クレジットには楽器ごとに違う使用マイクやテープの品番も書かれているように、クオリティでの手抜きはしない引き締まった感じも伝わって来ます。.
Softly, As In A Morning Sunrise.
Song Of India.
Walls Of Jericho.50年代からグリージーなR&Bオルガンを貫いてきたジミー・マクグリフ。ギタリスト2人を加えたコンボでリリースした本作は、あえて70年代的なジャズファンクにはあまり走らず、本来の持ち味であるブルージーなサウンドを披露した1枚。タイトルは「イカしてるやつ」という意味のスラングで、「イケオジ」くらいのニュアンスでしょうか。.
Everybody I Have The Blues.
Yardbird Suite.
Butterfly.67年のモンタレージャズフェスで全米デビューを飾ったヨーロッパ出身の天才ジャズヴァイオリニスト。ザッパと交流し、70年代にはフュージョン界のスターになります。ジョージ・グランツ、ドラマー、ダニエル・ユメールらヨーロッパ組と録音した本作の。ブレントン・ウッド「Gimme Little Sign」では、あのグッドタイミーなソウルナンバーを異種格闘技ばりの手腕でポップジャズ化。「With A Little Help From My Friends」のアレンジも凄い!.
Gimme Little Sign.
Pata Pata.
With A Little Help From My Friends.1950年代からベイシー楽団のサイドマンとしてのキャリアを積んできたサックスプレイヤー。ソロに転じ、60年代に入ってからはソウルフルでモダンなスタイルに転身。Blue Noteに残した唯一のアルバムである本作でも、かっこよく吹きまくっています。ぶりぶりとした熱さではなく、クールさも兼ね備えてます。A-1「Little Miss No Noise」のミッキー・ローカーのドラムとの絡みのかっこよさ! 三管のセクステット編成で、6曲中5曲はフォスターの自作。.
Little Miss No Noise.
Manhattan Fever.
You Gotta Be Kiddin’.ジェラルド・ウィギンスの名でも知られるピアニストが、全編オルガンで通したアルバムです。ウィギンスとドラムス、サックス(ハロルド・ランド)という編成。ハモンドの響きも気持ちいいし、オルガントリオ(ベースレスの場合)はドラマーの自由度も楽しめるのですよね。「Night In Tunisia」など構成の緩急も楽しいです!.
Wiggin’ Out.
Night In Tunisia.
Without A Song.クインテット名義ですが、全体をオリヴァー・ネルソンのビッグバンドがバックアップ。タイトル曲をはじめ「Norwegian Wood」「Satisfaction」などポップスやロックのヒットを選曲しているのでポップすぎるのでは? という危惧もあるでしょう。しかし、それは杞憂。ダイナミックでミスティックかつインテリジェント。どの曲にも気になるリフやフックが満載です。「Elusive Butterfly」の美しさはインスト・ソフトロックの領域! 自身でアレンジした「Acapulco Gold」ではシタールも爆発!.
Acapulco Gold.
Elusive Butterfly.
マンデイ、マンデイ.LAロックの中心地的存在だったライブハウス「ウィスキー・ア・ゴーゴー」でのライブ盤。片面1曲ずつの長いインプロヴィゼーション主体ですが、リフはファンク/ソウル仕様なのがとにかくかっこいいです。この時期の彼のバンドはロイ・エアーズ、ソニー・シャーロック、スティーヴ・マーカス、ミロスラフ・ヴィトゥスが参加したすごいメンバー!.
Ooh baby.
Philly Dog.
Philly Dog.古くは50年代から器用なマリンバ・プレイヤーとしてイージー・リスニングやラウンジ作品に重用されてきた人ですが、故国カナダに戻ってから発表した70年代の作品は、メロウ・ジャズ/フュージョンとしてひそかに注目を浴びています。本作はヴィクター・フェルドマンら欧米のいぶし銀ミュージシャンを迎えて録音した1977年作。女性ハーピスト、ドロシー・ホワイトの存在が効いています。本作ももちろんカナダ・オンリー。.
Pavanne Pour Une Infante Defunte.
You put The Shine On Me.
A Face Like Yours.Blue Noteの常連というイメージの彼らがLimelightに残したファンキーなライヴアルバム。シカゴにあるロンドンハウスというクラブでのライヴです。ラムゼイ・ルイスほどポップス寄りではないですが、ファンキーでブルージーな演奏がたっぷり。バックビートもイカした「Downtown」で幕開けするコンサート。それほど大きくなさそうなクラブの雰囲気で、お客さんもサビを大合唱したり。こんな演奏に立ち会えたら、幸せでしょうね。.
Downtown.
Mohair Sam.
Simple Simon.スティール・ドラムと流麗フィリー・ディスコが溶接されたジョン・ギブスの名盤『スティール・ファンク』(1977年)世界初CD化! 今回のリリースはルイス・デリスがマスターテープからリマスター(一部再ミックス)を施した「2014年版」。1977年オリジナル版と別物の質感に変貌。CD版には同「J'Ouvert」ともうひとつのアルバム未収曲「Trinidad (Disco Mix)」をボーナス収録。「J'Ouvert」はDJハーヴェイもプレイする人気チューン。先行発売の12インチ2種と完全ヴァージョン違い&ダブりなし!.
この時期のソニー・スティットはアンプを外付けした電化サックスを使用していたためジャズファンからの評価が低いんですよね。時流を見極めてモダンなサウンドを求めていたトライは再検討に値します。バックはエリック・ゲイル、ポール・グリフィンなど良いメンツ。選曲もよいです。.
Little Green Apples.
I Say A Little Prayer.
Girl Watcher.アメリカ東部の音楽都市ピッツバーグを根城に伸び伸びと活動するジャズ・トロンボーン奏者。R&Bもジャイヴも手の内に収め、小難しい理屈など屁とも思わぬ気持ちよさですいすいと演奏しています。トロンボーンによる、ほぼワンホーンのコンボというのも珍しい編成。ちょっと緩んだぐらいのグルーヴが、いい感じ。人肌程度に“燗”したような踊れるジャズです。.
Little Liza Jane.
After You’ve Gone.
Bill Bailey Won’t You Please.ニューオリンズで自ら経営するラウンジを拠点として活動したため、全国的な評価は得られず。しかし、常識にとらわれないでポップスなどをとりあげていくセンスに信頼があります。このアルバムではホーンセクションも加えたグルーヴィーなサウンドを展開。シカゴ「いったい現実を把握している者はいるだろうか」カヴァーがいいですね。「Going Out Of My Head」や「You’ve Got A Friend」もナイスアレンジ!.
Does Anybody Really Know What Time Is.
Goin' Out Of My Head.
You’ve Got A Friend.70年代にソウルジャズ名門レーベルの屋号に転用されたタイトルを持つことで、内容以上に存在が有名になってしまったアルバム。リーダーのジェローム・リチャードソンはサックス、フルートを各種使い分けるマルチリード奏者で、サイドマン、スタジオミュージシャンとしても有用多忙な人物。ポップスやソウルをとりあげたこのアルバムは「グルーヴィーなものならなんでもござれ」な名刺代わりでもあったのかも。.
Gimme Little Sign.
Knock On Wood.
Sunny.アメリカが公民権運動や人種問題、長引くベトナム戦争で揺れていた時代。黒人たちの奴隷からの自立を強いメッセージとして突きつけた問題作。ハーバート・バイバーマンの詩にボビー・スコットがメロディをつけ、ゲイリー・マクファーランドがアレンジ、そしてグラディ・テイトが歌い、ドラムをプレイ。非常に重たい内容をしっかりとしたジャズファンク/R&Bとして成立させています。.
Slaves.
Meetin’ House.
Nightwind.ロックオペラ「ジーザス・クライスト・スーパースター」の楽曲をパワフルにリメイク。パーシー・フェイスのダイナミックなリズム感覚が如実に現れています。もうほとんどこれはブラスロック! それでいてストリングスへの細やかな配慮は失われていません。大きな音で味わってください。.
Superstar.
What's The Buzz.
The Temple.ソウルジャズ界のおしどり夫婦であったシャーリー・スコットとスタンリー・タレンタインのアルバムです。グルーヴィーにぐいぐい行く内容ではなく、暖炉の炎のようにじわじわと熱をおびてゆくブルージーな演奏主体。シャーリーはフットペダルを使わないスタイルなので、このコンボではボブ・クランショーがベースを弾いています。ベースありのオルガン・コンボは独特のうねりがあるのです。.
The Funky Fox.
Grand Street.
Flamingo.ビリー・メイ、ジョニー・リチャーズなど60年代のビッグバンド・シーンで修行を重ねてきた新世代のバンドリーダー。彼が自分のバンドで満を持して発表した初のリーダー・アルバムです。ソウルジャズ/ジャズファンク的なイディオムと、スタン・ケントン以降の流れを組むインテリジェンス。「2001」を聴くと、デオダートも相当意識していたことがわかります。ダイナミックな演奏、思い切りのいいアレンジと、今聴いても熱くなる内容です。.
Say.
2001.
Spinning Wheel.