男前サミーのReprise時代はすべて要注目です。このアルバムでは両面アタマのバリー・マン&シンシア・ワイル作品がキモ。ドラマティックな「She Is Today」とハプニングスに提供した「It's A Happening World」。グルーヴィーな後者も最高! ジミー・ウェッブ作品も2曲収録。SSW時代への対応力を証明しています。これがRepriseでの最終作。.
収録曲・データ
【曲目】She Is Today / Please Don't Go / Love Is Just A Meaningless Word / I Have But One Life To Live / Break My Mind // It's A Happening World / Do What You Gotta Do / Bein' Natural Bein' Me / This Guy's In Love With You / Turnaround
カル・ジェイダーやレス・バクスター楽団でピアニストとして活躍していたエディ・カノ。NYラテンとはまたスタンスの違うLAラテン。パーカッシヴでポップなサウンドを聴かせます。「I'll Remember April」や「On Green Dolphin Street」のようなスタンダードを疾走感あふれまくりで料理する手際が見事。「Sakura(さくらさくら)」にも注目!.
収録曲・データ
【曲目】I'll Remember April / It's About Time / Teach Me Tonight / Waltz Latino / Green Fields / What Kind Of Fool Am I // On Green Dolphin Street / The P.J. Clipper / Blues For Betty / Sassy Little Girl / Barsanova Brown / Sakura【Piano】Eddie Cano【Bass】Leon Cardenas【Congas】Carlos Mejia【Drums】Fred Aguirre
下積み期間も長かった彼がついにつかんだソロ・デビュー。エンジニアとしても名高いアル・シュミットがプロデューサーを務めた本作がデビュー・アルバムになります。次作「Glow」以降に比べるとまだ都会派に完全に振り切れていない感じもありますが、抜群のヴォーカリゼーションでスリリングにファンクする「You Don’t See Me」などやっぱり最高と思います。.
ブライアン・ウィルソンが一時的に復帰したアルバム「15 Big Ones」。半分はカヴァーのアルバムでしたが、その中でも際立っていたブライアンの自作曲をカップリングでシングルカットしたのがこちら。B面の「Had To Phone Ya」は、スプリングのダイアン・ローヴェルも作曲に参加。この曲、スプリングのヴァージョンも、とてもよいのです。70年代中期のビーチ・ボーイズのウォームな良さが出ています。.