70年代のメロウ路線は、当時は「ブルースを捨てた!」などと揶揄もされたそうですが、ヒップホップ/サバービア時代にサンプリングソースとしての重要性と、その先駆的な雑食感覚が大きく再評価されました。中でも大ネタとして名高い「Superman Lover」収録の本作はその最高峰。ミュージシャンとしての本質が揺るいでいないため、安っぽくジゴロを気取っていても音の栄養素は濃厚なのです!
(LP)Ain’t That A Bitch