60年代に頭角を現し、同時代のオルガン・プレイヤーよりも一歩進んだセンスで時代を切り開いた才人です。本作も時代的にはもっとわかりやすいフュージョンっぽさを前面に押し出してもおかしくないのに、あえて実験的な音作りを進めた意欲作です。タイトル曲は、ヒップホップ好きなら一度は耳にしたことがあるでしょう。(3,300円)
(LP)Spaceball (reissue)