この直後にマーカス・ジョセフとデュオでメジャーデビューを果たすダニー・ディアドルフ(本作でも1曲を共作)。これが事実上のデビュー作で、西海岸のマイナーレーベルからの発売にも関わらず、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ペイチらがサポートをしているという驚くべき作品です。また、その作風もディアドルフ&ジョセフに連なるもの(5曲はデュオ作にも収録)。パートナーとしてクレジットされているジョイスという女性は、音楽面ではなく彼の生活面をサポートしていたパートナーであると思われます。
(LP)Ma La Lady