【曲目】Hungry Nights / I Think I Know Too Much / Love Hangs By A Threat / Soon / Somewhere Down The Road // Straight For The Heart / Don't Call It Love / I Almost Let You Go / Our Song / Time Of Our Lives
1960年代からスウェーデンで活動し、79歳の今なお現役というジャズ・シンガー。アルバムの数もかなり多いですが、82年の本作は全曲英語詞で、ジャズ・スタンダードだけでなくジョン・レノンやスティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョンなども採り上げたことで、北欧ジャズの括りを越えたクロスオーヴァー的な妙味も生まれているという一枚。「Bird Of Beauty」は演奏もスリリング! ジョン・レノン「Woman」はじわりと心に染みます。.
収録曲・データ
【曲目】If I Were A Bell / Smile Again / Bird Of Beauty / Imagine / On A Clear Day // Time After Time / Goodbye Yellow Brick Road / Woman / Rocket Love / Just In Time
シティボーイから転じてディスコボーイとして成功を手にしたポール・ジャバラ。これが彼のサードにして全面的にディスコに転じた分岐点作品。ダンスビートがメドレーで続くA面でもメロディメイカーぶりは健在。B面には、かつてポールが作品を提供したドナ・サマーがゲスト参加。Bラス「Just You And Me」は、AORファン泣かせのメロウチューン!.
【曲目】Live Wires / God's Love (Is What The World Needs) / Not Now Doesn't Mean Never / Walking With My Father / Oh My Livin' Brother // Soul'd Out / A Shield About Me / Can't Make It Without You, Lord / You Got Me Through / Soul'd Out - Reprise
レオン・ラッセルほどの才人もスティーヴィー・ワンダーには魅了され、影響を受けずにはいられなかったのです。A-1「Easy Love」はそのものずばり! さらにそこにマーヴィン・ゲイ的要素を加味したメロウなタイトル曲「Make Love To The Music」など、レベルの高い内容です。AORファンに人気のゲイリー・オーガンが全面的に制作に関わっている(2曲では共作も)のもポイント。ファンキーでオーシャンな雰囲気も濃厚な、埋もれた名作。.
収録曲・データ
【曲目】Easy Love / Joyful Noise / Now Now Boogie / Say You Will / Make Love To The Music // Love Crazy / Love Is In Your Eyes / Hold On To This Feeling / Island In The Sun
正面から風を受けるような爽快感抜群のアコースティックCCMグループのセカンドです。スライドギターもコーラスもカラッと決まって気持ち良いことこの上なし! ファーストよりもウェストコーストサウンドっぽい仕上がり。淡くラテンロックテイストのA-4「Do You Feel The Change」がブリージーです。.
下積み期間も長かった彼がついにつかんだソロ・デビュー。エンジニアとしても名高いアル・シュミットがプロデューサーを務めた本作がデビュー・アルバムになります。次作「Glow」以降に比べるとまだ都会派に完全に振り切れていない感じもありますが、抜群のヴォーカリゼーションでスリリングにファンクする「You Don’t See Me」などやっぱり最高と思います。.
1964年に7歳でレコードデビューしたマーク・ラディス。天才少年としてキャリアを積み、19歳の年にリリースしたのがこの完全無欠のディスコ・アルバムでした。若いながらも自身を含め10人編成のバンドを率い、黒人ミュージシャンたちとも堂々わたりあっています。ノーティなディスコダンス・ナンバー中心に徹した構成はすがすがしいですが、1曲あるバラード「The Answer Is You」も才能の塊と思います。.
イギリス人ディスコマスター、ビドゥが手掛けたコケティッシュな魅力の美女シンガー。四つ打ちが主流になってしまう前の、ディスコのおおらかな時代を象徴する存在のひとりです。日本では「Oh! クッキーフェイス」でもおなじみかも。英米でヒットした「Dance Little Lady Dance」や、まるっきりジャクソン・ファイヴな「Dr. Love」などを収録した人気盤!.
タガログ語を交えた「We’re All Alone」に打たれました! フィリピンの人気シンガー、リコ・J・プノ、77年のアルバムです。甘く都会的なAORサウンドと、フィリピン・シンガーならではの独得の色気があります。力強い地声とファルセット、英語とタガログ語の組み合わせがじつにエモーショナルな効果を生み出しています。踊れる感じの曲はないんですが、ききこむうちに引き込まれ、すごく胸を打たれます。.
【曲目】We Belong Together / Lucy In The Sky With Diamonds / Got The Feeling / I'm A Wizard // Feather Lite & Honey Smooth / Roll Over Beethoven / Don't Feel Like That Way No More / Moonlight Serenade
デビューはShelterで、ジェシ・ウォルフ&ウィニングスというトリオの一員でした。ソロに転じてリリースしたセルフタイトルのファースト・アルバムはAOR名盤。このセカンドではアダルト感に寄りすぎず、もう少し彼本来のギターオリエンテッドなフィーリングが増しています。さわやかにグルーヴする「Love Is A Chain」あたりが本来の持ち味。.
UKブルー・アイド・ソウル・シンガー、ジェス・ローデンのセカンドにして傑作。伊達男な感じがアルバム全体に漂うメロウAORなアルバムです。幕開けの「Misty Roses」極上カヴァーの美しさ。ホーンが心地良い「In Me Tonight」の洒脱なグルーヴ・チューンにも昇天必至。一時の人気も落ち着いた今、改めて聴くとさらに楽しめるようになりましたね。.
「Phantasies」がAORファン垂涎のアイテムとして語られるカナダのポップAORシンガー。アルバムによっては歌詞がフランス語のものもあるのですが、本作は全曲英語詞。もっと評価されてよい一枚だと思います。アーバンメロウというよりは、UKのモダンポップ的な質感。「Hold On To The Night」は名曲です。カナダ・オンリーのリリースです。.
収録曲・データ
【曲目】Stranger / Hold On To The Night / Running Scared / Lead Me Home / It Just Occured To Me // You Don't Want To Lose That Girl / Sweet Lighting / I Could Have Been A Sailor / Closing time / Merlin's Dance
初期の内省的な雰囲気から、シティボーイ風のサウンドに転身した大成功作。ファルセットをかました大ヒット「恋の魔法使い(You Make Me Feel Like Dancin')」収録。からりと気持ちよく踊れます。本当にいい曲書きます。ダニー・オキーフのカヴァー「Magdalena」なんて、ホントいい選曲ですね。.
収録曲・データ
【曲目】Hold On To My Love / You Make Me Feel Like Dancing / Reflections / When I Need You / No Business Like Love Business // I Hear The Laughter / Magdalena / How Much Love / I Think We Fell In Love Too Fast / Endless Flight