ジャケ表裏にうっすらと線状の茶シミあり。B-2「Devil Woman」B-3「Such Is The Mystery」に小さな凸プレスミスがあり、プチノイズが数回入ります。他は概ね良好です。
ニール・セダカの70年代ソロが好きな人にもお勧め!
超有名人だけに見過ごしがちですが、やっぱりナイスでした。良質の70sブリティッシュポップ。1曲目「I Can’t Ask For Anymore Than You」からデニー&ゴールド作の16ビート・ナンバーで、コーラス・アレンジが全曲トニー・リヴァース。デニー&ゴールド絡みでは「You've Got To Give Me All Your Lovin'」も美味なAORポップ。デヴィッド・ポメランツ作の「If You Walked Away」も名バラード! なにより試聴が一番ですよ。たぶんびっくり! ニール・セダカの70年代ソロが好きな人にもお勧め!.
収録曲・データ
【曲目】I Can't Ask For Anymore Than You / It's No Use Pretending / I'm Nearly Famous / Lovers / Junior Cowboy / Miss You Nights // I Wish You'd Change Your Mind / Devil Woman / Such Is The Mystery / You've Got To Give Me All Your Lovin' / If You Walked Away / It's Alright Now
シティポップ傑作。あのアンダース&ポンシアのヴィニ・ポンシア制作によるイノセントなポップ・サウンドとすっきりしたハーモニー。グッドタイム好きには「Dancin’ On Ice」や「Sugarloo」、オーシャン系がお好きなら「Satelite Touchdown」を。ポンシアの旧友ピーター・アンダース提供の「If I Can Just Get Through Tonight」もあり。かつてのハイファイ名物コーナーGreat3片寄セレクションで「なんともまあ情けない面がまえのトリオですが、曲も期待を裏切らず情けない路線まっしぐらでグレイト。いい曲書いているけれどヒットしなそうなところがいいね」とのコメント。.
収録曲・データ
【曲目】Dancing On Ice / Rainy Weather / American Beauty Rose / Satellite Touchdown / Better Wages, Better Days // Empty Room / If I Can Just Get Through Tonight / You Think You're Too Good To Be True / Sugarloo / Would You Believe
日本の邦題「アメリカン・モーニング」こと「Just Wehn I Needed You Most」が思わぬ大ヒット。ことに日本では繰り返しTV CMなどに使用されるエバーグリーンな1曲に。やわかくてほんのりとした味わいのポップスがふんだんに盛り込まれた作品。少年っぽさの残った透明な歌声にも魅力が。突然聴きたくなることがあるのですね、このメロディを。.
NYのSSWチーム、キャッシュマン&ウエスト主宰のレーベルLifesongはフォーキーなプリAOR名盤の多い知る人ぞ知る好レーベル。天然カーリーヘアに髭面。でも、その顔には子供みたいな大きな瞳が覗くディーン・フリードマンは、生粋のニューヨーカー臭がぷんぷん漂う最高のSSW。セカンド・アルバム「Well Well Said The Rocking Chair」をハイファイでは長年プッシュしていますが、このファーストも捨てがたい。ジャズ風味豊かな「Funny Papers」そしてエレピが切ない「Humor Me」でノックアウト。.
オーストラリアのロックバンドとしてのちに世界的な成功を手にする彼らのファースト・アルバム。ファニーなイラストだったオーストラリア盤とは趣を変えて、ロックバンドらしさを押し出したUS盤です。アメリカでもスマッシュヒットしたのはフォーキーな「I’ll Always Call Your Name」。「Curiosity (Killed The Cat)」あたりでのライトメロウ感覚もぜひ。.
【曲目】New York City (You're A Woman) / John The Baptist (Holy John) / Can You Hear It Now (500 Miles) / The Ballad Of The Hard Rock Kid / Going Quietly Mad // Oo Wee Baby, I Love You〜Love Is A Man's Best Friend / Back On My Feet / Come Down In Time / Dearest Darling / Nightmare #5 / The Warning (Someone's On The Cross Again)
ウィットに富んだポップスが好きな人を、夢中にさせること間違いなし。ニューヨーク・メイドらしく、ひとくせもふたくせもあるアーバン・ポップの楽しみが詰まっています。2作目「On And Off Again」の渋〜い味に人気が集中していますが、このファーストの知的かつノスタルジックなシティポップも最高なのですよ。ストリングス・アレンジはチャーリー・カレロ。久しぶりの入荷です。.
同時期のアルバム「One Fine Morning」が「SUBURBIA SUITE」でピックアップされたり、トニー・コジネクのファーストでバックを務めたことなどで知られるカナダのロックバンド。ブラスを加えたファンキーロック・サウンドにポップで繊細なメロディをしのばせるのが得意なんですよね。メリハリの効いた演奏はブレイクビーツとしても重宝されました。.
【曲目】Lightning Lady / Circus Ride / Friends Of Mine / Yukon Lady / July Moon // Forever / Only Love / Sunrise To Sunset / Gold And Mellow / Summer Afternoon
ブロードウェイ・ミュージカルで仕事をするうちジュディ・ガーランドに認められ発表したデビュー作。後にL.A.に拠点を移すため、NY録音はこれ一枚だけ。アル・ゴルゴーニ、デニス・セイウェルらNYのミュージシャンがバックアップしています。「Make A Time For Lovin’」を是非ご試聴ください。ポール・ウィリアムス「Someday Man」のような肌触りを持つ美しい傑作だとわかってもらえるはずです。余談ですが、彼の奥様がジャッキー・デシャノン。.
収録曲・データ
【曲目】The Farmer / My Cabin / Make A Time For Lovin' / Seventh Avenue / Just Somebody // Give A Little Laughter / Sunny Days / Piano Picker / Wouldn't It Be Nice / Please Don't Send Them Anymore【Drums】 Dennis Seiwell【Bass】 Russell George【Guitar】 Albert Gorgoni【Woodwind】 Phil Bodner【Producer】【Piano】【Vocals】【Orchestration】 Randy Edelman
ネオアコの前哨戦みたいなタイトル曲「恋はリズムにのって (Take A Little Rhythm)」。これって今聴くと、ちょうどいい懐かしさですね。このとき彼は21才。収録曲は10代で書かれたもの。A-2「恋はリズムにのって」からA-5「African Queen」までの流れなんかホント素晴らしいですね。クリス・レインボウのファンにも聴いてほしいもの。ロンドンA&Mが見いだしたアーティストです。.
収録曲・データ
【曲目】Fools' Society / Take A Little Rhythm / Saturday Heartbreaker / We Were All In Love / African Queen // Live Every Minute / Jamie / Page By Page / The Hollywood Role / A Goodnight Song
彼らの最大のヒット(全米6位)となったメロウな「Sharing The Night Together」を含む8作目。「When You're In Love With A Beautiful Woman」も全米6位。人気の「Sexy Eyes」がヒットするのは翌年ですが、本作にもすでにシティポップな香りが濃厚。日が暮れた頃に似合います。ジャケからは想像つかないかもしれませんが、本当です。.
収録曲・データ
【曲目】Sharing The Night Together / Sweetest Of All / Storms Never Last / I Don't Want To Be Alone Tonight / Knowing She's There // Clyde / When You're In Love With A Beautiful Woman / Dooley Jones / I Gave Her Comfort / All The Time In The World / You Make My Pants Want To Get Up And Dance
アレッシーの双子の兄弟が在籍していたグループのセカンドにしてラスト。なにしろ最高の70sポップ! アープ・シンセサイザーが颯爽とかけぬけるアコースティック青春ポップの傑作。「Blonde」のとろけるような甘さ、「Can't Live This Way」の疾走感、最高です。かつては”早すぎたネオアコ”と言っていましたが、さらに時代が一回りして、今はもっとしっくりします。最高!.
もとはイーストコーストのカントリー・ロック畑。しかし、時代の流れで、こんな驚きの傑作を残してくれます。AORファンもぐっとくる16ビートナンバー「Ooh My Love」で幕を開けるセカンド・アルバム! フォーキーなテイストを活かしたまま、ぐっと洗練させたサウンドが痛快なのです。兄弟ならではのハーモニーがばっちり決まったスイングナンバーB-1「Ya Ba Da Ba」も是非! ウェストコーストのように思えて、彼ら東海岸なんです。.
前作「孤独の世界」への高い評価を受けて、ついにやりたいことがアルバム一枚では収まりきれなくなってしまったLP2枚組のサード・アルバム。ジェームス・テイラー「Country Road」やレイ・チャールズ「I Got A Woman」を自分流の解釈でカヴァーしたり、時代をとらえるためにあれもこれもと取り込んでいた彼の姿は、ずばりスタイリッシュな“あがき”なのだと思います。だから今もなお人の心を打つのでしょう。チャーリー・カレロとの共作「She Gets Me Where I Live」は「赤心の歌」の世界に連なる名曲。.
収録曲・データ
【曲目】Brand New Day / Piano Solo Introduction / I Got A Woman / Country Road / I Bought You The Shoes // Introduction / Easy Does It / Buckskin Boy / Love Theme From "The Landlord" // Sad, Sad Sunshine / Let The Dutchess No / She Gets Me Where I Live / A Rose And A Baby Ruth / Baby, Please Don't Go // God Sheds His Grace On Thee
NYメイドのハートウォーミングなプリAORサウンド。主役の彼はひげ面に天然もしゃもしゃヘアスタイル。しかし、その毛だらけの顔からのぞくつぶらな瞳同様、その歌声はどこか少年のような魅力。ダニー・ディアドルフにも通じます。NYの街角のデリでの風景を、アップテンポなジャズテイストで描いたB-1「The Deli Song」なんか最高です。全体の雰囲気も都会の青春スケッチのようで。エレピの音が沁みます。.
アルトマンの映画「ナッシュヴィル」で歌った自作曲「I’m Easy」のヒットがきっかけで歌手デビュー。正直言って俳優さんのレコードとは思えないほど、クオリティの高い逸品。アルバムタイトルは「忘れ物取扱所」の意味。それにひっかけて両面をLost SideとFound Sideで構成。それとも失意と希望とのダブルミーニング? 思わず胸をギュッと捕まれてしまいました。フリートウッズ「Mr.Blue」やビートルズ「Rain」のカヴァーもさりげなく素敵だし、Found Sideの3曲目「Love Of The Blues」のジャズっぷりにメロメロ。.
インドネシア出身の彼が、オランダで発表した4作目。ダンスフロアーを意識したA面、スティーヴィー・ワンダーの影響深いメロウネスが光るB面という構成。80年代に日本で紹介された当時は「Tears For The Stars」や「Ev’rybody Feel The Groove」が人気でしたが、今だったらメロウな「Temptation’s Stronger」や「Days Can’t Stay Forever」がぐっと来たり。ジャジィなコード使いなど、高度な内容を感じさせますし、ハワイやフィリピンAORとも共通する匂いも。.
収録曲・データ
【曲目】 Ev’rybody Feel The Groove / Tears For The Stars / Wake Up / Lorraine // Jakarta / Temptation’s Stronger / The Rain / May Please Stay / Days Can’t Stay Forever / You Are My Sunbeam
【曲目】Dancing In The Halls Of Love / Driftin' / Believer / Rainbows Go On Forever / Space // You're Out Of Love / That's When She Touched Me / I Don't Wanna Lose You / Not Tonight / Just Can't Stop It【Producer】Louie Shelton