この時期のバド・シャンクやチェット・ベイカーには、ジャズの本道から外れたという批判もあるようです。しかし、バド・シャンクのプレイだけでなく、ストリングスをアレンジしたオリヴァー・ネルソンらも含め、ポップスにどのように取り組み、洗練されたジャズの要素をいかに溶かし込むかに腐心したことを見つめないのは損だと思います。ロジャー・ニコルズもカヴァーしたバート・バカラック大名曲「Don't Go Breaking My Heart」他、素晴らしい選曲。モノラル盤が少ない時期のプレスです。.
収録曲・データ
【曲目】Lady Jane / Summer Wind / The Sun Ain’t Gonna Shine (Anymore) / Strangers In The Night / When A Man Loves A Woman / Girl In Love // Don’t Go Breaking My Heart / Everybody Loves Somebody Sometime / Time / The Shining Sea / Lara’s Theme / Solitary Man