サッカーの神様ペレの自伝映画のサントラ。70年代モードのセルメンがプロデュースで故郷の英雄を全面バックアップ。ペレのスピード感を表現した好インスト・トラック多数! ペレ自身がヴォーカルのみならず作曲も手がけています。決してうまくない歌なんですが、なんか心がひらかれる感じになるんですよ。サックスでジェリー・マリガンも参加。A-1「O Coracao Do Rei」は、あの「アメリカ横断ウルトラクイズ」でも使われてましたけど、覚えてる人いるかな?.
A&Mでの4作目。オリジナルを超えたカヴァー曲というのがいくつか有りますが、この「Fool On The Hill」もその一つに数えたいもの。極上の仕上りです。デイヴ・グルーシンのスウィートなオーケストラ・アレンジが、レイト60'sの穏やかな空気をいつまでも届けてくれるのです。基本中の基本ですが、やはり愛おしい名盤。.
収録曲・データ
【曲目】 Fool On The Hill / Festa / Casa Forte / Canto Triste / Upa, Neguinho // Lapinha / Scarborough Fair / When Summer Turns To Snow / Laia Ladaia (Reza)
来年80歳を迎えるセルジオ・メンデス。いまなお音楽性をコンテンポラリーにキープしていて、どの時代の作品でもみずみずしさがあります。この83年のアルバムでも「Never Gonna Let You Go」や「Rainbow’s End」「My Summer Love」などAOR/シティポップ・ファンにアピールする名曲がばっちり入ってます。.