ハンガリー生まれ。ジャズ・ギタリストとして60年代にフランス録音のアルバムを二枚残していますが、本職はヴァイオリンでした。ボブ・シールにスカウトされて渡米。電気ヴァイオリンでチャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーの名曲を弾きまくったのが本作。高速「Ko-Ko」に悶絶! 「Night In Tunisia」にはジプシーたちの幻影も。.
ハンガリー生まれのジャズ・ギタリストとして60年代にフランス録音のアルバムを二枚残しているこの人。実はもともとの手習いはヴァイオリンでした。Flying Dutchmanの傍系としてボブ・シールが立ち上げたレーベルで、NYの腕利きたちとモダンなバックで録音した本作は基本がエレクトリック・ヴァイオリン。でも機械的じゃない、なまめかしくて色っぽい音です。一曲ギター。タイトル曲「I Love You」の見事なボッサに時を忘れそう。.