後にミミ・バエズとコンビを組む早生の天才ディック・ファリーニャ(小説家としても作品を発表)とエリック・フォン・シュミットらが滞在先のロンドンで録音したセッション。若きボブ・ディランがハーモニカで参加していることで有名ですが、なにより主役の二人のビターでディープなフォークブルース〜ヒルビリーの数々にうたれます。「Dobell's Jazz Record Shop」での録音というロケーションにもしびれちゃいますね。レコーディングは1963年1月14日と15日。リリースは後年でした。.
ボストンのシーンから頭角を現し、60年代フォークの牽引者的役割を果たした彼が、70年代に入ってウッドストックで録音した名作です。アレンジはジェフ・マルダー。マリア・マルダー、エイモス・ギャレットほかウッドストックの仲間が勢揃い。最高のボトルネック・ギターが飛び出す「Turtle Beach」(マリアとのデュエット!)や、往年の名曲「My Love Comes Rolling Down」など、音楽的な芯の強さと人懐っこさが共存してます。.