60年代のジャズピアニストの中でも、もっともボサノヴァを自ら吸収し、消化した人のひとり。アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲と自分のオリジナルを堂々と並べても、まったく遜色がないのですから。センシティヴな残響を残すYAMAHAのピアノの音が、また素敵です。同じくYAMAHAを愛するNRBQのテリー・アダムスが彼をアイドルのひとりに挙げていました。日本語解説付。
(LP)So Danco Samba (Japanese press)