通算9作目。前作からのインターバルは長かったですが、それだけの甲斐があった!と大声で言いたくなるほどの傑作です。ブラジル音楽、フォークミュージック、日本民謡、宅録など辻村兄弟が摂取してきた音楽のすべてが、飾り気のないシンプルさで、しかし確実にストレンジで、現代に聴かれるべき日本語の音楽として結実しました。タイトル曲など奇跡の瞬間の連続。アートワークもすばらしく、ぜひアナログレコードで!
(LP)観天望気