女性ジャズ・シンガー、トニー・リー・スコット。故ジェームス・ディーンとの交友や、若き日の事故で片足を失いながらもジャズを歌い続けたことなど、若くして陰影のある人生を送ってきた美女です。ジェラルド・ウィギンス(p)やハワード・ロバーツ(g)が最低限のシンプルさでバックアップした初のアルバム。歌の解釈が独自で、スタンダードもフレージングなどが違って聞こえたりします。ドラムはプロデューサーでもあるジャッキー・ミルズが叩いています。
(LP)Vol.1 Lonely