クールジャズ的な手法から出発して独自のユニゾン・アンサンブルで大きな人気を博した盲目のピアニスト、ジョージ・シアリング。ラテンをモチーフにしたアルバムは数枚ありますが、このアルバムはブラスやストリングスもなく、コンボそのものの演奏を前面に出しています。リズムのアタックも強い方かもしれません。この時期のレギュラー・メンバーだったパーカッショニスト、アルマンド・ペラーザの提供したオリジナル曲が多いせいでしょうか。(3,080円)
(LP)Latin Rendezvous (mono)