どこか遠い世界から響いてくる音をイメージさせるフレンチホルン。ジュリアス・ワトキンスは非常に数の少ないジャズ・ホルン奏者です。60sポップ・ジャズと50年代の斬新な編曲精神を併せ持つ丁寧なアレンジに色を加えているのはレイ・バレットのカラフルなパーカッション。「Speak Low」のクールなキラメキは絶品の領域。「Nuages」や「Claire De Lune」も斬新。(3,300円)
(LP)French Horns For My Lady