Imperialでの6枚目。初期のニルソンを手がけたジョージ・ティプトンのアレンジ。クラシカルな弦使いがエレガント。いわゆるスタンダードソングとマーゴ・ガーヤンが提供した「Think Of Rain」のような新しい世代のポップスが共存。かわいらしさとオトナの憂いが交錯する素敵な内容。彼女が歌う「If You Gotta Make A Fool Of Somebody」を聞くと、励まされてる気分になります。次作「Me About You」の陰になってますが、密かな名作。ジャケもかわいいです。
(LP)For You