「40年代最前衛」。ビバップとクールジャズが交差した時代の貴重な音源をまとめあげた一枚。Capitolでリリースされた「Cool And Quiet」のEmArcy版と受け止めればいいでしょうか? ビバップに割かれた部分も多いので、あれほどの透徹とした雰囲気では統一されていませんが、時代の裂け目から何かが生まれようとしている、そんな気分は生々しく感じられます。試聴曲はレニー・トリスターノ、ビル・ハリス(トロンボーン奏者の方)、ジャッキー・パリスの順で選びました。
(LP)Advance Guard Of The 40’s