【曲目】A Lot Of Livin’ To Do / Out Of This World / ‘Round Midnight / Hey! Jealous Lover / Har Hearted Hannah / Blues In The Night // I Feel A Song Comin’ On / You Came A Long Way From St. Louis / My Ship / Ev’rything I’ve Got / Why Shouldn’t I / I Feel Pretty
60年代にジャズ/ポピュラー・シンガーとしてデビューした当時から抜群の歌唱力と知的なムードで人気を誇った彼女。70年代の雌伏期を経て、80年代に入ると再び積極的にシンガーとしての活動を再開します。西海岸の名アレンジャーでもあるピアニスト、ボブ・フローレンスのトリオをバックに、ジョニー・マンデルの楽曲を歌った本作は、その再開初期の作品。「Suicide Is Painless」や、マンデルがデイヴ・フリッシュバーグと共作した「You Are There」、フローレンスの浮遊感あるエレピも美しい「A Time For Love」など、シンプルながら歌も楽曲もアレンジも素晴らしいのです。.
通算5作目。パンク/ニューウェイヴという領域を超えて全米のトップグループとなった彼らですが、このアルバムにはラップ・カルチャーに大胆に接近した重要曲「Rapture」が収録されています。この曲で初めてヒップホップに触れた世代も多いはず。夏レゲエな「The Tide Is High(夢見るNo.1)」も最高です。.
【曲目】Witchcraft / I’ll Never Be Free / The Lady Sings The Blues / Come Rain Or Come Shine / When Sunny Gets Blue / How Little We Know // I Hear The Music Now / Baltimore Oriole / Just In Time / Like A Woman / Skyscraper Blues / You Don’t Know What Love Is
【曲目】Little Jazz Bird / The Wine Of May / There’s A Lull In My Life / I’ll Only Miss Him When I Think Of Him / How Is Your Wife / Self Defence Waltz // Cliches / Spring In Manhattan / Songbird / Our Love Rolls On / When The End Comes
アレサとクインシー。ありそうでそれまで無かった組み合わせが実現したアルバム「Hey Now Hey (The Other Side Of The Sky)」からのシングルカット。全米チャートでは最高33位でした。B面はColumbia時代のジャズ・マインドを思い返したような高速4ビート・ビッグバンド。アレサのヴォーカリーズ、最高です!.
【曲目】Who Do You Think You're Foolin' / Wounded Eyes / Never Gonna Love Again / In The Street // Just The Same / Reaching / Walk Away / Take Your Trouble
【曲目】The Shadow Of Your Smile / Little White Lies / Memories Of You / Moonglow / Little Girl Blue / All The Way // When I Fall In Love / Pick Yourself Up / Bewitched / Early Autumn / Deep Purple【Arranger】【Conductor】 Lex Jasper
A-2「When You Were Here」に目立つサーフェスノイズが2回入ります。他は概ね良好。
フレンチ美女の歌うアメリカン・ソングス。
エキセントリックな感じもするキュートな顔立ち。フレンチ美女スザンヌ・ベルナールの歌うアメリカン・ソングス(フランス語)。いかにも50年代のABC-Paramountらしいヒップなエスプリの効いた企画ですね。「Que Sera Sera」がホントはアメリカの曲で、フランス語ヴァージョンが珍しいだなんて、実は結構気が付かなかったことです。.
幼少時代からR&Bシンガーとして活躍した彼女。クリード・テイラーの寵愛を受け、70年代はフュージョン系ミュージシャンと都会的なソウル/ジャズヴォーカル作品をKuduで発表していきました。このアルバムはディスコ感覚も前面に。なにしろ歌がうまい人ですから対応力も完璧。レゲエ・ファンクな「Higher And Higher」、スタンダードをディスコ化した「Dream」など、実に痛快です。.
冒頭「From This Moment On」から腰を直撃のビッグバンド・ラテンです。ヴェテラン女性ヴォーカリスト、レナ・ホーン。スケールの大きな歌が得意な彼女に、ずばりハマった最高のラテン・アルバム。ストレートなラテン・ジャズからボサノヴァまで、一気に駆け抜ける痛快な一枚。カリブ風の味付けの効いた「Island In The West Indies」が、隠れた粋トラックだと思います。シャープなアレンジはショーティ・ロジャース。.
収録曲・データ
【曲目】From This Moment On / Take Me / Night And Day / Old Devil Moon / More / My Blue Heaven // Cuckoo In The Clock / Meditation / By Myself / Island In The West Indies / Ours / Falling In Love With Love
ホント、素敵な声です。オフビートでクールでエキセントリックな彼女のスタイル。それがキュート。インテリジェントでおしゃま。タイトル曲から「I Feel Pretty」「Ridin' On The Moon」など彼女のオフビートな魅力を活かした選曲、ツボを押さえたコンボ〜ビッグバンドのアレンジ。何回でも聴けます。.
収録曲・データ
【曲目】In Love For The Very First Time / I Feel Pretty / Hooray For Love / At Long Last Love / The Most Beautiful Words / Ridin’ On The Moon // Let There Be Love / I Enjoy Being A Girl / Come By Sunday / The Late Late Show / I Only Have Eyes For You / Love
ジャズ・ギタリスト、ジョー・ベックをアレンジャーに迎えて制作された最高のジャズファンク・ヴォーカルアルバム。長いキャリアの彼女の作品の中でも、これほどまでにタイトでソリッドなサウンドを展開したものはありません。ジャズスタンダードとして知られるタイトル曲も、キャッチーなアーリー・ディスコに。「One Night Affair」から畳み掛けるようなナンバーが揃ったA面は圧巻のひとことです。.
収録曲・データ
【曲目】One Night Affair / What A Diff'rence A Day Makes / Mister Magic / You're Coming Home // I Can Stand A Little Rain / Hurtin' House / Oh Papa / Turn Around, Look At Me
サンディ・ハーヴィッツの名前でデビューし、本名に戻ってからの2作目(通算3枚目)。フォーキーな資質に70年代半ばのメロウ感覚が混ざり合い、もっとも熟した果実になったのが本作と言えます。「You Made Me Come To Pieces」など、エレン・マクルウェインあたりと一緒にフリーソウル全盛期に愛されていました。ジャケも今さらながら美麗。.
1966年リリースのポップ・ソウル傑作「Touch Of Today」から3曲をマイナスし、タイトルと曲順、ジャケット写真を変更しての廉価版です。ジャケットに使われた写真がとっても印象的なので、再発盤ながら人気があります。また3曲減ったといっても大事なところはちゃんと残し、むしろポップス度は増した印象。とりあえず高速ボッサ版「The Shadow Of Your Smile」は必聴!.
収録曲・データ
【曲目】Goin’ Out Of My Head / Yesterday / No One Else But You / The Shadow Of Your Smile / Uptight (Everything’s Alright) // You’ve Got Your Troubles / And I Love Him / Call Me / You’re Gonna Hear From Me
彼女にとっては2枚目のブロードウェイ名曲集。60年代半ばのヒット・ミュージカルからの楽曲を多く収めています。レーベルメイト(?)のビートルズを意識したようなビート・アレンジの「He Loves Me」など、この時代ならではのかっこいいアレンジ多数。さっそうとスイングする「This Dream」「I Had A Ball」など、かっこいいだけでなく歌の上手さが際立ってます。.
収録曲・データ
【曲目】Hey There / This Dream / I’ll Only Miss Him When I Think Of Him / He Loves Me / Here’s That Rainy Day / I Had A Ball // Hello, Dolly / Makin’ Whoopee! / Somewhere / I’ve Got Your Number / Young And Foolish / You’d Better Love Me
通算では5作目(ワーナーでは4作目)のソロ・アルバム。カンリー・チャートでの大ヒット「To Daddy」(3位)「Two More Bottles Of Wine」(1位)を収録しています。すでに揺るぎない地位を確立していた時期の作品ですね。30代に入って最初のリリースでもありました。詩情あふれるジャケットを裏返すと、どきっとする彼女のポートレートが。.
クルセイダーズがバック。1曲目のR&Bバラード「We Can Make It Baby」からリズムの鳴り、ノリが違います。「I Heard You Singing Your Song」は、バリー・マンの名作「Lay It All Out」に収録のあの曲がミディアムメロウに。アラン・オデイ、ランディ・エデルマン、マーク・ジェイムスなど作曲陣もハイファイ人気者揃い!.