2012年はジョン・ケージ生誕100年! しかしほとんどの人には意識されていないであろう、1962年の初来日からちょうど50年でもあるのだ! 門外不出で長らく封印されていたケージ幻の初来日ツアーの衝撃音源の数々を一挙にCD3点で公開! ケージ本人やデヴィッド・チュードアが繰り出す爆撃のようなノイズの「Variations II」など全3曲収録のVol.1です。.
2012年はジョン・ケージ生誕100年! しかしほとんどの人には意識されていないであろう、1962年の初来日からちょうど50年でもあるのだ! 門外不出で長らく封印されていたケージ幻の初来日ツアーの衝撃音源の数々を一挙にCD3点で公開! このVol.2ではピアノからグリッサンド、クラスターなどが、指、拳、手首、腕、肘などを動員して生み出される1曲目「Klavierstuck X 」の、デヴィッド・チュードアの凄絶な演奏に注目! そして2曲目「26'55.988"」は一柳、チュードアらが繰り出す爆音の衝撃!.
2012年はジョン・ケージ生誕100年! しかしほとんどの人には意識されていないであろう、1962年の初来日からちょうど50年でもあるのだ! 門外不出で長らく封印されていたケージ幻の初来日ツアーの衝撃音源の数々を一挙にCD3点で公開! Vol.3にはかの有名な「4′33″」の第2番として書かれたのが「0′00″」収録で、この演奏が世界初演。一柳の初期のグラフィック作品「ピアノ音楽第7」も、ピアノや玩具などを使って炸裂するソリッドな音響が怪しくも美しい!他にビールの「Composition II」を収録。.
ニューエイジ・ミュージック的な作風のDolphins Into The Futureをはじめ、複数の名義で活動しているベルギーの作家、リーヴォン・マーティンス・モアーナが本名で発表するアルバム。この『Three Amazonian Essays』は、スペインの伝説的スタジオ・プロジェクト、フィニス・アフリカエによるアマゾン探検を題材にした名盤『Amazonia』(1990 年) を丸ごと音素材として使用し、別のアマゾンを抽出しようとする試みとのこと。副題に湯浅譲二、武満徹、アイヴスへのデディケーションがあるように、これまでのクラブ寄りの視点からでなく、クラシック 現代音楽と捉えた方がしっくりくる作品といえます。.
“オーストラリアのシド・バレット”といわれ、90年代オルタナ・シーンに再発見されたピップ・プラウドは、ダニエル・ジョンストンをはじめとする80s/90sロウファイ音楽の先駆的作家であり、独創性の高さからフォロワーも成立しなかったアウトサイダー。幻の1stアルバムを含む60年代音源と70年代の秘蔵音源をコンパイルし、世界で初めて英詩を掲載した新旧リスナー双方の必聴盤! インナースリーヴ付アナログ!.
1980年代のオーストラリアに突如現れたクレイジー・ダブ・マシーン、シェリフ・リンド! あの傑作「Ten Dubs That Shook The World」の衝撃を受け継ぐ25年ぶりのニュー・アルバムです。ルーツ・レゲエから00年代のデジタル/ニュー・ウェイヴをつなぐダブ・リズム一本勝負。完全ダンスホール仕様ヘヴィーウェイト必殺スペシャル集!.
ハードでキラーなモーラム/ルークトゥン連発の秘密兵器。スリン・パクシリの秘蔵っ子、<グレードAの男>ことソンタヤー・カラシンさんの男性時代のベスト選がエムのタイ音楽アーカイブに登場。アンカナーン・クンチャイの「イサーン・ラム・プルーン」(1972)を作ったタイ東北地方イサーンの名プロデューサー、スリン・パクシリが手塩にかけた歌手で、女性モーラム歌手パイリン・ポーンピブーン(エムより既出)と対になって活躍した“男子”アイドル。全曲世界初CD化!.
ハードでキラーなモーラム/ルークトゥン連発の秘密兵器。スリン・パクシリの秘蔵っ子、<グレードAの男>ことソンタヤー・カラシンさんの男性時代のベスト選がエムのタイ音楽アーカイブに登場。アンカナーン・クンチャイの「イサーン・ラム・プルーン」(1972)を作ったタイ東北地方イサーンの名プロデューサー、スリン・パクシリが手塩にかけた歌手で、女性モーラム歌手パイリン・ポーンピブーン(エムより既出)と対になって活躍した“男子”アイドル。.
スティール・パン+ディスコ+ダブ! 1970年代末イギリスで結成されたアフリカン/カリビアン多国籍バンド、スティール・アン・スキンの音源をコンパイルし、2008年に世界初アーカイブとして発売したのが本CD。このCDのもうひとつの目玉は、グループの活動を追ったドキュメンタリー映画『スティールンスキン』(1979年、監督:スティーヴ・ショウ)で、そこには荒廃した70年代後半のイギリスの模様、なぜバンドを結成し活動するのか、という切実な事情が明かされる(爆撃を受けたようなリバプールの映像は必見!)。印刷物も修正・刷新した2021年新仕様です。.
タイの大スター歌姫、あのシリポン・アムパイポンが在籍したモーラム楽団の名盤! ヒップホップ顔負けのリリックでイサーン人の心情をぶちまけた80年代興行モーラムのキ・ラ・メ・キ ショーケース !! 当時、数百万本を売り上げたというカセットテープ時代のモンスターヒットである。コーシン&カノーンサックによるクリスタルキング アリス系の最強チューン「俺たち兄弟、都会を行く」を筆頭に、モーラムのブラザー&シスター4人で現場なダンスホール・モーラムに徹し、イサーン最下層の悲喜こもごもをラムした歌詞は必読。また、ワールドミュージック・ファンの注目はなんといってもシリポンが在籍していたことで、彼女の幻のデビュー曲「モーラム娘は愛を待つ」をここに収録! シリポンをはじめ関係者取材をもとにしたおなじみSoi48の解説と全歌詞日本語・英語訳を掲載。堂々世界初CD化。.
エムと京都メディテーションズの(約2年越し)コラボ・リリース第二弾。インドの魔法の笛吹き、T.R. マハリンガムの続編で、ほとんど誰も聴いたことのない1940年代 50年代のSP盤音源集。カルナーティック音楽ファンのみならず音楽探究リスナー待望の「超」の付く貴重音源だが内容も尋常ではない! 南インド伝説の神童と言われた音楽家の幻のSP録音をコンパイルした奇跡の復刻です!.
em Recordsがサーフ・ミュージックの認識をとらえなおす「水中シリーズ」第4弾! オーストラリア60年代サーフィン映画のカクメイといわれた「エヴォリューション」のサントラ楽曲を中心に構成されたファースト・アルバム。サーフ音楽史上唯一無比のサーフィン・アシッド・ロック・バンドの演奏は破壊力十分! アルバム未収録のEP曲も収録。.
いつか名付けられるかもしれない日本の2020s音楽シーンの<今>。『S.D.S』はハイプの通用しないプロデュース現場に流れる<空気>のパッケージを試みる。17人のクリエイターと3人の裏方達の手になるセルフ・プロデュース作品12曲を収録し、うち8組がフィジカル・リリース経験なし、VINYL版は12人が未経験という、サブスク/DL/YouTubeで音楽体験をしてきた世代の作品集。あらゆる音楽言語が交錯し、評論家を煩わせるような作品だらけだが、このアマルガムこそがリアリティの核心だ。.
このギターは未来と過去、異国と日本、自分と他者の亀裂から聞こえて来ます。ノアルイズ・マーロンタイツのギタリスト、武末亮のソロ音源、ついにリリースです。こちらはCD版。「音楽を奏でるとき、人は自分の芯にある幹に無意識に尋ねる。尋ねるという行為は、電気信号となって神経系統を駆け巡り、瞬発的に 紡ぎ出される。もしくは滲み出てくる音がその人が持っている音だ。この幹にとっての栄養分は、音楽であったり、映画であったり、本であったり、 人も仲間も、と様々。ギタリスト武末亮としての自我は、何年もかけて形成されていった。」(森田文哉/ノアルイズ・マーロンタイツ).
EM + Soi48のタイ音楽シリーズにタイ音楽界の生ける伝説、スリン・パークシリの<仕事集>が登場。コクソン・ドッド、服部良一、フィル・スペクター、テオ・マセロetcとも比肩すべき音楽人であるスリンは「キング・オブ・インターナショナル・ソング」という異名を持っていますが、それは今回紹介するタイの国民的音楽ルークトゥンで彼がプロデュースした作品群から付けられたもの。ルークトゥンは歌う題材=歌詞が重要なジャンルで、それさえ担保されていれば音楽はぶっちゃけなんでも良し。要は面白けりゃいいのだ!というどん欲なまでの雑食性があり、その前衛で<攻めた>のがスリン・パークシリです。.
日本に細野晴臣、ジャマイカにソニア・ポッティンジャーやハーマン・チン・ロイがいるように、タイにはスリン・パークシリがいる。彼がプロデュースした現代モーラムの宝物を詰めた世界初コンピレーション。Soi48とエムのタイ音楽アーカイブ・シリーズ立ち上げ時から目標(野望)に掲げてきたスリン・パークシリのモーラム作品集で、シリーズ中、最大ボリュームでお届けするタイ・イサーン音楽のある意味、究極的なアルバムです。36ページのブックレット付!.
俚謡山脈監修の民謡シリーズ第三弾、今度は群馬だ!異常なブースト低音と歪んだ木霊が渦を巻くヘヴィーウェイト盆踊り決定版「木崎音頭」を、現地保存会のオリジナル版と当世TRAP版の新旧ダブルでリリース。これで貴方の民謡観が覆る!? 木崎音頭保存会の協力の下、盆踊りの夜の喧騒を閉じ込めた昭和55年と56年の現地録音版をリマスターして収録。そこに新しい試みとしてクラーク内藤による新録の木崎音頭を併せて収録しています。伝統スクラップ&ビルド!.
今度は東京だ! 俚謡山脈監修の民謡シリーズ第四弾は芸能「おしゃらく」のレジェンド録音。明治生まれの芸達者・名人達による圧巻のパス・ザ・マイク民謡セッションまでも収録したCD2枚組全28曲。このイイ声、イイ唄の大洪水を浴びれば貴方は自然と言ってしまうだろう「ジジィババァの芸は最高だな!」。.
オーストラリアの詩人、ビート/アウトサイダー伝説、ピップ・プラウドのアンソロジー『ア・フレイング・プレイス』(2014年6月em recordsより発売!)よりの先行シングル・カット! かつて「地球の反対側のシド・バレット」とも云われた豪州の詩人/SSWの激レア曲カップリングです。アナログ盤7インチのみ! レッド・ヴィニール。.
「Light Wave」に続くエムのJ-Indie popは、時代の空気と関係のないHYPEなポップスを追求する5人組、バンクのNEWアルバム。正に「渋谷系」の当事者、ブリッジ、ラブ・タンバリンズ、アーチという伝説的バンドを経たミュージシャン等によって2006年に結成。奇妙に心地よい都市的グルーヴ感も魅力です。6曲入りミニアルバム。.
クラブでもノイズでも隔てなく活動してしまう希有なデュオ、Rie LambdollとMAYUKoの電子音楽ユニット、シンセ・シスターズ待望の新作。自由度の高い電子音素描集といえる前作『Aube』(2014)から一転、この『Euphoria』は、特定のイメージ(Euphoria)を主題にシンセとヴォイスのみで造り出されたトータル・アルバム。と言っても、アンビエントでも癒しのニューエイジ音楽でもメディテーション音楽でもない。プログレでもなければヴェイパーウェイヴでもテクノでもない。これは2020年代を目前にした今、アンダーグラウンド発の、ニッポン・シンセミュージックの深化を証明し、未来を切り開く音!.
何よりも鮮烈なエレクトロ・アコースティック・コンポジション。ネット空間に生成された音楽土壌に育まれた新世代の才能、Takaoが発表する脅威のデビュー・アルバム。「このアルバムには黄金色の海が広がる。僕にとって、その新しい音楽の海には、吉村弘、芦川聡を初めて聴いた時の感覚だったり、あの時のNuno Canavarroの質感、晩年のRobert Ashleyの構造にもたどり着く。音楽の深海へ、時空を超える面白さ。Takaoの秘めた好奇心にリスペクト。」(蓮沼執太 / em recordsサイトより).
リリース30周年記念エディション。ダン自身による秀逸な解説を日本語訳で掲載し、オカルトと混沌が渦をまくこの傑作をアーカイブ。ポスト・ケージ世代のアメリカの作曲家/サウンドアーティストのデヴィッド・ダンは、音響生態学・生物音響学の第一人者で、ICCでの展覧会「サイレント・ダイアローグ」(2007)でもレクチャーを行ったその筋の最先端。デビュー作『天使と昆虫』(1992)は、超自然的な天界の天使の名前と、自然界の水中に棲む昆虫という、二つの極端な世界とのコミュニケーションに焦点を当てた驚くべき包括的なアルバムである。.
スタジオ<ICECREAM MUSIC>を稼働、世界が待っているバンド、ゴート(goat)や「GEIST(ガイスト)」「Virginal Variations」といったプロジェクトを抱え、このところ本当に多忙な音楽作家、日野浩志郎のソロ・プロジェクト。emでの第二弾リリースが本作『Be A Little More Selfish』です。ヨーロッパのDJに歓迎されそうなYPYらしいハードな曲、新境地アフロでアンビエントなパーカッシブ・チューン、ホームリスニングBGMっぽい曲からイマイチよく分からん曲まで諸テイストが混在するが、YPY最大の魅力である地下ライブ感はそのまま!.
em Recordsプレゼンツ・ヨシ・ワダ第三弾! フリージャズの名門、ドイツFMPから84年にリリースされたセカンド・アルバム! 実験的なドローン演奏から、集団による即興演奏にシフトしていった時期の彼の音楽活動を記録した貴重な作品です。前後半20分超のオリジナル作品に加え、ボーナス音源としてさらに27分の大曲を追加しています。.
ニューエイジ・ミュージック的な作風のDolphins Into The Futureをはじめ、複数の名義で活動しているベルギーの作家、リーヴォン・マーティンス・モアーナが本名で発表するアルバム。この『Three Amazonian Essays』は、スペインの伝説的スタジオ・プロジェクト、フィニス・アフリカエによるアマゾン探検を題材にした名盤『Amazonia』(1990 年) を丸ごと音素材として使用し、別のアマゾンを抽出しようとする試みとのこと。副題に湯浅譲二、武満徹、アイヴスへのデディケーションがあるように、これまでのクラブ寄りの視点からでなく、クラシック 現代音楽と捉えた方がしっくりくる作品といえます。.
em Recordsプレゼンツ・レゲエ! リー・ペリーのファンも唸らせるきらめく変態センスの新型ヘヴィー・ラヴァーズロック! ブレンダ・レイのファースト・ソロ・アルバム! ジャマイカのレゲエ・レジェンド達が演奏した70年代ルーツレゲエの渋いヘヴィーリディムに、様々な楽器とセクシーでキュートなウィスパリングヴォイスをオーヴァーダブ。ダブの手法を発展させ新しい世界を創造した問題作かつDIYレゲエ大傑作! .
アルゼンチンのマルチ・インストゥルメンタリスト作家、エミリオ・アロが「架空の部族の奏でる音楽を空想する」というコンセプトで結成した5人編成のバンド、クラン・カイマンのセカンド・アルバム。本作でもカリンバを改造したアロの創作楽器<カリンバフォン>がアンサンブルの要。気を引く派手な編曲や和声進行上のクライマックスを捨て去った上でのメトロエスニシティー感覚が、その演奏の音場には怪しい生暖かさと催眠性が充満する。.
独の奇才コンポーザー/プロデューサー、Don't DJ最新作。テクノ・サンラー?アングラYMO? 超空間世界をテーマにした実験エスニック・エレクトロニクス・テクノ・エキゾ・ミュージック。サン・ラーの名盤『Space Is the Place』(1973)にちなんだと思われる題名が示す、超空間世界をテーマにした両A面のミニ・アルバム!.
スペインのNEW WAVE バレアリック NEW AGE プログレッシヴ・ミュージックの奇跡、フィニス・アフリカエの最高傑作を数々のご要望にお応えして単独発売。ひたすら浸るスピリチュアルでアフロでアンビエントなオーガニック・サウンド!!! 沢山のヨーロッパやアフリカの楽器を操って大半を一人で多重録音し、風雨、鳥や虫や生き物の自然音を組み合わせて制作した本作は、ミステリアスな雰囲気と神秘的な気配を見事に表現。彼独特の有機的なグルーヴ感覚も非常に心地よい、その名にふさわしい代表作。.