【曲目】A Million To One / You Make Me So Mad / Something's Missing / The Look Of Love / New Dance Craze / Windows Of The World // Bad News / Tell Me Who / Under The Spell / Find Me / I Remember You
すぐれたジャズドラマーでありつつ、シンガーとしての魅力も味わい深い。グラディ・テイトを歌でプッシュしたのがゲイリー・マクファーランドのSkyeレーベルでした。その時代の名唱をまとめた歌のベスト・アルバム。洗練されたバッキングで歌われる名曲の数々、男の渋みにおぼれたいと思います。「Suicide Is Painless」は必聴。.
心優しきソングライターの心優しき歌。マニアックに語られる機会がないため、この人の本当の魅力を見落としていたような気がします。ほろ苦さや切ない思いが甘やかなカントリー風味に包まれて。なにしろ全曲アレンジはニック・デカロだったりします。初期ジェームス・テイラーや「Hosono House」好きなら思わずぐっとくる名アレンジもあちこちに。とにかく曲良し。「My First Day Without Her」聴いて唸ってしまいました。.
収録曲・データ
【曲目】California Memory / My First Day Without Her / Living Every Man's Dream / Like Old Times Again / Roses And Love Songs // I'll Still Love You / Where Do I Put Her Memory / Coming Apart / The Need To Be / You Are A Song
Skyeレーベルでのガボール・ザボとの共演盤を経て、さらにコンテンポラリーなサウンドに挑んだアルバム。リチャード・ティー、チャック・レイニー、エリック・ゲイルなどNY組に加え、ピアノでダニー・ハサウェイも参加。レオン・ラッセル、ポール・マッカートニー(「Maybe I’m Amazed」!)、ニルソンなどの曲を採り上げています。ファンキーなナンバーにもびっくり。ひときわ目を惹くのは「More Today Than Yesterday」!.
収録曲・データ
【曲目】Feel So Good / A Song For You / Maybe I’m Amazed / Being Green / Your Song / Mother Time // I Wouldn’t Have You Any Other Way / Only The Moon And Me / More Today Than Yesterday / Think About Your Troubles / Nature’s Baby
ゴルゴーニ・マーティン&テイラーでの活動を経て、ようやくリリースされたファースト・ソロ。すでにソングライターとしての名声があり、シーンの大物として知られていたのに自分の名前で出したアルバムは初めてなのでした。メリリー・ラッシュに提供した名曲「Angel Of The Morning」自演版をはじめ、淡いテイストながらチラリと生き様が見え隠れします。このアルバムをひそかに愛する人が多いのもうなづけますね。.
【曲目】What Have They Done To My Song Ma / Here’s To You / How I Always Want To Love / Wig Wam / Gloria / Largo Of Haendel // Mammy Blue / Two Friends From One Love / El Condor Pasa / Adagio Of The Pethetic Sonate Of Beethoven / The Black Eagle Dedicated To Laurence / Modinha
ホワイト・ドゥーワップからスタートして、60年代末に見事にソフトコーラス・グループへと成長。ジョニ・ミッチェルの「Both Side Now」など、同時代の名曲を爽やかなソフトロック感覚のハーモニーで表現します。自身のスタイルに十分に引き寄せているだけに気安くカバーという言葉を使いにくいですね。白眉はトーケンズ版「Don't Worry Baby」!.
全米4位の大ヒットとなったメロウ・ディスコ「More, More, More」が当店でも人気のウィスパーヴォイスシンガーにして元ポルノ女優アンドレア・トゥルー率いるユニットのセカンド・アルバム。後にホイットニー・ヒューストンの楽曲も手がけるマイケル・ゼーガーがプロデュースしたリード曲「What’s Your Name, What’t Your Number」が絶品。ルー・リード「Sally Can’t Dance」のカヴァーも、彼女が歌うとオリジナルよりも艶やかに。.