インドジャズ! 欧米で流行したシタール入りのラーガ・ジャズとは完全に一線を画する正真正銘の60年代インド産ジャズが登場です! 南インドの古典音楽であるカーナディック音楽の厳密な音楽形式をそのまま用い、インド古楽器、打楽器を大胆に導入。演奏者は全員インド人。それでもジャズを目指した奇想音楽家の一大冒険タペストリー!.
遂に遂に遂に ! EM + Soi48 タイ音楽アーカイブにタイ芸能界に君臨するアイドル・モーラムの元祖、バーンイェン・ラーケンが登場! バーンイェン・ラーケンは現在も全盛の女性マス・アイドル・モーラムという存在を築き上げた第一人者で、60 年代後半からアンカナーンやホントーン等含む数多の歌手の目標になったスーパースター。今回は彼女が最も猛威を振るった70 年代の革新的モーラム&ルークトゥン作品をコンパイルし、ド派手でアップな曲からしっとり歌い込む渋い曲までバランス良く配分。バーンイェンの生来の才能である歌の巧さに焦点を当てた「聴き込める」ベスト盤に。選曲・解説・装丁はもちろんSoi48!.
名盤『イサーン・ラム・プルーン』に続く二度目のビッグバン、アンカナーン・クンチャイ幻の2ndアルバムを正規ライセンスで発売! ポコラ本掲載(五つ星)でサイケ・コレクターにも知られる本アルバム。「イサーン・ラム・プルーン」(1972) 大ヒット後、人気絶頂となったアンカナーンが、自ら組織した楽団で興行した時代の重要作品。自身の楽団でアルバムを作れる歌手は少なく、その点でも大変珍しい。内容は様々なモーラム型をやった1st アルバムを踏襲しつつ、当時最新のルークトゥンを歌ってよりポップス化しているのが特徴で、惚れ惚れする抜群の歌唱力は1st以上。録音は1977-79年頃。こないだの来日公演目撃できた人がうらやましい!.
エム+Soi48のタイ音楽アーカイブ・シリーズにいよいよ「ルークトゥンの女王」プムプワンが登場。没後25周年の節目で登場する本作は世界初CD化、かつプムプワン作品自体が本邦初の公式リリースという二重の<事件>。今回登場するのはキャリア全盛期の80年代半ば、名手ドイ・インタノンの指揮で制作されたオリジナル・アルバムで、トータル・プロデュースされた内容には格別の存在感と価値があります。タイ音楽必聴・必携盤! .
1978年インド産、超オブスキュアな激烈インディアン・ファンク! 総勢16名の楽器奏者たちが、電子楽器に伝統的打楽器入り乱れで、マントラも炸裂させながら恍惚の境地へと突入するものすごいサウンド! 何のために作られ、聴く者をどこに連れていこうとしたのかすら定かでない、永遠に解けない謎が刻まれた強烈な一枚です。.
トンファド・ファイテッドはピンやケーンと共にタイで古くから親しまれる楽器ソー(Sor: 2弦ヴァイオリン)のナンバーワン名人であり、生涯をモーラムに捧げたソー・マスター。しかし米モータウンにおけるファンク・ブラザーズのごとく、タイの歌謡曲で楽器奏者が前に出てくることはまずなく、ミュージシャンは歌手の背後にいる「陰」の存在。その中で例外中の例外といえるのがこのトンファドであり、楽器奏者としてリーダー・アルバムとシングルを発表した希有な存在。しかし、ただでさえ珍しいモーラムの<インスト>録音のうえに当時の流通枚数も少なく、今や幻の作品となっていた貴重録音を復刻!.
ワールドミュージック・ファン、辺境系レアグルーヴDJがもっともリリースを望んでいたイサーン(タイ東北部)のルークトゥン歌手、ダオ・バンドンのベスト盤! 今やダンスミュージックとして全世界のコレクターの注目を浴びるタイ音楽。野太いビートにキラーなブレイク、そして独特の声と節回しが特徴のダオ・バンドンの音楽は、一度聞いたら耳にべっとりくっ付いて中毒になる魅力を放っています。選曲・解説はSoi 48の全12曲。.
EM + Soi48のタイ音楽シリーズにタイ音楽界の生ける伝説、スリン・パークシリの<仕事集>が登場。コクソン・ドッド、服部良一、フィル・スペクター、テオ・マセロetcとも比肩すべき音楽人であるスリンは「キング・オブ・インターナショナル・ソング」という異名を持っていますが、それは今回紹介するタイの国民的音楽ルークトゥンで彼がプロデュースした作品群から付けられたもの。ルークトゥンは歌う題材=歌詞が重要なジャンルで、それさえ担保されていれば音楽はぶっちゃけなんでも良し。要は面白けりゃいいのだ!というどん欲なまでの雑食性があり、その前衛で<攻めた>のがスリン・パークシリです。.